続きです。
とりあえず積丹野営場に着いたが、雨が降らないのと今週あたりが寒くないキャンプ最後とあって、結構混んでいた。
無料だし管理人もいないので、テントやタープは立て放題で場所をいくらでも占拠できる。
駐車場から降りて行ける所はどうやらもう無かった。
もうちょっと早く着いていれば、いい場所もあったのに残念。
諦めてもうちょっと先に行った所にある有料のキャンプ場に行こうか迷ったが、そこは夕日を見るにはちょっと適していない場所だった。
だから何とかここで出来ないものかウロウロ歩いたが場所はない。
ある事はあるのだが、ちょっと他のキャンパーと近すぎる。
家族連れとかだったら構わないのだけど、一人なので人目をあまり気にしたくない。
ゆったり自分のペースでやるには最低20mは離れたい。
それに時間も無くなってきた。
もう16時だった。
目標としてはテントを建てるのとか全部やり終えて、ゆっくりビールを飲みながら夕日を見たかった。
キャンプ場をかなり離れると昔使われていたっぽい入り口を見つけた。
その前に大人数で来たキャンパー達がこれと似た様な場所で車を入れてやっていた。
その人達よりももっともっと離れているので、もうトイレも炊事場もない。
歩いて行ける事は行けるが片道10分くらいかかってしまう。
でもここの広場を降りた先をまず見に行ったところ、すごくいい所だった。
まずは完全に一人になれるし、ロケーションもバッチリ。
下見を終えて車に戻り、この広場に入れてみようと試みたが、もう一人いてロープを踏んでくれれば何とか乗り切れそうだったが、止めておいた。
その入り口の道路脇に車をギリギリまで横付けにして、荷物を全部降ろした。
そして野営場の駐車場まで車を置いてきて、再びここまで歩いてきた。
3往復ぐらいして荷物を海岸沿いまで運ぶ。
以前にも誰かがやったであろう平地だけ草がない。
少し高台だしここがベストだった。
まず、テントをダラダラと建てた。
もう説明書なしでも大丈夫だった。
ソロキャンプ用に買った2〜3人用のテントは20分くらいで建て終えた。
もう半分夕日がが始まっていたので急いでメシの用意。
まずがソロストーブに流木と炭を入れて割り箸を折って火をつける。

今回のキャンプで新たに加わった道具の一つにこのダガーがある。
のこぎり状になったところで木も切れたり、峰の部分でハンマーがわりにもなる。
あと、一応何があるかわからないので護身用にもと思った。
新しい道具その2、この携帯用の机。
今回で机ってかなり必要だってことがわかった。
ここは完全に水もトイレも無い場所なので水2ℓを3本買ってきたが、いきなりかなり貴重なものとなった。
無洗米に入れる水もこぼさないように気を使う。
米はガスバーナーで炊く。
そして今回チャレンジするカレーづくり。
BBQではもう面白みを感じられなくなってきたので、今回はもう一ランク上の経験を積む事にした。
前回やった時から思っていたことだけど、汁物をつくるのはいいと思う。
特にこれから寒くなってくるので、暖かい物がのどを通って行くのは大事だ。
ただここでは水が限られている。
いざとなったら遠い炊事場に行ってもいいが、実質無理な距離だった。
そういう所で調理をする事に不安を感じつつ、ビールも飲みながらだったのでだんだんと楽しくなってきた。
どこかで失敗したらしたでそれはそれでいいやって思ってやってた。
とにかくもう引き返す事はできない状況になったので気持ちが楽になった。
続きます。
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