今年初めて友達と行ったキャンプでもあります。
ソロキャンプばかりなので二人となると、相手の事も気を配らなくてはならないし大変な所もあるのですが、総じて楽しいものとなります。
この日は雨が降るかもという予報で行ったのですが、山をグイグイ登って行くと完全な霧で辺りが包まれて、せっかくの景色が何も見えなかった。
僕らが行った時には誰もキャンプをしている人がいなかった。
管理棟の中にいた人もシンプルな机とその上に灰皿が一つ置かれた簡素な部屋でヒマそうにしていた。
ここのサイトは3段になっていて、一番人気は上段の周りが笹の葉で囲まれたプライベートスペースだ。
誰もいないから場所は選び放題で、天気が悪いが一番良い場所の一番上をとれたのがせめてもの慰みだった。
駐車場からの距離、と言うよりも上まで登るので荷物は二人で何回かに分けて往復した。
荷物が運び終わってまずタープから建てようと思ったら、けっこうな雨が降ってきて、かなり急いだ。
昨日の記事で古山貯水池自然公園オートキャンプ場での雨ほどではないが、今回は建てる所から雨という新しいアトラクションが追加されていた。
とにかくタープさえ建ててしまえば濡れずに済む。
急いだ割にはしっかりとロスなく建て終えた。
でも服がけっこう濡れた。
ここでこのキャンプを中止するという手もあったのだが、ここまで車来るのも時間かかったし、荷物も運び終わった以上後ろにひくより前に進むしか気持ちがなかった。
そして今回は今年僕が新しくテントを買った事もあり、以前のと合わせてソロ用のテントを2つ建てた。
一応5〜6人用のテントもあるのだが、寝床は別々にした方が気を使わないので楽だ。
しかも大きいテントより保温性が高い。
組立や片付けも僕は大掛かりな大きいテント一つより二つの方が楽なような気がします。
二つのテントはタープの外にペグを打たずに出して、夕食の準備をしてきた。
夕食と言ってもまだ3時くらいだったので、とりあえずビールを飲みながらジンギスカンをやった。
そのうち雨が一層強くなってきて、風も混じってきた友人が背中が濡れると言ったのでブルーシートを一つタープの片方に張ってフタをする感じにした。
もうこうなるとほぼ家に近い感じになってきた。
その後は簡易式の薫製をつくるキットでソーセージやらチーズ、鮭の切り身などを薫製にした。
友達は焼酎の梅割りばかり飲んでいた。
雨の音もあるし、僕らの後も3組くらいしか来なかったので音楽をかけて過ごした。
だけど一番下の炊事場に陣取っていたチベットの大家族が暮らすようなでかいテントからは僕らいる一番上の場所まで音が聞こえてきてうるさかった。
しかも雨が降っているのに。
近づいてみた訳ではないが相当な音だったと思う。
夜はかなり寒くなってきたので、重ね着をして貼るタイプのカイロを体中につけた。
雨は少し収まったがテントは二つ少しはみ出る感じでタープに入れて寝た。
雨も風も少し強くなってきて気分的には遭難している感じになったが、一人ではないので不思議と気にならなかった。
次の日は朝飯も簡単に済ませて雨もまだ小ぶりの中、撤収した。
車に荷物を詰め込んでいると昨日泊まったキャンパーのうち2組は登山に出かける所だった。
そうかここは早朝登山をするために利用するのか。
もう一組みの爆音でうるさかった大テントからはひげ面の熊見たいな男が出てきた。
一応、すれ違った時に挨拶程度で頭を下げたが無視された。
キャンプ場を出るとすぐ横に有名な五色温泉がある。
朝もまだ早かったので貸切状態だった。
友人が広い露天風呂をスイーと泳いだ。
温泉も近くにあるし、最盛期は混みそう。
でも天気のいい時にまた来たいなと思わせる場所だった。
今回は天候が不純だと作業の量も倍になり、画像を一つも撮れなかった。
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