続きです。
食材も買ってきて、テントも建て終えたし、何をやるかと言っても何もする事がなかった。
釣りは今日はとりあえず行く気分ではないし、夕食には早すぎるし、、。
なので、しばらく湿ってはいたが、薪を拾って集めたり、キャンプ場内の散策をした。
ペット同伴でテントを張れるサイトには風の影響をモロ受けたのか、落ち葉が地面に落ちて、真っ赤に染まっていた。
風はほとんどなくて、少し曇ってはいたが、しっとりと湿った園内は特別なモノがあった。
特に寒くもなく、いつまでもずっと居れる気分にもなった。
でもこの風景を見ていると、今年のキャンプもこれで最後だと確信に変わった。
少し早かったが、明るいうちから炭を起こしてチビチビ酒を呑みながら、適当につまみを焼いたりして過ごした。
サンマの蒲焼きの缶詰を網の上に乗っけてボコボコ沸騰させて食べたが、これがすごくウマかった。
まあ、元々がウマいものなので何とも言えないけど、。。
今回の鍋は担々鍋。
挽肉と市販で売っている坦々鍋の素みたいので作った。
野菜もたっぷり入って冷え込んできた夜に食べるものだから、より一層美味しかった。
夜の10時くらいまで焼酎やウイスキーのお湯割りでダラダラと呑んだり食べたりしたが、少しずつ寒くなってきて、友人は少し体調が悪かったのもあり、先にテントに入った。
遠くの方から突然「バチン!」と言う音が鳴った。
奥でやっている家族連れのキャンパーがたき火をやり始めた。
薪を持参してきたらしく、かなり大きい炎が上がっていた。
あれだけ燃え上がれば全然寒くないだろう。
思えば、たき火って夜中じゅう燃やし続けて、その横で寝るのが本当なのだろう。
火は交代で見て絶やさなければ、動物も寄ってこないし何か気持ち良さそうだ。
一人になった僕はホルモンに塩をふって食べた。
置き火になった炭火がちょうど良く、カリっとうまく焼けて食べれた。
ゆっくりこれだけじっと見守りながら焼いて食べるから、特に美味しく感じた。
ちびちび飲んでいたウイスキーも底を尽き始め、一人ですっかり出来上がってしまった。
お腹も満たされたので、網と鍋を全部よけて僕も昼間拾ってきた枝でたき火にチャレンジ。
元々このファイヤーグリルはたき火台として買ったのだ。
湿っていたので火の付き方はかなり悪かったが、水分が飛んでしまうと勢い良く炎が上に伸びた。
おかげすっかり体が暖まり、こんなたき火の横で寝たら気持ちよさそうだとなぁと考えた。
深夜0時近くになると外に出ている人はほとんど居なくなり、テントの中に入ってしまった。
僕も酔いが醒めてきたところで、片付けを始めた。
炭には水をかけて、食べ物のたぐいは朝、カラスとか来たら嫌なのでビニール袋に入れてしばって車の中に入れた。
片付けが一通り終わると、少し夜のキャンプ場内を散策。
上を見上げれば星はこぼれるような感じで光っていた。
久しぶりにこんな星空を見た気がする。
上の黒い画像はあまりにもキレイだったので一応撮っておきました。
もちろん何にも写ってません。
さすがに10月も中旬なので夜はけっこう寒くて、上下のユニクロのヒートテック、その上からTシャツ、パーカーを2枚重ねて着てさらにその上からウィンドブレーカーを着た。
下はジーパンの上からユニクロで買ったボア付きのズボンを履いた。
それでも寒かった。
何かどれだけ着ても関係ないような気がした。
重ね着をしたが「そういう事ではない」と言う感じを受けた。
もう少し寒さ対策を勉強しよう。
そして友人が寝ているテントに入って、作っておいた湯たんぽを寝袋に入れて寝た。
3時くらいに友人と同時に起きて一度トイレ行ったが、その時は本当に寒かった。
寒い寒いと行って外に出るも、テントに戻ったからと言って暖かい訳ではなかった。
でも寝袋に入ると寒さに我慢しつつも、いつの間にか寝てしまった。
もちろん、しょせんは秋の寒さなので耐えれないと言うほどではない。
だけど今年やったキャンプの中で寒さを感じずに快適に寝れたのは8月のお盆の時に一人でキャンプをした時だけだった。
あの時は本当にぐっすり寝れた。
来年も帰省ついでにやりたいです。
そしてなるべく夏にキャンプをやりたいです。
でも夏は蚊が多いのもすごく嫌なんだよなぁ〜。。。。
一長一短です。
続きます。
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