久々にみよしの行きました。
以前住んでいるところは車でいつも寄っていたのですが、こっちに引っ越してきてからなかなか簡単に行けなくなったのです。
僕が注文を終えて待っていると一人の男が入ってきて
「お〜、さぶい、さぶい」と独り言を言って椅子に座りました。
まあ、独り言を言うのは珍しくないですが、わざわざ他人がいる前で声に出して言う事かなと思っていました。
だけどその後もその男は独り言をたまに言います。
内容はさっきと同じ「お〜、さぶい」です。
店内に入って結構時間も経ったのだからもうそんな思わず声に出るほど寒くはないはずです。
それよりも入店した初めは良いとしても、席に座って落ち着いたところで独り言言うか?とちょっと怖くなりました。
たまに来たせっかくのみよしのを楽しもうと思ったのにイヤだなぁっと感じていた。
そんな嫌な空気を割って女性が二人で入店してきました。
独り言言う奴と二人っきりもキツかったので、助かったと思いでした。
二人ともメニューを見てとにかく迷っています。
ごはんの量を気にしているらしく、
「ちょっと〜大盛りなんて食べれな〜い!」
とか言って軽くはしゃいでいます。
やっぱり女の人はそんなに食べれないんだと思っていました。
カロリーを気にしているのか、店員にご飯の普通盛りが何グラムなのか聞いたりもしていました。
店員は計量台にうつわをのせて
「150gくらいっすね」と答えていた。
とにかくご飯の量が気になるらしいので、たまりかねた隣に座っているもう一人の女性が
「じゃ〜私が半分もらうわ」と解決策を言ったりしていた。
「え〜、でもそんな悪いわ〜」と言って
「すみませ〜ん、ごはん少なめってできるんですか?」と店員さんに聞いたら
「ええ、できますよ」
「ええ〜!そうなんだ〜!じゃあご飯少なめで!!」
そんなもん出来るに決まっているだろと僕が思っている最中も右隣からは
「お〜っ、、さぶっ!」
とまた独り言が聞こえてくるし、こんなカオスが二つ重なるもんだから、餃子の味がわからなくなった。
だけど注文したのはジャンボ定食。
これは普通のぎょうざ定食がぎょうざ5個なのに対し15個ついてくるものです。
ジャンボにした時点でご飯の量を気にしたって仕方が無いだろ。
こんな些細な事柄ですが現実に起こっている事とはとうてい思えませんでした。
そんな気が散って堪能できなかった餃子をたべ終わりそうな時にメガネをかけた男が入ってきて僕の隣に座りました。
これはもう普通の奴だろうと思っていたら、
カウンターにある腹心漬けを小皿にこぼれそうなくらい山盛りに積み出したから、もう何か本当に怖くなってすぐ店を出ました。
こんなに濃いやつが来るのか、、店員も大変だろうなぁ。