2014年1月28日火曜日

屈強なウエハース

先週、夜更けにゲーセンに行ってきました。
少し酔っていたのですが、100円200円で何かスカっと気持ちを晴れさせてくれるものはないか探していました。

まず、何よりわかった事は資格がないと言う事です。

プレイする資格。


例えばこのゲーム、音ゲーなんでしょうが、一切の説明が書いていません。
何をどうやってというのはどこで学べばいいのでしょうか。
おそらくこれは、数あるゲームの後継機か、それともちょっと違うだけで、知っている人ならばパチンコやスロットのように共通した操作方法で簡単に遊べるのでしょう。


なので僕はこんなものしかできなくて、傍らで過食気味の少年が見る中、大人パワーで1,000円ほどぶち込み、ブラックサンダーの山を崩そうとやっきになっていました。

でも見て下さい。
100円入れてあのフワっと軽い2、3個のキットカットを台の上に置けるのですが、いくらつぎ込もうが、高々とそびえるブッラクサンダーはビクともしません。

そしてよく見ると、物理的にあそこから押して落とすっていうのは無理なんではないでしょうか?
もう山はガラスにくっついているし、行けるところまで行ききっているのです。


店側としては、この積み上がったブラックサンダーを、


下の部分から崩して一気に崩れると思っているのでしょうが、、


実際は袋に入っているので、わかりませんが中身は屈強のウエハースなのです。


これは建築物の強度を強める気泡が規則的に並ぶ、難攻不落のものだと思います。
おそらく指でも無理なんではないか。

横からこぼれるチロルチョコはたまに落ちて貰えるのですが、これは店側で本当に落とせるのかどうかテストしたのでしょうか?
どのみち1,000円以上使うのならあの山ぐらいのブラックサンダー買えたわ。
それによく見たら「モーニングサンダー」だった。
モーニングという名前をつけた事について一切の責任を負わない感じもナメている。

横で見ていた過食気味の子供にチロルチョコをあげようとすると嫌な表情されて、逃げられた。
しょうもないゲームで金は取られるわ、ガキの態度はムカつくわでいくら派手な電光掲示板が輝き、ノリのいい音楽が流れようとも深夜のゲームセンターはどこまで行っても救われないし、何も解決してくれない。

ゴミ箱に握って溶けかかったチロルチョコを捨てて外に出た。





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