31日は兄貴の家族が来て、姪っ子達とたくさん遊びました。
2時間でほとんどのエネルギーを奪って行く吸引力は相変わらずです。
1年に一回会うとかではないので、ゆるやか成長を来る度に味わっています。
昔、僕と兄ちゃんがスキーで遊んだ坂を姪っ子達もソリで滑ります。
この坂も誰にもかまってもらえない年月が長かったせいか、喜んでいる様に思えた。
やっぱり子供がいるとその土地は息を吹き返すような気もした。
夜はサクナクションが見たいがために紅白をずっと見た。
そうでなくても、あれだけ豪華なショーを見ないのはもったいない。
そしてこれが日本が作るテレビで見るショーの最高峰なのであり、限界なんだという感じで見ていた。
よく見ると細部まで惜しみなく装飾やら気遣いが配られているので、知らない曲でもずっと飽きないで見てられた。
出演者の誰もがちょっとの取りこぼしも許さない感じで切り詰めたパフォーマンス、その緊張感がすごく良い。
下手な事やったら日本人のこだわる「縁起が悪い」にもつながるので実は命がけの舞台だと思う。
あと細かい所を言えば、泉谷しげるが無理矢理、怒る方向へ行く感じが微妙なラインだった。
怒り商売はいいが、ちょっと雑で緻密さがない感じがするし、もうそんなに怒れないとバレてしまっている。
あとポルノグラフィティは何故毎年出れるのか不思議。
ジャニーズ枠って4枠って言うのを昔聞いた事があるが、今年は5組出ていた。
北島三郎は出場回数50回って、、あたりまえだけど50年出場したってことか、、、スゴすぎる。
次に多い森進一が46回なので記録更新はおそらく狙って来るだろう。
あとは細川たかしと和田アキ子が37回、これももしかしたら間に合うかどうかギリギリかな〜、どうだろう。
その中で回数こそ少ないものの、浜崎あゆみが地味にスゴい、15回。
今35歳だから20歳からずっと出続けているので、記録の伸び的にはいいのだが、本人自体そろそろ需要がなくなりそう。
紅白を見終えると、ナインティナインのおもしろ荘が始まる前に呼人神社へ初詣。
いつの年だったか忘れたが、吹雪で行けなかった事がある。
このたびの年末年始はほとんど晴れで、寒くも無く過ごしやすかった。
町内会の役員さん達が社の中にいる。
この役目もどんどん高齢化が進んで将来的には神社自体無くなってしまうのではないか心配です。
今年1年の飛躍を願って1〜2秒だけ目を閉じました。
さい銭箱にはポケットに入っていた136円を投げた。
昔はこのすぐ下に学校があって、神社と一体化したすごく良い環境でした。
でも今は新しい校舎が別の所に建てられて、なおかつ呼人に住んでいる半数の子供は親の選択によりバスで市内の網走の学校まで通っているそうです。
僕の子供時代はあの丘を越えた所には誰々がいて、あの海の近くは誰々、そしてずっと東の方までいくと誰々がいるなどと頭の中で友達によって分布図ができていたのですが、住んでいる地域は同じなのに学校が違うとなると、その生まれ育った場所の記憶にひずみができてしまうような気がします。
「原風景」と言うのはすごく大事でその人の素質を決める重要事項でもあります。
できる事なら学校や友達はその土地に根付いた息づかいが好ましいと思うのです。
それに呼人の山奥にいながら慶応義塾大学に行ったものいるので、頭の良い子は勝手に出世するのです。
土地を離れた者が言う事ではないですが、色々と寂しくなるばかりです。
続きます。