久しぶりに絵的な事です。
プロフィールにもあるように色鉛筆画をちょこちょこ見せて行こうと思って始めたブログでしたが、そんな初期のコンセプトはどこへ行ったやら、、、。
でも久しぶりに去年の今頃に作成し始めて、約1年間ダラダラと描いていたモノが完成しました。
題名は「氷上セイカツ」です。
網走が生んだ画家、居串佳一へのオマージュでもあります。
オホーツクについて何かを表現したり、語ろうとするならば、その土地のものでしか語れないものがあると彼は言っていたけど、確かにそれはあるような気がします。
何と言うんでしょうか、ドロっと深い闇の空気や純粋で厳しい風土は独特のものです。
地形的にも最果てであり、決して希望を求める場所ではないのです。
そんな事も表現しつつ、僕が今まで培ったイラレの技術を際限なく試してみたかったのです。
もちろん、色や構図もこれまでの集大成と言ったもので、全てをつぎ込んだ感じになっています。
初めは年賀状を作ろうと思い、適当にやっていたのですが、少し上手く行きそうになったので、じょじょにサイズが大きくなり、アイディアもどんどん足したくなって、いつの間にかちゃんと完成させないともったいない所まで行ってしまったのです。
作って行くうちになんとなく網走を描こうと思いつつやっていたのですが、故郷をテーマにすると、どんどん僕自身の事柄に繋がって行き、今まで僕を構成したものを時系列的な配置も意識して構成しだすようになりました。
1年間かかったと言っても、毎日描いていた訳でなく、ちょっとやっては1ヶ月くらい経ってまたやるという本当にダラダラとやっていました。
途中何度も完成と思ったのですが、手を加えれば少しずつ良くなるので辛抱強く制作していたのです。
でももうさすがに電池切れを起こしたので止めました。
後からまたイラレテクニックで新しい事を発見したら描き足すかもしれませんが、とりあえずヤメです。
また、やる気がてできたらこれを越える物にしたいと思ってます。
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