2013年12月29日日曜日

仕事納め

仕事納めで午前中だけ会社に出勤。
朝から早速大掃除を開始したが、1時間くらいで大体キレイになった。
いつもこのちょっとした掃除をやればどれほどキレイになる事か、、。
とは言え細かい手が届かない所は物を動かして、徹底的に掃除。
毎年新しい所を開拓してはキレイになっています。

午後からは色々買い物の為に街中へ。
行き交う人々みな年末の雰囲気がどとこなくあって、ああ今年も終わりだなぁって感じます。


大丸の7階でカプコンのグッズを大々的に売っていた。
ドット絵のTシャツがちょっと欲しかったけど我慢。。


フレックスライフと言う男女2人組ユニットの曲が12月のノースウェーブでずっとかかっていて、聞いているうちに欲しくなり、買おうと思ったらアマゾンはおろか、ネットでの購入手段がなく、コーチャンフォーでも探したが置いてくなくて、とうとうタワーレコードまで行って来た。
ここはフレックスライフのブログで売っていると知っていたので間違いなかったが、まさか今の時代CDを買いに苦労するとは思わなかった。
全曲1発録音の緊張感が心地よい。
でも音楽ってこうやって買うもんだったよなぁと感慨深かったです。
タワーレコードの袋は黄色が良かったのに、、経費削減なのかな〜、、。


友人といつもの南光園で飲んだ後、自宅に帰って来て年賀状をほこりのかぶったプリンターを引っ張り出して出そうと思ったが、インクジェット専用のハガキがなく、猛吹雪の中、手稲じゅうを走り回った。
ローソンにもドンキホーテにもなくて、ダメもとでファミマによったら寄ったらあったのでこんな夜中に外に出たかいがあった。
で、帰って来てプリントしたが、思えば出す相手ってもう一件しかないので何だかひょうしぬけします。
まあ、その一件が大事なんですけどね。




あと姪っ子達のイラストをボサボサの和紙で出してみました。
う〜ん、インクジェットおそるべし、こんなボサボサが通るとは、、。
けっこういい感じに出ました。

とにかく急ぎ仕事で片付けてしまってもったいなかったが、色々解決できて良かったです。

今年は1年分レベルアップしたと思ってもいますが、もうちょっと頑張れたなあとも少し思います。
正月休みは1月5日までだけど、おそらくあっという間に終わるんだろうなぁ〜。。。

明日実家に帰ります。



2013年12月27日金曜日

追悼餃子

今年も残す所わずかとなり、全くもって1年とは早いものだと身にします。


餃子の王将の社長が殺されて、何かと話題になっていますが、世の中では「追悼餃子」と称して餃子を注文する人がいるらしいです。

僕も便乗した訳ではないのですが、激盛セットと言う餃子18個もあるメニューを選びました。
どうも餃子の王将の餃子はみよしのと比べ、中身がスカスカしているので嫌いです。
味はまあまあ美味しいのですが、18個ではなく気分的には12個くらいです。

明日は仕事おさめです。
大掃除、面倒です。。

2013年12月25日水曜日

デザイン本

コーチャンフォーにあるデザイン関連のコーナーはかなりすごいと思います。


行くたびに新刊が入っていて売れてないものはどんどん削除されています。
中には本当に誰が買うのかと疑うものもたくさんあります。
僕もついついパラパラと立ち読みして、これは買わなくてはならないと思い買っては、家でほとんど読みません。
買って満足しているのですけど、その偽物の満足にお金を使っていると自覚してます。

そんな積読をしているデザイン関係の本だけで相当な額を使ってると思います。
一番高いので9,000円の本も買いました。
で、買う種類はほぼデザインの初歩的なものです。
初歩的なもの方が言っている事がわかりやすいし、中身が基礎だけに納得させられるものが多いです。
それに何度読み返しても忘れているものです。

ほとんどがたまに焦って片っ端から目を通しては付け焼き刃で利用するぐらいです。
でもデザインの本に限っては、その時わからなくても取りあえず頭に入れておくといいような気がします。
作業していてあれはひょっとしてこういう事かと発見する事が多々あるからです。
デザインに関する本は言葉だけのものが意外と多いです。
ビジュアルよりも言葉が先にきたりします。
きっと一般の人に見せるにあたってコンセプトがしっかりしていないと作れないからだと思います。
そんな本を読みあさると、世の中に出ている全てのものが、ガチガチの理屈から作られている様な気がして、お菓子のパッケージ一つも見るのに疲れてきます。





2013年12月24日火曜日

芸人同棲

今年はテレビ朝日がネットで配信している「芸人同棲」にハマりました。

芸人同棲


今やっているの3rdシーズンで、2週間前くらいに始まったばっかりです。
簡単な概要は元々コンビを組んでいた芸人が解散してピンになり、相方を探すために10日間くらい一つ屋根の下で同棲生活をすると言うものです。

一言で言えば面白いんです。
ですけど、リアルドキュメントバラエティーと言っているだけあって、何ともすごく生々しいので目をそむけたくなる場面も多々あります。

人生のパートナーを決める訳ですから、男同士や女同士と言え、かなり恋愛に近いものがあります。
だけど恋愛と違うのはあくまでも仕事のパートナーなので、好き嫌いの前に多少の事は目をつぶってでもその人に才覚があるかどうか、また自分がいかに生きて目立てるか、など結構えげつない戦いが水面下で行われます。
いや、恋愛と違うなどと書いたが、打算的な事でいえば同じかもしれない。
結局、人間が人間を選ぶ時まず一番に考えるのは、自分にとってプラスかどうかと言う事かも知れない。
打算的などと言うと悪い風に聞こえるが、人はそれぞれ国みたいなもので、それぞれの法律があり相手の意見に妥協したり、強制的に押さえ込んだりしながら何度も痛い目を会い完成されていくのだと思います。

資本主義と共産主義にも似ていて、究極の資本主義の上に共産主義が成り立つという意味がわかる様な気がします。

この芸人同棲は言い換えればモルモット的な人間観察なので、今の時代、地上波だとクレームがつくかもしれませんが、まだ見ていない方がいらっしゃいましたら、是非見て欲しいです。
途中から続きが気になっていつ見るのを止めたらいいかわからなくなります。

毎週火曜日に更新されるので、火曜日の夜はいつもワクワクして家路に着きます。
まだファーストシーズンから見れます。



2013年12月21日土曜日

コトコト煮込む

先週の土日は天気が荒れると聞いていたので、


2日分のカレーを作る事に。


土曜の朝から仕込みを開始。
外は割りと晴れていたのですが、それでもけっこう寒いので1歩も外に出ませんでした。


玉ねぎ 2個
ジャガイモ 8個
人参 2本
豚肉
挽肉
ニンニク
固形カレールー 2箱

カレールーの箱を見ると4皿×2と書いてあったので、その2箱分だからすごい量になった。
べつに余ったら無理して食べる事もないと思ったが、結局全部たいらげた。



じゃがいもは余ったので炊飯ジャーの中へ。


炊きあがると、米自体に何の味もついてかった。
じゃがいもは崩れて混ざり、結果ごはんの量が多くなっただけ。


カレーは1日中弱火でコトコト途切れる事なく煮込んだ。
次の日の日曜は天気が大荒れでやはり外には出ず、またコトコトずっとカレーを煮込んでいた。
待てば待つほど美味しくなる様な気がして、毎回トロっと美味しくなった。


結局土日、さらに月までカレーのみで過ごしたが、思いのほかウマくいって食べ終わっても早くお腹の空きができないかじれったいくらいだった。

まあ、カレーっておいしいよね。
今度の連休もカレー作ろうと思います。







2013年12月19日木曜日

真夜中の雪かき

さすがに12月も半ばを過ぎると雪が完全に融ける事はありません。


今週の月曜日だったか、帰ってきたら駐車場の除雪しなければなりませんでした。
でも今シーズンは隣に車を停めていた住人が引っ越したっぽいので、駐車スペースが多少ズレても気にしなくてよくなりました。
さらにそのまた隣も空いていて、絶えず車がない状態なので管理人がやってくれる除雪はかなり助かりそうです。

だけど僕が住んでいるアパートもどんどん人が居なくなっている様に思えます。
僕はおそらく一番の古株なので、家賃も今年入居してきた人達より5,000円くらい多く払っています。
多分、そう言った家賃の差で出て行った人も多いのではないでしょうか?
今はネットで検索すれば自分のアパートが今いくらで借りれるかすぐわかるので、不動産会社にしてみてれば厄介な時代だと思います。

僕もできたら来年あたり引っ越したいと考えてはいるんですが、今現在ざっと部屋を見回した所、かなりの労働を強いられるので重い腰が上がりません。。




話は変わりますが、モンハンでたまたま二人の美人が部屋に入ってきました。
全く面識がないそうでかなりの偶然に驚きです。

まあ、二人とも男なんですけどね、





2013年12月18日水曜日

2013マルクラ俳句大賞

昨日、金ノコを買いにダイソーに行った時、店まで続く通路でまた公募の俳句が並んでいた。



以前にも書いたがこういうお店側の試みは応援したい。
社員も普段の業務以外でやっていると思うとやる気みたいのが伝わる。。
実際のところどうなっているのかわかりませんが、いずれにしてもこの企画ずっとやっているので、アイデアよりも続いている事が一番すごい。

ざっとしか見ていないんですが、勝手にマルクラ俳句大賞を発表します。


まずは第2位。

物忘れ
忘れたいのは
忘れない

少し笑えるし、確かにそうだとも思う。

まるたけライン
★★★★★★★
星7です。



そして栄えある2013年度マルクラ俳句大賞は、、、














趣味もなし
金はあるけど
気力なし

の三番館川柳会
旭峰さんに決定です!
おめでとうございます。

このどこまでも救われない気持ち、、。
殺風景なスーパーの2階で読むとさらに切なく沁みます。。

まるたけライン
★★★★★★★★★
星9です。

ポイントとしては「趣味も」の「も」が気になる。
この俳句では「ない」のは趣味と気力。
「も」と言う事は趣味の前に何かまだ「ない」ものがあったのだと思います。
なので3行なのに読む人に考えるスペースを持たせて4つ目も忍びこませているウマさ。
おそらくその4つ目は総合的に「ない」ものを指しているのだと思います。
愛情、性欲、若さ、運などありとあらゆる総称だと思います。

と言いつつ、この俳句にはもちろん皮肉が込められています。
自虐的に俯瞰で自分を見ている。
そんな余裕のある人ならおそらく大丈夫でしょう。
それに何と言っても金はあるのだから。










2013年12月17日火曜日

南京錠と20分

郵便受けにつけている南京錠の鍵を無くした。
ここ1ヶ月くらい面倒なので、扉を閉めたまま、郵便受けに何とか指を突っ込み、ギリギリ指でたぐりよせて重要な書類はとっていたが、とうとう取れなくってこの問題を解決する事に。

ネットで「南京錠 鍵紛失」などのキーワードで調べると、針金などのピッキングで開けるやり方がのっていた。
でも、動画とかも見たがどうも難しいそうなので、

 

ダイソーで金ノコを購入。
さすがダイソー、金ノコだけでもかなりの種類があった。

鉄を切断。
なんて今までやった事がない。
どのくらいで終わるのか予想がつかない。


アパートに帰ってさっそく挑戦。
木をのこぎりで切るみたいにゴリゴリいけるかと思ったら、途中なんども引っかかってストップする。
説明書にも書いてあったが、金ノコは引くより押す方に重点を置いた方がいいらしい。
でもすっごいストロークが短いので、ちょっと削ってはまた刃を合わせるといった、長い道のりが待っていた。


画像ではわかりずらいが、10分くらい悪戦苦闘して何とか半分くらいまで切り込みを入れれた。
すでに嫌になっていた。
実際、残りは明日にしようかとも思った。

それにいつ住民がここを通るかわからないし、その時に「いや〜、鍵を無くしちゃいまして〜、、」などの誤摩化しをし続けなければならない。
いや誤摩化してないんだけどね。

もしこの南京錠をゴリゴリ切っている姿を見たら、説明を受けたとしても完全に信用してもらえないだろう。
とにかく鍵を無くして、ゴリゴリやっている様は初めから終わりまで全部格好わるい。
そして隅から隅まで余すところなく、僕が悪い。



あともう少し、、。
握力が無くなって来て、途中何度も手の回復を試みてはゴリゴリと切る。




結局20分かけてやっと切れた。
感覚的には30分くらいやっていたように思えた。
幸いにも誰とも会わなかったが、犯罪って堂々やれば見つからないのかも知れないと思ったり。

郵便受けの中を確認してみると8割ピザハットのチラシだった。。。
特に重要な書類もなく、良かったと言えば良かったが、何か報酬的なものが欲しかった。。

とりあえず、絶対やらなくてはならないのに、ほったらかしにしていた仕事をやり遂げて良かったです。
鍵の紛失には気をつけましょう。
ゴリゴリはもう二度とやりたくないです。
危ない危ない。








2013年12月16日月曜日

御歳暮


御歳暮などこの歳になるまで、一度も贈った事がない。



そして今年も贈る予定はない。

スーパーでみかんを箱買いする時、取りやすかった箱にのし紙がついていただけだ。
12月も半分をきって、正月実家に帰るのにこんな食べれるのか?と少し心配もしたが、なんのことはなかった。


土日でむさぼっていたら、残りこれだけ。

みかん箱買いするなら1,500円はダメ。
2,000円になるとグっと甘いのになります。




2013年12月13日金曜日

ルーリードについて 番外

今回ルーリードの事を書こうと思ったら、トランスフォーマーが手元になかったのでアマゾンで買い直した。

どうせならお得なボーナストラックが入っているものを買おうと、
「トランスフォーマー+2」と書かれていて、レビューにもアコースティックバージョンのパーフェクトデイが聞けるとあった。
もちろん歌詞付きの日本版で注文したところ届いたのは全11曲の今まで持っていたものと何ら変わりなかった。

そこでアマゾン経由で買ったお店がメールで評価を要求してきたので、ボーナストラックがはいっていないぞとメールで尋ねたところ、


●●●●様

お世話になります。●●●●の杉山でございます。
amazonマーケットプレイスでのお買い物誠に有難うございます。

こちらは、再度商品説明・をご確認頂ければ幸いです。

○ご注文商品
トランスフォーマー+2
コレクター 非常に良い
[※重要]1989年盤B20D-41005RCA ロック・スピリッツ盤 全11曲収録※[コレクターカテゴリー|「非常に良い」出品。[※盤美品][※帯無]音楽を聴いて楽しむ1枚/データ抽出/コレクター収集の1枚としては何の問題もないと主観的には思っております。[Amazonマーケットプレイスコンディションガイドライン]に基づき出品させて頂いております。どうぞご確認ご理解の上、ご注文をお願い申し上げます。又詳細データをご希望の方は、※購入前に質問欄よりお問合せを頂ければ幸いです。※[重要]店舗併売/他サイト併売の為、時間差で売切れの場合がございます。何卒ご了承の上ご注文をお願い申し上げます。[海外配送可能|We will ship worldwide]By BooksChannel


こちらはコレクター商品カテゴリーで出品で商品説明文に
1989年盤B20D-41005RCA ロック・スピリッツ盤 全11曲収録
と明記させて頂いております。
[別紙説明文・又送品時のmail内容は、以下に再度貼付させて頂きました。]

どうぞ、再度のご確認の程何卒よろしくお願い致します。m(__)m
又返品に関しましてはお客様のご負担となります。

との返事が来た。

m(__)mとされても、そんな事よりタイトルの
「トランスフォーマー+2」の「+2」はどういう事だ。
納得いかなかったので、

説明文を読まなかったのは悪かったが、「+2」と書かれていたらそれはもうボーナストラックが2曲入っていると言う意味で、一般的に通っているから勘違いするだろと返信したら、再び返って来た答えが色々と書かれていたが何とぞご理解をとで結ばれていた。

これ以上やっても結局は値段も値段だし泣き寝入りするしかない。
もちろん評価は1としておいた。



それにジャケットも真ん中にCDのマークが付いている。。。
これはまだCDが出始めた時に、レコードじゃないという意味の言わば高品質を意味するものだった。


杉山に怒ってもしょうがない。
だってそもそも杉山なんて居ないんだから。



2013年12月12日木曜日

ルーリードについて 後編

続きです。


今回ルーリードの事を書くにあたって、ベルベットアンダーグラウンドの作品を含まないのは、ソロとは色が別物なので分けないとこちらもキリがないからです。
ただファーストのロックの幻想はほとんどベルベットアンダーグラウンドの時に書いた曲なので、実質本当のファーストはトランスフォーマーからだと思います。



そしてこのトランスフォーマーというアルバムがデビッドボウイの協力で歴史的名盤と輝いた訳ですが、この種の輝きがもう一回くる事はなかったのです。

でも次にきたアルバム「ベルリン」は前作の「トランスフォーマー」とは違った切り口で同レベルの完成度を誇ります。
これはきっと、本来ルーリードがやりたかった総合コンセプトアルバムで、奇跡的な名盤です。
この「トランスフォーマー」→「ベルリン」の流れはなかなか類を見ない成功だと個人的に思ってます。



商業的にはどうかわかりませんが、完成度といい、この時期のルーリードは創作に対して充実していた。
しかしこの「ベルリン」の様なコンセプトアルバムはずーっと後に「マジックアンドロス」と言う宇宙的統合アルバムまで出なかった。
きっと商業的なノルマを考えるとそうはいかなかったのでしょう。

そしてこの「マジックアンドロス」、前作のストレートな感情を吐き出した「ニューヨーク」がすごくヒットして、ルーリード復活を位置づけたアルバムの後だっただけに、難解な内容がいけなかったのか、やはり控えめに見ても一般的にコケた作品という事になっています。
でもこれが、ルー本人が言っていた「カラマーゾフの兄弟と同じレベルのもの」を作ろうとした最大の意欲作だったと思います。



若い頃の傾向として退廃的で、救いがない人達の儚さをテーマに扱ったりしてましたが、後期は希望や未来に対する明るい羨望を少しずつ扱うようになったと思います。
先がまだまだあるのと、ないのでは発する方も受け取る方も気持ちが違う。
後がなくなるほど希望を強く言わなくては生きて行けない。


このボックスセット2回買ってます。
ボックスってすごい流行ってたね、、。



カラマーゾフの兄弟のレベル=普遍的に価値が下がらないもの。
これが彼の生涯のテーマであったとするならば、十分そのレベルの作品は作ったと思います。

最近のルーリードの顔は病気の影響からか、老人そのもので割とショックでした。
そして鏡で自分の顔を見ると、「そりゃルーリードも死ぬか」と思えます。

「老い」と言うものに対する接し方が人生の方向性を決める。
彼の場合、逆らうのでもなく、粛々と受け入れて行った感じに見受けられます。
生や死と言ったテーマは何度も扱ってきただろうし、結論も出ていた思います。
ですが、その彼にしても本当の意味で考える事は無理だったと僕は思います。
本当に最後の最後でしか受け入れらない事柄だと。

ただ一つ言えるのは死は「つまらない」のではないかと思います。
特に色も形もなく「つまらない」ものなのではないか。
つまり普段の生活でも「つまらない」と思ったら、少し死んでると思っていい。


「老い」や「終わり」について結論から言えば「考えてはいけない」のかも知れません。
どんなに老いて、生きている事が嫌になっても「でもとりあえず今日死ぬのは嫌だ」が本心なのかも。
きっと最後はびっくりするほど、何も用意されていない。
そしてこういう老いについて考えを巡らせれるほど、まだ僕も若いのかも知れない。

3度の結婚をして子供はいない。
当然ゲイではない。
キャラ作りで装った事もあるが、根本的に無理だったのだと思う。
最後にローリーアンダーソンと言う最良のパートナーに出会えたのだから、幸せな人生だっと思います。

とにかく彼の人生は終わって、これからの彼はない。
10年待ってもない。
すごく残念だ。










公園でサングリアを飲む。

日がとっぷりと暮れて家路に着いた。


ああ、完璧なる一日。


「パーフェクト・デイ」(トランスフォーマー)























2013年12月11日水曜日

ルーリードについて 前編




少し前になってしまったけど、ルーリードが死にました。
最近はめっきり聴いてなかったのですが、ずっと心に残るアーティストの一人でした。

ルーリードについて何か書いてみようと思うと、自分が思っている以上に言葉が出てきました。
「ルーリード」と言う淡い魅力的なジャンルの存在が、こんなに過去のモノになっていた事にも驚かされます。

14年前に出た「エクスタシー」と言うアルバムはかなり聞き込んで、彼の作品では結局これが一番のアルバムだと個人的に思います。
そして次作のレイブンはほとんど文学的作品なので、実質「エクスタシー」がソロ最後のアルバムではないかと思います。

僕が音楽を聞いて涙が出たのは後にも先にもこのアルバムだけです。
改めて聞き直しても何故か込み上げるのものがあります。

この人の場合、その作品全てが彼の才能で生まれたものではないので、その時まわりにいる人達によって作品の色が変わります。

僕の記憶と解釈で言えば

ベルベットアンダーグラウンド時代 前期

ベルベットアンダーグラウンド時代 後期(ソロのファーストも含む)

デビットボウイ時代(キャラ作りも)

暗黒のシルビア時代

ポエトリーリーディング時代

となるように思います。

それぞれ説明が必要だと思いますが、記憶の引き出しを開ける作業が辛いので、個人的な楽しみとして理解して下さい。

パートナーで言えば

ジョンケイル、スターリングモリソン

ダグユール、スターリングモリソン

デビッドボウイ
ミックロンソン

ロバートクワイン(G)
フェルナンドソンダース(B)

メタリカ(?)

一番長くつき合ったのは中でもロバートクワインとフェルナンドソンダースで、一時は彼らのギターとベースによってサビだけは曲の体を保っていた感じもありますし、後半はほとんど彼らの作品ではないかと思わせます。
事実上この三人のバンドと言った感じです。

いずれにしても常に協力者が居る感じを見ると、おそらくこの人の人柄が良かったのだと思います。
才能ももちろんだけど、後期の詩を読むとハートがあったかい人で、人格者そのものだったように見受けられます。

この人の詩は難しい言葉を使わないで、なおかつ美しいと言う傾向があると思います。
簡単な言葉でむずかしい事を言うのは理想だと思います。
言葉をよく知る人ほどそういうのがうまいと思う。
元々文学少年なので、そこら辺の造詣が深いんだと思います。

詩作は師匠にデルモアシュワルツという人が居て、この人はいくら検索してもヒットしませんが、ルーリードを生い立ちを語る文章で必ずと言っていいほど出てきます。
きっとアメリカではそこそこ有名なのかも知れないが、僕の何故だか覚えている何も役に立たないゴミ知識の一つです。
でもここで書けたか、、そしてこれが「デルモアシュワルツ」という単語の墓場にもなった。

文学的要素で言えば自伝の表紙オビに「僕がやりたい事はカラマーゾフの兄弟と同じレベルなんだ」と打たれていてた。
その時、僕はまだ「カラマーゾフの兄弟」など全く知らなかった。
この意味不明なロシア的兄弟は誰なんだ?と思ったし、とにかくルーリードのアバンギャルドで知的な感じにノックアウトされていた時期だったので、やけに格好良く響いた。
なのでことあるごとに「僕がやりたい事はカラマーゾフの兄弟と同じレベルなんだ」という言葉がリフレインして、ごくごく個人的なやる気を促したものです。



ソロアルバムは

ロックの幻想

トランスフォーマー

ベルリン

サリーキャントダンス

メタルマシーンミュージック

コニーアイランドベイビー

ロックロールハート

ストリートハッスル

警鐘

都会育ち

ブルーマスク

レジェンダリーハーツ

ニューセンセーションズ

ミストラル

ニューヨーク

マジックアンドロス

セットザトワイライトリーディング

エクスタシー

レイブン

赤で記したものはCDで持っています。
後はライブ版で
ライブインイタリー

パーフェクトナイト
を持っているので、僕の中ではR.E.Mの次にアルバムが揃っているアーティストです。



こう見るとかなり多作な人で、これにベルベットアンダーグラウンド時代やコピレーションアルバムなどを加えるとキリがありません。

あえて順位をつけるなら

1. エクスタシー
2. トランスフォーマー
3. ベルリン
4. ブルーマスク
5. マジックアンドロス

これは単純に聞き込んだ量であって、たまたま僕の人生に寄って来ただけの結果です。

続きます。




2013年12月10日火曜日

思わぬ伏兵

また温故知新ブルックスカレー食堂に行ってきました。


今回は「長沼本物ベーコンと大粒カキの煮込みカレー」です。
さらにチーズをトッピングしたました。

だけど初めのベーコンだけ何となく目についたから頼んだので、カキが入っているとは知らず驚きました。

どうもカキはポン酢とかでズルっと食べるとまだいけるのですが、こう何口にも分けて食べるのはいささか抵抗があります。

なのであまり噛まずにゴクっと飲み込んでしまい、何とももったいない事をしてしまった。

まるたけライン
★★★★★★★★
星8です。

ブルックスのカレーは星10で固定したい所でしたが、思わぬ伏兵にやられました。
とりあえず苦手なカキを克服したので、こうなったら全メニュークリア目指します。


2013年12月9日月曜日

ジョン・アーヴィング


ジョン・アーヴィングの新刊が出ていた。
この作家はどれも長編で2冊なので、読み終えるのにすごく時間がかかります。
だから割と覚悟を決めて読み始めるのを思い出します。
思い出すとは、最近めっきり読んでないからです。
去年だったかな?サイダーハウスルールを読んだきりです。

それはともかく、ハードカバーの新刊が平置きされてるのはちょっとびっくりしました。
おそらくもうけっこうなお年であると思うので、精力的な活動にうれしく思います。
「ドア・イン・ザ・フロア」以来新刊を読んでいなくて、次に出た「第四の手」まで知っていたのですが、その後も2作ほど出していました。
なので、ほぼ毎日物語を書き続けていると思います。
きっとレスリングで鍛えた屈強な体が支えているのでしょう。
でも年齢を調べたところ、まだ71歳なのでまだまだ大丈夫そうです。
もっといっていると思っていました。

『熊を放つ』
『ウォーターメソッドマン』
『158ポンドの結婚』
『ガープの世界』
『ホテル・ニューハンプシャー』
『サイダーハウス・ルール』
『オウエンのために祈りを』
『サーカスの息子』
『未亡人の一年』
『第四の手』
『また会う日まで』
『あの川のほとりで』
『In One Person』


赤文字が読んだ事のあるものです。
再読はありませんので、正確な判断は難しいですけど、ウォーターメソッドマンが面白かったです。

ただ、この超有名作家と言えども意外と入手困難なものが多く、いくつかは古本屋で見つけて、かなりうれしかったです。
もし次読むとしたら最高傑作と呼ばれる事も多い「オウエンのために祈りを」を読みたいです。
というか楽しみに後に取っておいたんだけど、小説は取っておくジャンルではないですね。
有名どころから読むのが良いと言いませんが、特別間違ってはいないと思います。








2013年12月6日金曜日

小樽美術館

先週の事ですが、


久々に小樽美術館に行ってきました。
「北の水彩画人 白江正夫と宮川美樹」展。


どちらとも教員生活をしばがら画業を重ねていたそうです。
教師の間は公務員だし、絵の売買の方はできなかったのかな?どうなんだろう?
とにかく作風は違えど、本人達の顔が似ているのであまり並んで欲しくない感じです。

白江さんは内閣総理大臣賞を受賞するなど、華々しい経歴を持っています。
絵も水彩画とは思えない重厚な迫力でせまってきました。
どの絵もどこか物悲しく、静かでありながら威厳がありました。
コントラストの強弱が見事で、太い黒が画面を引き締めて見やすく、誰もが共感を持てると思います。
どの絵も心象風景の奥底にある何かをうっすら感じられました。




もう一方の宮川美樹さんは、すごいです。
何がすごいって画面を埋め尽くす緻密な砂と水滴が一切の妥協なく描かれています。

この画像はパンフレットの印刷物を写したものなので、わかりませんが、砂の一粒一粒にしっかりとした陰影を搔き込んでいます。

こちらも穏やかな波と砂場があるだけで、とても静かな絵です。
そういった海の匂いや雰囲気をノスタルジックに感じたい所ですが、なにせ緻密なスーパーリアルの世界に驚かされてしまいます。
もし本当に海の風情を見ている人に感じてもらいたいのなら、こんなに描き込まないのではないか?
なにせ、どれほど時間がかかったのかと見るより先に呆れかえってしまうので、、。

そしてそういう絵が1枚ならまだいいんですが、何枚もあるのです。
さらにこの人のこのシリーズ、全て作品名が「刻」なのです。
パート2とか、番号をつけずある意味、潔癖性な人ではないのでしょうか。
絵の構図はほとんど変わらなくて、貝殻の位置や砂場に描かれた落書きが違うだけなのです。
一つ言える事は果てのないドミノを並べるような作業がこの人にとっては喜びだったのだと言う事です。
続けるという行為にはその燃料がないと無理だと思っています。

どちらの画家も思えた事なのですが、悪い意味ではないのですが、単純に切迫した危うさがないって事です。
教師と言う職業柄なのか、常にバランスを保とうとする美しさが際立っていました。
そう思うと先々週見た深井克美のグロテスクな絵はすべてが危なっかしかったです。
もちろん鑑賞するには今回の二人のような絵の方がいいですが、深井克美は違う色の驚きを与えてくれたと思っています。

いずれにせよ、芸術である以上「芸」なのですから、何らかの心の揺すぶりをさせられたら、そこには値段などという価値観はなく、好き嫌いを越えた作品と観る側のフラットな関係だと思っています。









2013年12月5日木曜日

1辛


自炊が面倒でつい寄ってしまうCoCo壱番屋。
大体1食1,000円はかかるので、あまり通っていると経済的に危険です。

今回はビーフカツとポテサラで。
そして今までやった事の無かった1辛にチャレンジ。
確か50円くらいかかる。
1辛となめていたらとんでもない、横に置いてある給水用の水が無くなるのではと思うほど水をガブのみ。
おそらく2辛に行くとカレーの味など分らなくなるかもしれない。

男らしさの指数を使って、これを強いと取るか弱いと取るかだけど、正直、え〜っと、関係ないか、何でも無いです。

前回の続きが何巻だったのか検討つかず、頭文字Dを適当に読みながら食べるのが常です。

2013年12月4日水曜日

ブヨブヨの来襲

柿がブヨブヨになりだしています。


このブヨブヨしたのが好きな人もいるでしょうが、僕は固い方が好きです。
あまりカチカチだとそれはそれで良く無いですが、適度に固さがないと嫌です。
このブヨブヨの柿をその固い柿と同じ値段で売っているのが許せません。
とは言え12月ともなれば仕方なしにこのブヨブヨしたやつを買います。

でも何とかそこそこ固いのを発見しました。
ああ、柿の季節が終わる、、、。



2013年12月3日火曜日

急な朗報

ちょっと昔のパチンコ台を調べていたら、かなり懐かしかった。

今の台は漫画や芸能人のタイアップにより、色やデザインもその個性に合わせて作っているが、どうもドキドキワクワクしない。


もうほとんどやらなくなって儲けたり、当った印象がないからかも知れないが、やっぱりどうも違うような気がしてきた。


こういう配色や


このえげつないバクダンと原色の使いかたの方が別世界に連れてってくれそうだ。

そしてこの一見静かなこいつが火を吹いたらどんな事になるんだろう?と期待感もある。
今の機種はやる前からギラギラ電飾やら画面がアピールしていて、派手さの振れ幅が少ないと思う。

あと底抜けにバカっぽい台の方が負けた時も「やった方が悪かった」と思えるので良いと思います。




この二つが一番面白かったです。
本当に「当った!」て言う体験はこの二つだけかも。

「当った!」→「幸せ確定!」と言う図式が良かった。
今はいくら勝ってもそうならないと思う。
今年の6月にたまにやったら10万勝ったけど、不思議な事に全然うれしくなかった。
その後ほとんど負けてやめた。
だけど10万勝って大して嬉しくないのは重症だと思った。
たぶんもっと違う事で満たされないと満足しないんだろう。

なので、もうこれからの人生であの「当った!」が経験できないと思うと少し寂しいものがあります。

ちょっとゾッとするのが、何が来てもそんなに喜べないのではないか、とも思ってしまう。
ある意味、急な朗報は「メンドクサイライン8」なのかもしれません。
















2013年12月2日月曜日

メンドクサイライン

12月となりました。

初雪が11月の中旬ですごく積もって以来、雪で悩まされる事はなくきています。
去年の今頃を振り返ると、朝出かける時、車が雪で埋まっていました。
あれは「メンドクサイライン7」のものです。
7というレベルは「どうしても」でない限り、後回しにするランクです。

しかし、会社には行かなくてはなりません。
否応無しに雪を払い、せまい駐車場から4WDのパワーを借りて、よいしょと出る訳です。
それが今年も近々やってくると思うと嫌になりますね。

ちなみ「メンドクサイライン」という僕の設定はおそらく一般の人々より、ゆるゆるの甘めでできています。

なので車に積もったショートケーキを取り払うという出来事は普通の人なら「メンドクサイライン4〜5」だと思います。


見て下さい、この画面。
モンハンをやりつつ、夕食はデリバリーのピザを手元のキーボードタッチで簡単に注文しています。

お金があれば指先を動かす筋肉量だけで生きて行けるのです。