2013年10月31日木曜日

最近食べたもの まとめ 1

最近食べたもののまとめです。


スープカリー藤乃屋。

元々そば屋だったみたいで、店がまえは完全に和風です。
いつもここの通りを通っていて、なかなか入らないでいたのですが、この前お昼に行ってきました。

おいしいチャイがついてくるチキンのスープカレー。

まるたけライン
★★★★★★☆
星6.5です。

もともとスープカレーはあまり好きでないですけど、久しぶりに食べたら美味しかったです。
もうちょっと辛めを頼んでもよかったかも。
ただ店内の雰囲気はすごく良くて何か癒されます。
それだけでまた行ってしまうかも。





かつ屋。

のカツカレーです。
まるたけライン
★★★★★★
星6です。

いつもカツ丼しか頼まないので、ここのカレーを確認。
普通に美味しいんですけど、やっぱりカツ丼かなぁ〜。






サロンIG

下手稲通りにある鉄鋼団地センター1階に談話室と書かれた部屋でやっています。
もともとあった社員食堂を引き継いでいるぽい所です。

ここでもカツカレー
まるたけライン
★★★★★
星5です。

可もなく不可もなく、普通のお母さんが作る味と似ていました。
サラダ付きとあるがほぼキャベツのみ。
店内はレトロ感たっぷりで、昔のドラマに出てきそうな感じです。
ナナハンライダーで出てきた喫茶店を少し思い出した。





ラーメン大将。

レバニラ定食。
まるたけライン
★★★★★★★
星7です。

ここは肉チャーが有名ですが、それと比肩するのがこのレバニラだと思います。
ただすこーし食べ飽きているので評価は7となります。
来るたびにここのゴルゴ13を少しずつ読み進めています。





2013年10月30日水曜日

プロレスリング ノア

お世話になっている方からのご好意で、
プロレスリング ノアを見に行く事ができました。


ノアは三沢が居なくなって以来、お金の問題、主力選手5名の脱退など、今は常に厳しい状況が続いております。
この前、小橋の引退試合で久々に盛り上がり、僕も長い動画を結局最後の最後まで見てしまうほど良いものでした。
それを見てこれだけの熱烈なファンがいる限り、何とかやっていけるように思えた。

その盛り上がりをもう一度と言う事で、今年の12月に有明コロシアムで田上明の引退試合があるようです。
会場の横断幕にも書かれていて、小橋の半分以下ぐらいの盛り上がりは見せそうです。

小休止に入る前に解説席から当の本人、田上がヨタヨタと歩き、リング上で引退試合の挨拶をしたが、社長、もうちょっと気を利かせて三沢や小橋のくだりを織り交ぜてしゃべれば客が湧いたと思うのに、たんたんと2行くらいで業務連絡的に終わらせた。
まあ、それが田上明なんだろうなぁとも思うけど、、。
昔、ジャンボ鶴田の横でコメント求められた時は短いセンテンスを細切れにポツりポツりと言う感じだったから変わっていない。
マイクをふっちゃいけない人で言えば小橋もそうで、実はこっちの方がやけにハラハラします。


今回もありがたい事に一番いい席で見させてもらった。
選手が入場してくる一番カドの所。
これは丸藤。
手を差し伸べたが、キャラ作りの為か応じてもらえませんでした。
そういうのは理解しつつも少しショックを受けたりします。。


これは杉浦貴。
タッチしてくれました。


常にそういうタッチはできる場所で見てた訳ですが、後ろの人がタッチした後「すっげー汗びっしょり!」って言うの聞いて、かなり回数が減ったものです。
でも斉藤の手はサラサラで何か温かい感じだった。

過去に何度も見たにも関わらず、毎回レスラーの体つきには驚かされる。
中にはそんなに大した事ない人もいるが、今回一番始めに出てきたのが「石森太二」。
この人の筋肉美は圧巻だった。
初めにああいう常人とは違う体つきの選手を持ってくるのはいいと思う。
まず「レスラーって普通の人と全然違うんだなー、、」ってため息まじりの感動をさせなくてはならない。
他の日でもそうなのかと思いきや、たまたまこの日の第一試合がそうだったようで、この石森太二に限らず、初見の方もいるから明らかに体つきが凄い人を初めに見せるべきだと思います。

昔、菊地毅がお客さんにとってレスラーは憧れであって欲しいので、体の見かけは気を使っていると言っていたのを思い出した。

ブログを見たらそう言っていた人だけあって、今だにたるんだ体はしていない。

ただ、現在は怪我が多くてなかなか試合が出来ない様で、色々と他に仕事しながら頑張っているらしい。(プロフィール画面が作業服です。。)

ファンへの夢を壊さないように体つきを気遣った人が、プロレス1本で暮らしていないのは僕の様な若い頃に見ていた者にとっては残念だ。
三沢はそう言った引退やリタイア後のレスラーの事も考えて、保険とか仕事先やらも考えていた見たいだから、その意思はノアに受け継がれていると思うし、そうあって欲しい。


小休止の時はグッズ販売でさっき戦っていたレスラーが売り子になって、サインなど書いていた。
昔はレスラーがこんなに簡単に間近で見れる機会などなかった。
グッズの売り上げもわかるが、僕はこれはできるなら止めた方がいいと思う。
やっぱり憧れであり、スターは手の届かない所で見たい。
と言っても若手ばっかりなので、(ベテランの小川はいた)その辺はわかっていると思うが、せめて一人くらいで、ずらっと5〜6人も並んで店員になっていると、ちょっと違和感を感じる。
人員削減の余波もあるんだろうね。

もし三沢がまだ生きていたら、重い体を何とか動かしつつ頑張っていただろうが、どうだろう?
それでも今の新日の勢いには負けていたと思う。
と言うか、ノアと全日に元気が無くなっただけかも。


そこで今回のグローバルシリーズのカンフル剤として新日からこの人が参戦。

永田裕二


永田はすごくいい人なので、きっとノアを盛り上げる為に一役買ったのだと思う。
実際、思った以上に盛り上げてくれました。




話題の白目もしっかりとやってくれました。
だけど初めにこっちを向いていたのですが、白目をやる時になってクルっと反対側を向いてしまいました。
思えばすごく見たいものではないはずのものなのに、これは絶対やらなくちゃならないので、大変だろうけど本人は嬉しいんだろうね。
ジャンルとしては永源遥のツバとばしと同じです。

会場は1,000人で満員だそうで、一番遠くの席だとしても選手の顔や仕草はわかります。
笑いあり、感動あり、ブーイングありと生で見ないとわからないエンターテインメントだと思った。
そして試合以外でも実況中継の生の声や、レフリーの立ち回り、試合を終えた選手がやるリング外でのサポートなど、テレビでは見られない光景も面白い。

普段生活していて思いっきり人が殴られたり蹴られるの見たりする事はない。
それだけでもプロレスはかなりの社会的位置を確立しているし、こういう人と人が戦うのを見ると言う行為は本能的に興奮するプログラムで埋め込まれていると思う。

そしてK-1はなくなったのに、プロレスは残っている意味が改めてわかるような気がします。
今度、お金に余裕のある時に個人的に来てみてみようかと思いました。








2013年10月29日火曜日

道展2013


この前、今年になってようやっと理解した北海道の三大展覧会の一つ、中でも一番歴史が古く、戦前から続いている道展に行ってきました。



以前にも取り上げたが、「道展」「全道展」「新道展」のの違いはわかりません。
きっと長年見てきている人なら、何かあるのだろうけど、大体規模や作品数も同じです。
そもそも、どの展覧会も中に入ってみるとルールなどなく、皆さん自由なテーマで情熱をぶつけているのでまとまるはずがない。

そして僕にしてもこの手の展覧会を何度か見てきてますが、相変わらず構図や色と言ったそのものの素晴らしさよりも工芸品として「よくやったな〜、、」と呆れ返ってしまうので、こうやって写真を撮っておいて後から見ると、その時全く気にもとめなかった物がすごく良く見えたりします。

なので現地で真の評価は定めるのはまだまだ難しいです。
去年もこの展覧会は訪れたので、何となく覚えている作家さんもいたので、ブレずにコツコツと描いているんだと感心しました。

自分の中で突出していいなぁ〜って思った作家さんは一人か二人だったと思います。
作る方も見る方も独善的でいいと思います。

2013年10月28日月曜日

脈動する爆心

最近家に帰ったらモンハンばかりやっています。
去年の今頃は腹筋と読書のストイックな生活を送ってましたが、この堕落っぷりもなかなか居心地がいいです。

ゲームと言ったら、もうモンハン以外に特に興味がなく、このバリエーションの無さは、おそらく昔おやじが僕のゲームボーイで将棋をずっとやっていた感じに似ていると思う。
(あと友達のお母さんが家事の合間をぬって何年間もボンバーマンをやっていたのにも)

今回も武器は弓でやっているのですが、正直この選択に飽きています。
ですが、これでしかまともに立ち回る事ができず、迷惑をかけないでなおかつ、戦いに貢献できるのはこれしかないのです。

今は素材とお金(あ、ゲーム内のね、、)に余裕が出来たので、モンスターからの強めの攻撃を2回くらい食らったとしても生き残れる剣士用の装備が出来ました。

その装備を着込んでたまに剣士で出かけますが、ネットで4人とかでやると、他の近接武器の方々で混み合っているので慣れない操作で吹き飛ばしまくっています。

ネットでゲームをやると言うのがほとんど初心者なので、モンハンと言うよりこのネットを通じて知らない人と遊ぶと言う方が面白いです。
ほとんどいい人ばかりですが、中にはひたすら邪魔をしてきたり、ゲームが始まって何もしないでクリアしたら素材を取りにくる奴とかも見ました。



この前は延々に蹴られ続けましたが、腹が立ついうよりかなりレアな出来事なので、新鮮で面白かったです。
考えようによっては誰もやっていないような事をやっている訳で、進歩的な人かも知れない。

このゲーム、モンスターと戦いに出るとチャットは定型文しかできず、意思の疎通が細かいところまで出来ません。
でも定型文は各々それぞれ変えれるので、みなさん色々個性を出しています。
ちょっと目立って多いのが「倍返しだ〜!」「じぇじぇじぇ」(これは全く知らない)とか流行の言葉を見かけます。

この前すごく仲の良くなった人が戦っている途中で
「どうやら寄生がいるようなのでリタします」
と言う文章を出して戦いから離脱した。
これは定型文なので、この言葉を登録したって事はよほど嫌な目にあってきたのだと思います。

僕はそういうのも面白がってやっているのでいいんですが、後で話を聞いてみると、ああいうのは許せないととてもお怒りでした。
でもプレイヤー同士で渡せるアイテムの中でも一番と言っていいくらい高級な「強壮薬グレート」を5個と武器でいい性能の弓が出る「キリン亜種56レベル」のギルドクエストもくれました。

後からこの「キリン亜種56レベル」を集会場で張って(クエストへ行く準備)いたら、来る人、来る人に「それ下さい」と言われて、しばらくずーっとあげていたが、あまりにも終わらないので抜けました。



で、今回もっとも苦労した素材がこのティガレックス希少種から出る「脈動する爆心」。
もちろん一人では倒せないので、4人をフルで募って行く訳ですが、中には明らかに防御力が足りなくて参加する方も居て、3回に1回は失敗します。
攻撃力が半端ないんで、僕もたまに死んだりしたりして迷惑をかけながら、ほぼ毎日ひたすらこいつばっかり狩っていましたがなかなか出なくて、もう止めようと思っては、諦めきれずにまた日が変わったらやると言うのを繰り返して、狩った数が16体目でようやく出ました。
失敗も含めると30回以上やったかも知れません、、。

出た時、あまりの嬉しさに「出たー!」とチャットしたら、「僕も出ましたー!」と一緒に参加した方からも言われ、二人で苦労話に盛り上がっていると、まだ出ていない他の二人が次のティガレックス希少種をやろうと準備をしていて、全く会話しなくなりました。

喜びを分かち合ったあとは、もちろん3DSのを閉じてネット回線を切りましたが、僕もそういう喜びの声を何度も聞いてはクエストを繰り返してきたのです。
まあ、このクエストはすぐ人が集まるので、取り残されたとしても問題ないと思います。


それでこの最強弓を作れた訳です。
衝弓【虎穿】。
今までモンハンをやってきた中で、こんなに攻撃力のある弓を持った事がなかったかも知れない。

でもこの武器は麻痺とか睡眠とかのサポート面がないので、人とやる時はあまり利用しなかったりしています。。。
それと使っている本人がアレなんで、あまり本領を発揮できていないように思われます。




2013年10月24日木曜日

日高山脈ヨコキャン 6

続きです。


朝。

6時30分くらいに寒さで目を覚ました。
どんなに粘っても寝袋の中は暖かくならなかった。

外に出てみると、人は僕とあと周りを見渡した限りでは2人ぐらいしか居なかった。
とりあえず、もう一度炭をおこしてガンガン火を燃やそうと思った。
それしか暖かくなる方法がないのだから。

でも昨晩、水をかけて消してしまったので中々、火がつかなくて、焚き付けのアルコールが染みたやつを豪快に入れ続けて、無理矢理燃やした。


同時にお湯も湧かして、熱いコーヒーを飲む。
でもみるみる冷めていき、少しして口をつけたらもう冷水に近い温度だった。


7時くらいになるとじょじょに日が射してきて、だいぶマシになってきた。
炭も昨日の湿ったものが乾いてきて勢い良く燃え始めた。
車から昨日残した担々鍋の入った鍋を持ってきて、再び加熱する。
朝食用に米も炊いて、途中から網の上にのせて蒸した。


どうやら今日は晴れる感じで、一昨日の札内で体験した暴風雨などウソのようだ。


朝は空気が澄んでいて静かで、小鳥のさえずりしか聞こえない。
この朝を体験できただけ、ここに来た価値があった。


友人も起きてきて、朝食の用意。
いつもの目玉焼き。


この頃になるともう寒さを感じなかった。


坦々鍋は麺とチーズを入れて食べる。
少し薄味になってしまったが、十分美味しかった。


食べ終えると太陽の光が溢れるほど入ってきた。
歯を磨きながら少し散策。


キャンプ場内を流れる小川は落ち葉で一杯だった。
子供達が元気にはしゃぐ。
この寒さから親はどうやって子供を守ったのだろう?
来年はもう少しいいテントを買おうかな。


また改めてコーヒーを飲む。
そして昨日、道の駅で買った葉巻も吸った。
でも開封したらボロボロとくだけてしまった。
きっと相当古いものだったに違いない。
それでも少しだけ吸えた。
噴かすだけなので、葉巻なら大丈夫かも知れない。




そして10時くらいに釣りに出かけた。
キャンプ場から少し下に下った所にすぐ沙流川が流れている。


本格的にやっている人も居て、一応釣れるんだと思った。
餌は昨晩酒のアテにして余したイカの塩辛。
一応調べたらこれでも十分食いつくらしい。


リールのない前回のへらぶな釣りの時買った竿でやってみた。
目を凝らしてよく見たが魚影は一度も確認できなかった。
きっと寒くて岩陰に身を寄せているかもしれないし、もっと下流か上流にいるかも知れない。


それでもようやっと釣りをしていると思った。
釣れなくてもいいんです。
このピーカンの秋空で紅葉に囲まれて竿を振れた事が貴重な体験だった。
とにかくやっている事が新しければもうそれでいいんです。

1時間くらいやっていたが、全くアタリがなかった。
先にやっていた人達も釣れないので帰ってしまった。
僕たちも上流までけっこう歩いたが最後は仕掛けが根がかって終了。

でもおそらくだけど、忘れられない思い出になったと思う。
記憶に残るかどうかはこちら側からは決めれないので、10年後とか楽しみです。

キャンプ場に帰るとほとんどの人達が後片付けをしていた。
もうテントをたたんでしまったキャンパーもいた。
僕たちはそこからダラダラとゆっくりテントを解体したり、汚れ物を洗いに炊事場を何度も往復したりと、片付け始めた。

結局回りから一つ一つキャンパーが居なくなり、僕らが最後まで居る事になった。
その光景がこの秋の景色と合わさり妙に物悲しかった。
夜の闇であれだけあちこちから聞こえた笑い声や、子供達のはしゃぐ姿も無くなり、自分たちの畳み終えたテントを見ると、僕らのちょっとした旅も終わった事を感じさせた。
片付け終わる頃には空も雲が覆ってきて、より一層終わりを感じさせたし、手元には何も残ってなかった。
得ようとして得たけど、全部捨ててしまった。
きっとそうするしかないのだろうし、それがベストなんだと思う。



これは河原で拾った形のいい石です。
思い出に絵でも描いたらと友人に言われたが、どうするかまだわかりません。

一つ学んだ事は帯広はやはり遠いって事です。
天気がここだけ良かったので選択肢は無かったのですが、思った以上に遠いっていう事を改めて思い知りました。
でも3連休を使ってでもしないと、ここでキャンプをできないと思うので、この遠さも後から思えばいい記憶になるかも知れません。
沙流川キャンプ場は本当にいい場所でした。
また機会があれば来たいです。
そしてキャンプできなかった札内のキャンプ場は来年、リベンジしたいと思います。

次のキャンプはは来年の春、6月頃になると思います。
とりあえず今年の「マルクラ キャンプ編」は終了です。

まだ通年でキャンプできる施設はチラホラありますが、最近部屋のストーブをつけたくらい夜は寒くなったので、さすがにもう無理だと思います。

終わり。


















2013年10月23日水曜日

日高山脈ヨコキャン 5

続きです。

食材も買ってきて、テントも建て終えたし、何をやるかと言っても何もする事がなかった。
釣りは今日はとりあえず行く気分ではないし、夕食には早すぎるし、、。


なので、しばらく湿ってはいたが、薪を拾って集めたり、キャンプ場内の散策をした。
ペット同伴でテントを張れるサイトには風の影響をモロ受けたのか、落ち葉が地面に落ちて、真っ赤に染まっていた。



風はほとんどなくて、少し曇ってはいたが、しっとりと湿った園内は特別なモノがあった。
特に寒くもなく、いつまでもずっと居れる気分にもなった。
でもこの風景を見ていると、今年のキャンプもこれで最後だと確信に変わった。


少し早かったが、明るいうちから炭を起こしてチビチビ酒を呑みながら、適当につまみを焼いたりして過ごした。
サンマの蒲焼きの缶詰を網の上に乗っけてボコボコ沸騰させて食べたが、これがすごくウマかった。
まあ、元々がウマいものなので何とも言えないけど、。。


今回の鍋は担々鍋。
挽肉と市販で売っている坦々鍋の素みたいので作った。
野菜もたっぷり入って冷え込んできた夜に食べるものだから、より一層美味しかった。


夜の10時くらいまで焼酎やウイスキーのお湯割りでダラダラと呑んだり食べたりしたが、少しずつ寒くなってきて、友人は少し体調が悪かったのもあり、先にテントに入った。

遠くの方から突然「バチン!」と言う音が鳴った。
奥でやっている家族連れのキャンパーがたき火をやり始めた。
薪を持参してきたらしく、かなり大きい炎が上がっていた。
あれだけ燃え上がれば全然寒くないだろう。
思えば、たき火って夜中じゅう燃やし続けて、その横で寝るのが本当なのだろう。
火は交代で見て絶やさなければ、動物も寄ってこないし何か気持ち良さそうだ。


一人になった僕はホルモンに塩をふって食べた。
置き火になった炭火がちょうど良く、カリっとうまく焼けて食べれた。


ゆっくりこれだけじっと見守りながら焼いて食べるから、特に美味しく感じた。
ちびちび飲んでいたウイスキーも底を尽き始め、一人ですっかり出来上がってしまった。


お腹も満たされたので、網と鍋を全部よけて僕も昼間拾ってきた枝でたき火にチャレンジ。
元々このファイヤーグリルはたき火台として買ったのだ。


湿っていたので火の付き方はかなり悪かったが、水分が飛んでしまうと勢い良く炎が上に伸びた。
おかげすっかり体が暖まり、こんなたき火の横で寝たら気持ちよさそうだとなぁと考えた。
深夜0時近くになると外に出ている人はほとんど居なくなり、テントの中に入ってしまった。
僕も酔いが醒めてきたところで、片付けを始めた。
炭には水をかけて、食べ物のたぐいは朝、カラスとか来たら嫌なのでビニール袋に入れてしばって車の中に入れた。


片付けが一通り終わると、少し夜のキャンプ場内を散策。
上を見上げれば星はこぼれるような感じで光っていた。
久しぶりにこんな星空を見た気がする。

上の黒い画像はあまりにもキレイだったので一応撮っておきました。
もちろん何にも写ってません。

さすがに10月も中旬なので夜はけっこう寒くて、上下のユニクロのヒートテック、その上からTシャツ、パーカーを2枚重ねて着てさらにその上からウィンドブレーカーを着た。
下はジーパンの上からユニクロで買ったボア付きのズボンを履いた。
それでも寒かった。
何かどれだけ着ても関係ないような気がした。
重ね着をしたが「そういう事ではない」と言う感じを受けた。
もう少し寒さ対策を勉強しよう。

そして友人が寝ているテントに入って、作っておいた湯たんぽを寝袋に入れて寝た。
3時くらいに友人と同時に起きて一度トイレ行ったが、その時は本当に寒かった。
寒い寒いと行って外に出るも、テントに戻ったからと言って暖かい訳ではなかった。

でも寝袋に入ると寒さに我慢しつつも、いつの間にか寝てしまった。
もちろん、しょせんは秋の寒さなので耐えれないと言うほどではない。

だけど今年やったキャンプの中で寒さを感じずに快適に寝れたのは8月のお盆の時に一人でキャンプをした時だけだった。
あの時は本当にぐっすり寝れた。
来年も帰省ついでにやりたいです。
そしてなるべく夏にキャンプをやりたいです。
でも夏は蚊が多いのもすごく嫌なんだよなぁ〜。。。。
一長一短です。


続きます。


2013年10月22日火曜日

日高山脈ヨコキャン 4

続きです。

曇り空の中、当初予定していた通りに沙流川オートキャンプ場に着いた。
受付開始が午後1時で大体その時間だった。

受付の管理室があるところから見る限り、キャンパーはかなりいた。
もうほとんど中止に気持ちが固まっていたので、その光景はかなり勇気づけられた。
そして風はほとんど無風に近いくらい収まっている。

決行。

「キャンプをする」に決まった。

昨日の強風によって断念した悔しさと買った食材、何よりここまで来るのにガソリン代や体力、時間もかなり要した。
そういう思いが堰を切ったように出てきた。
キャンプができる喜びっていうのはある。
以前書いた通り、色々な条件をクリアした者だけがキャンプを出来る。
みんな当たり前の様にやっているが、幸運な人達なのだ。



決まったとなればテンションが上がった。
まずが敷地内を車で見て回る。
すっかり風恐怖症になってしまったので少し木に囲まれている場所を選ぶ。

テントとタープのフル設備を設営。
タープは赤井川村でやった時以来だ。
もう慣れたもんで風もなかったから25分くらいで全て設営は終わった。
タープも建て方をYouTubeで学んでいたので、スムーズに行った。


奥に見えるテントは昨日から連泊している人達がちらほら。
どのテントもメーカーはコールマンで、サウスフィールドの安物テントは僕らだけだった。


だけど、そんな見栄などはかなり後回しの価値観であって、今年キャンプデビューした僕らにとっては最高の設備なので、羨ましいという気持ちまで行かない。


奥の方に行くと沙流川の流れる音も聞こえてきた、看板に「熊出没注意」が掲げられていた。
確かに出てもおかしくない雰囲気だったけど、これだけ人がいるんだからもし出てきたとしても何とかなるのではないかなと思った。


こんなに早い時間(午後1時)にテントの設営が終わったのも初めてで、かなり心に余裕が出来て嬉しかった。
さっきまではもう中止で札幌に帰ると決めていただけに、この逆転的状況はより一層気分が盛り上がった。


車で近くにある道の駅まで行って食材を買いに行った。
昨日買ったもので持ちが悪そうな肉と野菜は一応食べない方向にした。
慣れない旅先で体調を崩しがちなので、無理して食べる事はないとの判断。


何か知らないけど、たまたま旧車の展示会みたいのが行われていた。
昔の車は何かと愛くるしい。


路面を見る限り、結構雨が降っていたっぽいので、ようやく止んでやれやれと言った感じで、そんな天候など特に気にしない様子で車好きな男性達が談笑していた。


一応、中には値段の付いているものもあり、隣でオーナーがそれぞれウンチク間違って踏んでしまった入れ物から出るマヨネーズみたいにブリブリ垂れ流していた。


それにしても20〜30年も前の車をここまでピカピカに保つなど、愛がないと無理なんだろう。
そしてどうして旧車って格好いいんだろう。
ほれぼれするような車体のラインやら曲線にうっとりしてしまう。

でもどれも車内がかなり狭いので、いくら見かけが良くても結局は乗り心地は現行の車とは比べ物にならないと思う。
格好よりも居心地。
これも全ては消費者が選んだ結果なのだ。


それにしても、このジムニーなんかは愛嬌のあること。
瞬時に心を持って行かれた。
今スズキで売っていたら、次買う車としてかなり迷うなぁ〜。


そんな展示会をサラっと見終えて道の駅にある小さい商店へ。

雇われのおじさんがレジをしていたので、かなりもたついたが十分な食材を揃える事ができた。
レジ近くに多くの銘柄のタバコが売っていて、ちょっとした客寄せに利用しているみたいだった。


今ではすっかりタバコを吸えなくなってしまって残念だが、パッケージだけでも欲しくなった。



再びキャンプ場に戻り、とりあえずビールで乾杯。
このビールをゴクっとのどに通した瞬間、今回の旅は成功に変わった。
いつもこの最初のビールが特別に美味しくて大好きだ。


続きます。