2012年7月21日土曜日

ロンリーハサミ

土曜日は隔週で休みなのだが、今日は出勤日。
もし休みだったとしても、5km以上は走れなかったと思う。


天気が良いのは何よりもうれしい。


難産だったのか、今頃子育てを始めてるカラスが1匹警戒を解かなかった。
カラスに襲われるとザワザワっとする。
はっきり言ってすごく怖い。


朝食は3日間連続バターロールパン。
こういう単純な食べ物をただ食べる時、いつも「山奥で遭難に会い、これしか食べ物が無かったら!」とか頭の中でベタなシチュエーションを仕立てて少し自分で盛り上げる。

仕事はお昼で切り上げたかったのだが、友達の誕生日プレゼントを作るのに時間を取られ1時くらいに上がった。

バーベキューをするため河原に直行。


そんなに暑くなくて過ごしやすい午後だった。


ホッケが肉厚ですごくおいしかった。
車で来ているので無理だったがビールをしこたま飲み続けて草わらにぶっ倒れたい。


泳いでいる子供や釣りをしている人もいる。
ただただ幸せな人たちだ。

隣の主婦たちが離婚の相談をしていた。
今イジメが問題になっているが、閉ざされた世界は色んな隙間に巧妙に詰まっている。

理性のある人間は主観でしか生きられないから構造的に孤独になりやすくできている。
惨めになる秘訣は自分が幸せかどうか考えるヒマを持つ事だ。
考えない勇気でしかうまくいかない場合が多々ある。


公園のトイレの手洗い場に脱出できないでもがいているハサミムシを発見。


喜びも悲しみもない。
疑問も答えもない。
ただひたすら上に行こうとするのみ。

こうなれば下の下水道に行った方がまだ望みがありそうな感じがする。
下はダメ、上が正解というのは生き物の根本的な考えにあるのかも知れない。

と言う事はこんなヤツでも恐怖があるわけだ。
警戒のサイレンがワンワン鳴っている。
恐怖に身を焦がすと同じ事しかできなくなるのは人間に似ている。

僕から見ても誰かがここの水を出して意地悪く流してしまう前に、上に這い上がるのが唯一の解決策だと思う。

下はまずアウトだ。

その解決方法をひたすらやり続ける瞬間瞬間に生の喜びがあるかもしれない。
状況が問題ではなく、自分が正しい事をしているかどうかが問題なのか。

どんな劣悪な状況だろうと生の希望を捨てない勇気だけが孤独に勝てるのだ。

そんな事をぼんやり考えながら、勢い良く水を出して手を洗った。
バーベキュー特有の脂の匂いはなかなか取れない。








たらふく肉を食べた後、友人宅にてストフォーをやる。
未だに波動拳が出せると少しうれしい。
困ったら下キック。
全く上達しません。

僕の建物的居場所は家、会社、ここの友人宅の3つです。


今日はかなりカロリーを摂取したので明日はもっと増えてると思う。
ちなみ毎日のせているこの体重計の結果は朝に走り終わった時のものです。



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