2014年5月30日金曜日

オーネット・コールマン

ジャズと言えば即興あるいはアドリブが醍醐味ですが、中でもオーネット・コールマンが一番次にどんな音色が出てくるのかハラハラします。






















「at The Golden Circle」というアルバムはストックホルムでのライブ音源なんですが、出す音出す音が毎回オリジナリティに溢れていて湯水のごとくわき出します。
ハラハラするとはもう録音された音源なのに、どっかで迷いが出て止まってしまうのではないかと思ってしまうからです。
ほんの少しだけ考える間はあるものの最後まで同じメロディーを吹かず、緊張感と美しさがあります。

この時期のオーネットコールマンは商業的に失敗しつつあったそうです。
それがこのアルバムで見事に復活したそうですが、商業的な失敗はわかるような気もします。
いつだったかテレビで昔の映像を見たのですが、「犯罪にならないのだったら新しいものの為に何だってやる」と眼光するどいオーネットが言っていました。
僕はその若い黒人の野心が忘れられず、時たま思い出しては熱いものを感じます。
だけど当然あまりにも実験的な事ばかりやっていたのでキャッチーさがなくなり、それが商業的な成功に結びつかなかった。

このアルバムはその実験的な彼の芸術が商業的なプレッシャーから解放されて昇華したものです。
音だけはなく何か生き物を閉じ込めたっていうCDです。

2014年5月29日木曜日

自転車通勤

朝、自転車で通勤してみました。
今の季節はまだ暑くもなく寒くもなくなので、一番いい時期です。
ちょっと考え事をしながらこいでいたら、あっという間に会社に着いた。

乗った瞬間、日曜日にのった時のケツの痛みがあって、1回しか乗ってないのにこのヤワなケツはどうしたものかと考えます。
基本的に歩道を行きますが、路側帯で走ると感覚的に1.5倍速さが違うように思います。




普段自分が車を運転している時は自転車が邪魔だと思っているので、たまにおおげさに離れて僕を避けていく車など、「危ないよ、できれば走らないでね」と言うメッセージに聞こえます。

2014年5月28日水曜日

カープファン

今年は広島カープが調子よく、現在首位を独走しています。



僕は小学生の頃からのカープファンでして、理由は初代ファミスタでカープを使っていたからです。
その時のデータは山本浩二と衣笠祥雄は年齢的に落ち目で、次世代の髙橋よしひこや正田が台頭し始めた頃でした。


まあ、この二人はレジェンドオブカープなので、未だに別格扱いです。
当時テレビ中継は巨人戦以外やらなかったので、ラジオでよく試合を聞いていました。
衣笠の引退試合はベータのビデオテープで録画したのを覚えています。


その時活躍していたのがこの3人。
髙橋義彦、正田耕造、山崎隆三です。
短い期間ですが、1番 山崎、2番 正田 3番 髙橋、という並びが好きでした。
この3人なんと全員がスイッチヒッターなのです。
つまり右でも左でも打てる両打ちの選手です。
全員足も速く、打率も高い。
正田は首位打者を2回もとって、山崎も安打製造機と言われるくらい3割台を何年もキープしました。
中でもヨシヒコはすごく格好良く、女性ファンも多かったです。
当時若くて流行作家だった村上龍が「走れタカハシ!」というヨシヒコが必ず話にからんでくる短編集を出していました。
僕はヨシヒコが特に好きで、足が速いのにホームランも良く打つのが気に入っていました。



そして次の世代はこの4人。
前田なんかは浩二、衣笠と同じくらいレジェンド化しました。
タイトルこそとらなかったものの、ほぼ毎年3割を打ち続け、ホームランも20本をコンスタントに打っていました。
緒方もトリプルスリー3割30本30盗塁達成したり手がつけられなかったし、江藤はホームラン王2回、金本は広島時代は打率が少し低くホームランを20本打つような選手でしたが阪神に行ってさらに覚醒と、この4人がいて優勝できなかったのは不思議です。


そして現在はこの4人が支えています。
本当はこの世代の前に栗原や東出、西山と言った暗黒時代を支えた選手もいます。。
今は入れ替わりが激しいので誰がと言う事もあまりないんですが、ピッチャー陣が優秀なのと当りの助っ人外国人をとったのが大きいです。
そして











この全ての時代に共通しているのが現在監督の野村謙二郎です。
選手時代は走攻守三拍子そろったユーティリティープレイヤーで、顔も格好良く時代が時代だったらメジャー挑戦もあったかもしれない人でした。
指導者としても山本監督の下で十分に経験を積み、カープが至宝の様に大事に育てた人物です。
それが今年実りつつあるのは日ハムに浮気をしていまっている僕でも感慨深いです。
そして現在のカープの中で唯一1991年に優勝経験のある人です。
この人が監督をやめる時がまた一つの歴史が終わるのだと思います。

投手については似顔絵をもう描きたくないので語らないようにしました。
津田、北別府、大野、川口、佐々岡、黒田あたりが頭一つ出ています。



















2014年5月27日火曜日

西部劇

ツタヤで適当に本当に適当にDVDを借りて映画を見ています。



今回、西部劇が適当に選んだもの中に入っていて、もちろん白黒の映画なんですが西部劇の映画を見るのは初めてでした。

「拳銃の街」という作品で、とにかく話がわかりづらかったです。
台詞回しもすごく速いし、場面の切り替わりも早送りしているように雑なかんじです。

でもジョン・ウィエンという名前だけは知っていて、見ている時はわからなかったのですが、後から調べて「ああ、あれがジョン・ウェインか」とわかりました。
この主人公だけは際立って格好良く、男の格好良さを全て凝縮したような感じです。

ストーリーよりも本当に昔のアメリカはこうだったのかと歴史的な興味の方がありました。
馬は本当に人馬一体と言う言葉通り、自転車を乗るように気軽にそして自由自在に操るので驚きました。
今の映画であんなにうまく操って見せる事のできる役者はいないと思います。
そんな日常の生活にかかせない馬は話の中でも出てきますが、本当に貴重なもので馬泥棒は特にすごく罪が重かったそうです。

そして、もちろん銃が出てきます。
あんなにみんなが手軽に銃を持っている日常ってどんなのだったのでしょう。
拳銃は銃口を向ければどんなに弱いやつでも立場が上になるという大革命をもたらせました。
これは人間の価値観や歴史を大きく変えたものだと改めて思い知らされます。

この映画、日本では終戦の9ヶ月後に初めて上映された映画だそうで、映画館は超満員で熱狂したそうです。
よくこのわかりにくい話を理解してたなと思います。

ジョン・ウェインの役は女に媚びず、でもしっかり好きだと言う所が日本男子にない新しい男の格好良い価値観があります。
また違うの見てみよう思います。

2014年5月26日月曜日

そば好き

重い腰を持ち上げ、ようやく自転車を出して試し乗りをしました。
軽く流して会社まで行き、新しい住所からどれだけで着くのか計りました。


帰り道いつも気になっていた小さい店がまえのそば屋さんに寄りました。
かれこれ十何年も見ているけど車を停めれる場所もよくわからいし、気軽に歩いてくる所でもないので来れなかったのです。

中には店主とパートの女性がいて2時にはパートの女性も帰ってしまいました。
そばの方はそうめんかと思うほど細いんですけど、しっかりコシがあってモチっという感触もありすごく美味しかったです。

まるたけライン
★★★★★★★★★
星9です。







食べ終わると店主が出てきて、お味どうでした?と言うので、細いのにコシがあってすごく美味しかったですと答えると、スイッチが入ったのかこだわりの製法を語ってきて、とにかく話が終わらなかったです。



感心してそばの話を聞いていると本を出してきて、最初のそば粉の成り立ちから麺打ちまで図解入りで説明し始めたのです。




そこで終わるのかと思ったら、店の奥まで連れて行かれ、実際に使っている道具の説明も丁寧にしてきます。
とにかく相づちのタイミングを失うほど矢継ぎ早にしゃべってきます。
そば包丁は刻印入りで10万したとか、棒の長さや台の奥行きは90cmで、そば生地も90cmを4つにたたむと大体そばの適正の長さ23cmになるとか、、


秘伝のタレは継ぎ足し継ぎ足しで、瓶で寝かせてできるまで1ヶ月半かかるとか、そば粉はどこどこの物(忘れたが道内産)で、実際に粉だけでぎゅっと握ったらあるていど固まるほどで、



それは石臼挽きとこのそば粉だからできるとか、他にも書ききれないほどありとあらゆる事を教えてくれました。
しゃべるほどに目が生き生きとしてきて、全ての工程にこだわりがあり、話は面白くてシンプルながら奥の深いそばの世界を教えてくれました。

作業場や調理する器具などは整理整頓がされていてすごくキレイです。
掃除がまんべんなく行き届いている感じで、これにも感心しました。




あそこまでこだわりを聞いたので、すっかりそばの見方も変わってしまって、メニューにはない田舎そば(2人前950円)を持ち帰りで買いました。
1,000円札を渡したのですが、店主はずっとしゃべっていて話に夢中だったのか、おつりの50円をくれませんでした。

でも壁に「そば教室(有料)」と言う文字があったので、たまに主婦向けに教室を開いているんだとも言っていたから30分ほどの教室代と思い何も言いませんでした。

店主が「いや〜、僕はそばの事が何から何まで本当に好きで〜、そばに関する事なら何でも教えたくなってしまうんです〜」
と言ってきたのには少し笑ってしまった。
いや、いいんです。
むしろ当然です。
大好きって素直に言えるのは、羨ましいのと何か少し可笑しかったです。

だけど好きになれる事は大事だと思いました。
技術うんぬんよりも好きでいられる様に努力する事が、何より最初にやらなけばならない事かも知れません。


家に帰って夕食は買ってきた田舎そばです。
ご主人のこだわりで田舎そばでもこの細さです。
(ちなみにこのネギとワサビのこだわりもかなり言っていました)

茹で時間はきっかり1分20秒とすごく念を押されました。
固めが好きなら1分15秒でもいいと。
茹で上ったら氷水に入れて締めてくれとも言っていましたが、僕がやると時間もグダグダになり、そんな5秒の差で語られる繊細な世界とはほど遠いものでした。


でも、おそばは美味しかったです。
茹で時間はめちゃくちゃになりましたが、そんなに失敗しなかったと思います。
だけどきっとあのご主人が食べたら違いがわかるのでしょうね。
また行ってみたいです。

















2014年5月23日金曜日

何らかのバトル

車を車庫に入れる時、いつも停めてある自転車に迷惑しています。
そもそもここに自転車を置いてはいけないのです。



バックで車庫入れすると車の先端がいつも当りそうなので、
逆の壁の方へと自転車を移動させます。


ですが次の日また元の位置に置いてあります。





だからまた自転車を移動するのです。
何故かたくなに、この自転車の持ち主は反対側に置いてくれないのか。

それとも、もしかしたら何らかのバトルが開始しているかも知れない。
何度か繰り返して明らかにバトルが勃発しているとなったら、それはそれで管理会社に言わなくてはならない。
面倒くさいなぁ〜。









2014年5月22日木曜日

無印鳩時計2

無印の鳩時計を使いだして1ヶ月くらいになります。


いつも元気に「パッポッ!」と鳴く鳩ですが、


利口な事にセンサーが反応して部屋が暗い時には鳴かない様になっています。
鳴く時間になると「カチ」と音がするだけです。



時間のよって鳴く回数が決まるので、12時には深夜だと言うのに12回鳴きます。
たまに本を読んでいていたりする時に12回も鳴かれると、ちょっとうるさいなぁ〜って思う時もあります。
そして鳴く回数が多いほど鳩が生き生きとしているようにも見えるのです。



ですが12時前に寝に入って電気を消してしまうと、隣の部屋から「カチ」と言う音だけ聞こえます。
眠りそうになりながら「鳩のヤローきっとウズウズしているに違いない」とほくそ笑むのです。








2014年5月21日水曜日

愛想が悪い

いつも利用しているコンビニの店員がすごく愛想が悪いです。


新しく引っ越してきて最寄のコンビニの当りハズレはあると思いますが、毎回こんなに愛想がよくないのならハズレだなぁ〜っと思っていました。

でも別にそんな事よりアパートから一番近いのでやっぱり使用頻度は高いです。
それにもう、そんなのはいつも行っていると気にならなくなりました。

ですけどワールドカップが近い事もあって、店員の制服が日本代表のユニフォームに変わったのです。














当然の愛想のない店員も着なければならず、すっごい照れくさそうに業務をこなしていました。
いつもよりうつむき加減で明らかに様子が違います。

日頃の愛想ない態度をされたのもこれでチャラになったのと、何か勝った気分になりました。























2014年5月20日火曜日

自分より強すぎるヤツ

最近流れている小栗旬が桃太郎役で出ているペプシのCMが好きです。


音楽もいいし、衣装のデザインなど全てにおいてハイセンスです。
物語としては桃太郎がまだ猿や犬、キジを連れて鬼が島に行く前の話だそうです。



一度、鬼にやぶれて修行による努力で再度チャレンジするという、太古の昔から語り継がれる話の流れです。
技を教えてもらうのはあの宮本武蔵。
初めは師匠の前に負けてしまう桃太郎ですが、頑張って互角に渡り合える様になる。

ですが、





























この鬼には剣技をみがけば勝てるというものではない。
おそらく師匠の宮本武蔵もこいつと戦うとは聞いていないのではないか?

鬼の方にしてもこれだけ強大な力があれば桃太郎の村なんぞちっぽけな所を襲っている場合ではないだろう。
でも、そんな余計な突っ込みを入れずにインパクトと迫力があってこのCMは大好きです。









2014年5月19日月曜日

用心棒

黒澤明監督の「用心棒」見ました。
今まで黒澤映画は「七人の侍」くらいしか見た事がなく、白黒映画という事もあり敬遠していたのです。


行きずりの侍がヤクザ同士が対立している宿場町で用心棒に勧誘される所から始まります。
侍はどちらの勢力にも取り入ってケンカをさせて潰そうと企み、結構うまく行くのですが捕まってリンチを受けてしまいます。
何とか逃げ出して、返り討ちして宿場からヤクザはいなくなったという簡単に言えばこんな話です。

話は自体は面白いのですけど、何をしゃべっているのかすごく聞き取りづらいので、ほとんど絵で話の流れを理解していました。
特に出だしの水をくれた年配の男のセリフは速い上に何を言っているのかわかりません。
主人公の三船敏郎のセリフだけすごく聞き取りやすく、そして変に演技しているしゃべり方でないので、一人だけレベルが違っているなぁと感心します。



そしてシリアスな部分とコミカルな所があり、特にヤクザのヤサ男(仲代達矢)、大男、デブなんかはあまりにもキャラが立ち過ぎて漫画みたいでした。
何か白土三平の漫画を見ているようで、もしかしたら白土三平は黒澤映画から影響受けているのかと思いきや、白土三平の方が全然古かったです。

とにかく三船敏郎がカッコイイです。
時代劇でありながらアメリカのハードボイルド小説の匂いをすごく感じます。

少しずつ他の作品も見ていこうと思います。






2014年5月16日金曜日

つまらない食卓

胃痛です。
とにかく胃にやさしさを求められてます。

去年胃炎で病院へ行った時は水を飲むのもキツくて、水が何でもなくなると次にレベルを上げておかゆを飲み込む事に苦労しました。





その状況を思うと、現在おかゆを食べるのは何でもないのでまだ大丈夫だと思っています。

毎晩、おかゆ、鮭のほぐし、納豆とコンビニの大盛りサラダで食べてます。

体重もこの3日間で1.5kg痩せました。
でもまだ83kgです。
去年の胃炎の時は73kgでした。
ブログを見ると「これから野菜中心の生活にしていこう」と締めくくってますが、そんな決意はおそらく1週間で消し飛んでいたと思います。

だかど今回は本当に野菜中心でいかざる得ないです。
ただひとつ、野菜は美味しいや不味いよりもつまらないのが進まない理由です。
だから何となく、食べながら空を見つめてモグモグする時間もつまらないです。



2014年5月15日木曜日

わかってはいるけど

自転車を出そうにも鍵を失くしてしまい、困っています。

そこで探すのですが、部屋中見ても見つかりません。


以前置いてあった場所は棚の右上だったのです。
だけど引っ越してからその場所は適当な物を置く場所になってしまいました。

無いのがわかっていながら長年その場所にあった記憶から何度もそこを探してしまいます。



日を改めても同じです。
わかっていはいるんです。
わかっていてもなお習慣の呪縛からは逃れる事ができません。

結局鍵はあきらめて新しいの買う事にしました。







2014年5月14日水曜日

BD-1出動

アパートの車庫内でやってもいいんですが、実家にわざわざBD-1を持ち帰ってチェーンとフレームの洗浄をしました。


去年はあまり乗らなかったのでチェーンの汚れも大し事ありませんでしたけど、逆にもっと乗らないとも思いました。
それでもチェーンの一玉一玉根気よく油汚れを取った。


そして新しいサドルを交換。
これはけっこう大変でした。。

以前から長距離走るのにすぐケツが痛くなり、何とかしたいと思っていました。

でもネットで買うので、届いたものの取り付ける事ができなかったがありえます。
なので一応BD-1にこのサドルを付けている人の情報を見てから買いました。


真ん中に空洞が空いていてこれで尿道を圧迫しなくて済みます。
インポ対策です。
乗ってみた感じは多分ケツが痛くなるのはどっちみち避けられないと思いました。

今年は輪行してみたいです。
最終目標は自転車旅行+キャンプです。







2014年5月13日火曜日

静かなバトンタッチ

再三このブログでも風邪をひいた風邪をひいたと言ってましたが、
どうやらこの体調の悪さは去年やった胃炎だと言う事がわかりました。

胃炎の症状を見てみると
・微熱
・悪寒
・頭痛
などで、風邪とそっくりな症状なのに決して胃が痛いとかでないのです。

ですが、今回の体調を崩した始まりは確かに風邪だったのです。
鼻水も咳ものどが痛かったのも、まぎれもなく風邪の症状でした。


ですが3週間たった今もパっとせず、おかしいと思っていたらいつの間にか風邪から胃炎に移行していたのです。
この静かなバトンタッチは症状が風邪に似ているだけに騙され続けていました。

胃薬を飲むと頭痛も少し止んで、フラフラしなくなりました。
去年あれだけ苦しんだ胃炎だけは悪化させたくないです。
体だけならまだいいですけど、会社は休まなくてはならないわ、お金(去年はトータル3万円かかった)は無くなるわで何もいいことありません。

しばらく、刺激物やアルコールは避けておかゆ生活に入ります。。。

2014年5月12日月曜日

針金から学ぶ事

実家には父さんが作ったもので溢れています。
その一つに家を囲む塀があります。



家のすぐ横が森なので、きつねやりすが庭に入らない様に部分的に金網を巡らせているのですが、今シーズンの大雪で壊れていました。

母さんから直してくれと言われたので、見に行ってみると下から太いツタが絡み付いて、一筋縄ではいきませんでした。
元々ツタが僕らが移り住むより先に生えていたのだから、切ってしまうのは申し訳ないと思ったのですが、このツタも何の植物か忘れましたが、おばあちゃんから貰った何かだと母さんから聞かされ、なおさら切る事が申し訳なく思いました。
それでも金網の塀を持ち上げなくてはならないので、ナタで切る事にしました。



ツタの根は深くて新品のナタで思いっきり何度も叩き付けても切れません。
最後はおばあちゃんの由来などどうでもよくなり、汗だくになりながら渾身の力で叩き割りました。
結局全てを切る事ができず、戦いは引き分けといった所です。
大元の根が残っているので「おばあちゃんVS俺」の戦いはまだあると思います。



そして金網を引っ張り上げ針金でとめて行くのですが、父さんのやった巻き付け方は無駄がなく仕事がきれいで、どうやっても同じ様にはできませんでした。
細かい所も要所要所で技があり、こういうスゴいことも誰に言う事もなく黙ってやっていたのだと改めて見習う所が多いです。
昔、少しは手伝ってやれば良かったと思うけど、手伝ってくれとも何とも言われなかったです。
でも、もし言われたらおそらく嫌がったとは思います。。

他にも色々と劣化している部分がありますが、帰省する度に少しずつ手を入れていこうと思っています。
針金の巻き方一つでも効率のいい巻き方や、どうしてこういう事をするのに至ったと言う考え方などをもう会う事のない父から学ぶ事はできるのです。




2014年5月9日金曜日

世界卓球

連休中は世界卓球で盛り上がっていましたが、中国の圧倒的な実力の前に日本勢は完敗でした。

明らかに実力が違うとわかるのですが、長年1位と2位の差がここまであるスポーツも珍しい。

ただ、中国のユニフォームが死ぬほどダサかったのが気になりました。
肩はロビンマスクみたいなパットが入っていて、ちょっと身を屈めるとパットが突き出てひどい有様でした。
そしてそれよりも短パンの上からヒラヒラしたスカートが余計な物のように思った。


正直言って、中国選手は石川佳純の様なかわいい選手が一人もいなくて、卓球がうまい女性と言う認識を越えるものではありません。
純粋にアスリートとして実力面からも美しいのだからヒラヒラのスカートなどつけるのは中国の選手達も酷な事だったと思います。
中国の上層部は実力以上に容姿の方もどうにかしようとしたのでしょうけど、あんなユニフォームだったら石川佳純でも気持ち悪くなると思います。

と言いつつ、これが卓球で女子の定番のユニフォームなのかと日本選手を見ましたが、地味ですが肩もスッキリとして普通の短パン姿なので安心しました。

過去の中国選手のユニフォームを見たら毎回変わっていて、そこら辺もセンスの無さを感じます。
サッカーのブラジルみたいにデザインや色は変えずに強いイメージを植え付けた方がいいと思います。
中国は何か色々な面で格好わるい印象があり、札幌に来る観光客も中国人はすぐわかります。

ただ中国の選手は全員、日本の選手と違って髪を後ろに束ねてオールバックなのが印象良かったです。
選手達の方は容姿ではなく、あくまでも勝負に徹する姿勢が見えました。

それとは別に気になったのがタイムアウトの時に審判が残り秒数の出る三角の電光掲示板を試合で使っているテーブルに置く事です。




試合中、ときおり選手達は気になった箇所を手で拭いていたりするので、テーブルの表面には部分的にかなり神経質になっているのがわかります。



それなのに、審判はタイムアウトになると電光掲示板なぜかテーブルの上に置きます。
なんの慣習なのかわかりませんが、残り時間を示すだけなのだから審判が座っている所に大きく表示しておけばいいだろうに。
それかタイムを要求した方をわからせる為なのだったとしても、神聖なテーブル上でなくて、やはり審判席で区別できていればいいと思う。

選手が戻ってきたらシレっとまたその三角の電光掲示板を持ち帰ります。
その持ち帰るさまもどうも不自然です。
これって必要なのか?と。
きっとあの行動に違和感を覚えたのは僕だけでないと思います。

中国のユニフォームとこの電光掲示板が気になったと言うか、試合の方が中国の圧倒的勝利だったので余計な所に目がいっていたのかも知れません。








2014年5月8日木曜日

うっかりレンジャー

LINEレンジャーなるゲームにハマっています。


これは無料で遊べるスマホのダウンロードゲームです。


いわゆるタワーディフェンスという種類のゲームで、ファミコンで言えばボコスカウォーズに似ています。(余計にわかりにくいか)
そのゲーム性云々よりも僕はこのLINEのキャラクター達に変な魅力を感じてしまっています。
以前からちょこちょこ至る所で見ていたのですが、設定が甘いゆるキャラとしかみてみていなくて、むしろうっすら嫌悪感を抱いていたくらいでした。

それが見ているうちに、その愛くるしくも生意気な姿に心温まるものを感じます。
何かよく説明できないけど、ゆるいくせに奥深い設定やセンスの良さに、大企業が惜しみなくお金が使っている背景も感じてしまいます。

そんな無料のゲームですが、やはりやり込むと課金という罠がやってくるのです。
たかだかスマホのゲームにお金を払うなど常識では考えられない自分でしたが、もう後戻りできないところまで足を踏み込んでいました。






連休中、実家に帰ってからも朝目を覚ましてはすぐにレンジャーをやり始めたのです。
まだ寝ぼけていたのと、この連休のヒマつぶしに一つゲームを買ったと思って課金することにしたのです。




ゴールデンウィークはキャンペーン中で、色々とお得だったのも理由の一つでした。
どうせならトータル的に得する5,000円を入れてみたのですが、実家の呼人という田舎と言う事もあって電波状況が良くありませんでした。
そこで忘れましたが、何か「確認」または「再度」的なもう一度試してくれと要求してきたので押したら、


瞬間的に電波が良くなったのか、「OK」見たいなボタンに切り替わり、押してしまいました。
まあ、押したけどこれで5,000円課金できたのかと思って、ゲームに戻ってみるとルビーの数が960コになっていました。
5,000円でルビー430コだったので、これは明らかに1万円の数です。

まさか、、。
いやいや、まさかね、、。

大体、課金しようとは思ったけど無駄遣いの後ろめたさがあったのです。

だけどそこはこのしっかりとした法治国家の日本社会です。
わずかな手違いで5,000円が飛ぶ状況なんてあるでしょうか?

朝起きて、まだそんなに頭が回らない思いつきでスマホを数回タッチしただけです。
目を覚まして5分で1万使うっていう事なんてあるんでしょうか?



布団に入りながら、しばらくこの現実を飲み込めませんでしたが、ゲームのホーム画面右上にあるルビー960コはどう考えても買ったのです。

そう、買ったみたいです。

一応メールをチェックしてみたらキッチリ請求が来ていました。
久々にやりました。
「うっかり」
しかも近年まれに見るうっかりです。

パチンコにしたって5,000円飲ますのにそれなりに時間がかかります。
馬券だって買う前に財布からお金を確認して自分で入れるのです。
5,000円って言う額は財布を落としたとかで無い限りそうそう一瞬で無くなったりはしません。

居間から母さんが「朝ごはん出来たから、早く済ませてしまって〜」と言ってきます。
ベッドから出るとフラフラっとしました。
まだ治りきらない風邪の微熱もあったと思いますが、完全に起ききらない頭の中でとにかく「やってしまった感」が半端でなかったです。

母さん、朝ご飯を食べに行く息子はたった今してはいけない事をしてしまったのですよ。
皆様かわいいレンジャーにお気をつけ下さい。












補足:原因これでした↓



iPhoneの方はご注意下さい。。。
と言うか、、、う〜ん、、、。。