2021年6月25日金曜日

かけめぐる甘さ



あまり好きではないのですが、

なんとなくソフトクリームを食べたくなり買ってきた。



食べたくなったと言っても少し食べたいだけなので

まず、妻にあげようと思ったら





新しいものは何でもまずあたしによこせのミコ様が

全ての音をかき消す「ウッギャー砲」を発射してきた。







でもまだこういう甘いクリーム系は食べさせた事がなく不安な時期でした。





一応、欲しいのかきいてみる。




このちょっと間があって「うっ〜ん!」が僕は好きで、

たまにしつこいくらい言わせる時がある。




ここはもう妻の判断にゆだねる。

というか基本的に妻がOKなら僕はなんだって構わない。

と言うのも、妻が何かミスをしても僕は全然大丈夫なのだが、

僕が子供の事で何かミスをしたら目も当てられないからだ。




めずらしくOKがでたので、この時はもう面倒だな〜と思いつつ




まあ、少し食べて冷たいから嫌がるパターンかもしれないし、と思ったら






口いっぱいにソフトクリームを持っていって、、






脳天直撃!


体験したことのない未知なる刺激が

脳内を勢いあるスーパーボールのように飛び回る!

なんだこの甘さ!







この時のことはすごく鮮明に覚えていて、まず目がまるまると瞳孔が開いた。

そしてソフトクリームを持つ手の握力が異常に力強くなった。

今まで最高に甘いものはバナナぐらいだったので、かなり驚いたことだろう。







はじめはその顔を怖かったけど笑って見ていた、






だけど、なんか様子がおかしいのでおしまいにしようとしたが、



全然、離さない。


目をひんむいたままどんどん口の中に入れようとする。

ソフトクリームはズブズブと押しつぶされて、溺れるように危険なほおばり方をした。









この時の力はまるで何かがとり憑いたのではないかと思うほどで、

無理やり力を込めないと離してくれなかった。


この後は当然、ギャン泣きでしたが、

とりあえず危険なことにはならなかったのでホッとした。


これはもう、しばらくソフトクリームはあげれないし、当然僕たちも食べれない。


それにしてもあんな感じになるなんて、、

きっと本来、自然界にあってならない刺激なんだろうな。




2021年6月10日木曜日

おっっとーーしゃん!

とうとう1歳になって子供が「お父さん」と呼んでくれた。





 一番初めに聞いた時は夫婦そろってかなり喜んだ。


ちなみに発音は正確ににいうと

  っ 、   です。

「と」に一番のアクセントをもっていく感じです。


一度言えれば得意になって毎日言ってくれるようになった。

とにかく僕の姿かたちを認識できたなら

写真でも







スマホに映った僕の画像でも




そして自分のことは


「イコ」といいます。




名前はミコなので、少し間違えてます。


普通ならまったく問題がないのですが、

保育園に「イト」ちゃんという子がいるので

それにつられている可能性がある。




そして当然、僕は

「おっとうさん」とすごい大きい声で言ってくれます。

ここまでよし。






問題はお母さん。




無言で見つめます。














妻は残念そうに毎回「おかあさん」と教えます。

これは僕が彼女のことを「名前」で呼ぶのと「お母さん」と呼ぶのでは

あきらかに名前で呼んでいることが多いせいでもあるし、

ミコは僕のことをお父さんと呼んでいる妻のことをよく見ているのです。


車のチャイルドシートに座らせたり、

公園で遊んでいるのを終わらせたり

強引にお風呂に連れて行ったりと

強制的にミコに触れることが多いので

普段触るだけで嫌がられる僕ですが、

ここだけは唯一優越感を感じてます。



追伸:
最近妻のことをようやく「おっ   しゃん!」というようになりました。

「お」と「しゃん」の間には何か消失したような音を出します。

うまく表現できない。


保育園の他の子を見てもママとパパと言わせてる家庭が多く、

両親のそれぞれ発音が似ているお父さんとお母さんは確かに

難しいかもしれません。

















2021年5月14日金曜日

川の字

妻と娘(1歳と5ヶ月)はベッドで寝てもらっていたのですが、

最近は居間に布団を敷いて親子3人川の字で寝ています。



理由は娘の寝相がマックスに悪くなってベッドから落ちそうだったのと、

少しでも妻の負担を減らしてあげようといつも思っていたからです。







なんでもこの頃の子供は成長ホルモンの分泌が爆上がりしているので、

夜中はとにかく暑いみたいなんです。



特に足の裏とか触るとたしかにぽっかぽかで熱い。



それで掛け布団をはいで、冷たい場所を探し求めて寝返りをゴロンゴロンと

夜中じゅうしまくるのです。



それなら大いに結構、健康に育っている証拠なので嬉しいのですが、

最終的に妻の上にかぶさり、1歳と言えど11kgの重さで寝てる妻が

ウンウンうなって窒息しそうになっています。



だから僕が夜中に起きてはがしているのですが、

これが寝始めの3時間くらいは何度もやっています。




たまにかかと落としをしたりします。




最後は誘導ミサイルのように妻に突っ込み、すんでのところでかわす図になっています。
(僕の方には来ません)



少しでも妻の睡眠が取れるように始めた川の字ですが、

妻いわくベッドで寝ていた時とそんなに睡眠の質が変わらないと言います。



それだったら僕もほとんど寝たんだか寝てないなんだかわからない感じなので

これでは共倒れだと感じていました。



ですが、なんとか1ヶ月続けた結果、最近は少しマシになってきたように思います。



ただ、寝る前が僕の唯一の一人になれる自由な時間だったので、それがなくなったことに多少のストレスを感じますが、妻はずっとそれすら無いのですから何も言えません。



夜の9時くらいにはテーブルをどけて布団を敷いて、

朝になったら布団をたたんで違う部屋に持っていく仕事が

僕にプラスされたので面倒なんですが、

それでも妻の睡眠の質が少し良くなったように思えるので良しとしてます。




2021年4月14日水曜日

お手伝い

娘(1歳4ヶ月)の成長がいちじるしくて毎日驚いています。

今はとにかくお手伝いが大好きで、食事が終わったら食べ終わった食器やらコップを持ってきてくれます。

ですが、ちょっと重たくて割れそうなものは落としそうなのでいつもハラハラしています。

それでもお手伝いがしたいという気持ちを無視するのもかわいそうで、
軽いプラスチック製のものをなるべく机に残して持ってきてもらいます。

夫婦が食べたあとの食器はささっと片付けるのですが、たまにスキをついて片付ける前の重くて割れそうなものをもってきてくれちゃったりします。


持ってしまったら「危ないからね」ととりあげると超音波泣きのスピーカーと化すので、気をつけて持ってきてねになります。

泣かれるのは結構慣れましたが、それでも泣かれてしまうとほとんど何もできません。

最近は彼女の方も心得ていて「このぐらい泣けばいいか」という泣く音量、長さなど要求の大きさに対して調節してきているように感じられます。

考えすぎかとも思うのですが、本当に日に日に様々な事を吸収しているので、あなどれません。

そして運動機能の方も歩くスピードがはやくなって本当に目が離せなくなってます。

それに合わせて僕らも対応策を常に話し合って変化していくのですが、たまに古いシステムをほったらかしにして何か小さい事故につながることもままあります。

そういう事って仕事にしても人生にしても同じなんだと思います。


2021年4月8日木曜日

ブンブン

 またまた1年ぶりとなってしまいましたが、久しぶりの更新です。

ブログの更新もたまにやろうとか思うけど、とにかく時間がない。。

子供も1歳になり楽になるかと思いきや、確かに楽になった部分(泣かなくなったとか)はあります。

だけど、成長に合わせて新しい課題も出てきたりして、結局楽にはなってないです。

というか「楽になった」という部分は奥さんも含めて僕たちの子育てスキルが上がったからであって、トータル時間は減り続けているのかもしれない。




そして今、現在の娘は絶賛イヤイヤ期に突入です。

特に僕に対してはほとんど9割の要求に首をブンブン振り「NO」と言ってきます。

人類の中で最大の権力「拒否権」を尽きる事なく乱発してくるのです。

じゃあ、「NO」だけ覚えたのかというと、そうでもなく、「YES」も存在します。

「もうバナナほしいの?」に対してうなずいて小さく「うん」と言ってきます。

ほとんどが「NO」が占める愛のない世界で凍死寸前の我が身といたしましては、そのたまにくる「YES」に救われてしまい、バナナなんぞささっとすぐに用意して持ってきてしまうのです。