2013年9月12日木曜日

赤井川村雨中キャンプ 5

続きです。

朝は6時くらいに目が覚めた。
雷警報で飛び出した友人もテントに戻って寝ていた。
車内は寒くて寝れなかったという。
エンジンをかけると近隣のキャンパーに迷惑かけるし、寝袋持って行かないと無理だったらしい。


僕は寝袋から出て立ち上がると頭が痛かった。
初めは風邪をひいたかと不安になったが、どうやら二日酔いだった。


とりあえず、もう寝る事は出来なかったので、歯を磨きながら外に出て散歩をした。
雨は降っていなかったが、タープはかなり濡れていた。


友人がまだテントから出てこないので、朝食の用意にとりかかる。
炊事場まで少し遠かった。
同じく水を汲みにきた他のキャンパーがいて軽く挨拶をした。
他もまだまだ起きている人は少なかった。


トイレは比較的キレイで、しっかりと管理が行き届いている。
ここがキレイかどうかで集客力に差が出ると思う。


とにかく、あの風雨をしのいだタープとテントも少しよれていて、疲れ果てている様に見えた。
昨夜のゴミを片付けたりしながら、朝食の用意をする。


まずは目玉焼き。


次にハム。
これにごはんも炊いて、レトルトのカレーと一緒に食べた。
友人も美味しそうに食べていた。
普段だったらお腹いっぱいでも食べないメニューだろう。


しつこいようだけど、7,000円もしたソロストーブは一気に変色してしまった。
動画とかで使っている人の物と比べてもかなり劣化した感じになった。
家に帰って色々調べて、出来る限りのメンテはやったが、色はとれなかった。
でもたった一晩だったとしても、すごく価値があった。
まあ、変色しただけであって、おそらくずっと使えると思う。


テントもタープも濡れていて、どうせ苦労して袋にまとめても、家で乾かしたり、土やゴミをとらなければならない。
だからたたまないで車の後部座席に押し込んだ。
おそらくこれからもこれで行くと思う。
それにもう一人ならまだしも、友人もいるのでコツコツ片付ける気持ちにはなれない。
テントの避けたあとだけ乾いていた。


ゴミも全て持ち帰り、ぐっしょり濡れた荷物を後ろに乗せ、余市方面へひた走った。
もちろんどのキャンパーより早く、逃げる様に帰った。
紅葉の季節になるとあの辺りは一面真っ赤になって、また別の表情を見せると思う。

続きます。




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