2013年12月18日水曜日

2013マルクラ俳句大賞

昨日、金ノコを買いにダイソーに行った時、店まで続く通路でまた公募の俳句が並んでいた。



以前にも書いたがこういうお店側の試みは応援したい。
社員も普段の業務以外でやっていると思うとやる気みたいのが伝わる。。
実際のところどうなっているのかわかりませんが、いずれにしてもこの企画ずっとやっているので、アイデアよりも続いている事が一番すごい。

ざっとしか見ていないんですが、勝手にマルクラ俳句大賞を発表します。


まずは第2位。

物忘れ
忘れたいのは
忘れない

少し笑えるし、確かにそうだとも思う。

まるたけライン
★★★★★★★
星7です。



そして栄えある2013年度マルクラ俳句大賞は、、、














趣味もなし
金はあるけど
気力なし

の三番館川柳会
旭峰さんに決定です!
おめでとうございます。

このどこまでも救われない気持ち、、。
殺風景なスーパーの2階で読むとさらに切なく沁みます。。

まるたけライン
★★★★★★★★★
星9です。

ポイントとしては「趣味も」の「も」が気になる。
この俳句では「ない」のは趣味と気力。
「も」と言う事は趣味の前に何かまだ「ない」ものがあったのだと思います。
なので3行なのに読む人に考えるスペースを持たせて4つ目も忍びこませているウマさ。
おそらくその4つ目は総合的に「ない」ものを指しているのだと思います。
愛情、性欲、若さ、運などありとあらゆる総称だと思います。

と言いつつ、この俳句にはもちろん皮肉が込められています。
自虐的に俯瞰で自分を見ている。
そんな余裕のある人ならおそらく大丈夫でしょう。
それに何と言っても金はあるのだから。










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