続きです。
実家を出発する朝、前回に買ってきてあげたiPod専用ステレオの使い方が案の定わからなかくなって、使ってないようでしたので、、。
手順と間違えて違うボタンを押してしまった時の対処など、全て書き込んだ紙を作成。
おそらくこれでもうまく使えるかどうかあやしいですが、、、。
母さんはまだまだ元気そうで、安心した。
母さんも僕が元気そうで嬉しかったと言った。
朝の9時くらいに出て寄り道せず、高速を使わずひたすら石北峠を越えて行った。
旭川で時間に余裕がありそうだったので、美術館に寄った。
ダリ展だと知って正直つまらなさそうだと思い、行くのを迷ったが、旭川まで来る事もなかなかないので重い足を運ぶと、入り口にかかっている序文がその気持ちを見透かした様に言ってきた。
「ダリと聞いて、奇想天外な絵や奇抜な行動、演出の印象で、その奥にある真の芸術性や才能について理解されていない方が多い、、、云々」
文章は違うが、このような事が書かれていて、確かにダリってまともに見たり理解しようとしたことなかったと思い、まさに図星だったので反省した。
入り口の文章の言う通り、この天才をあまりよく知らなかった事を会場の奥に進むつれ感じた。
今回は版画がメインでダンテの神曲の挿絵がズラーっと飾られていて、初期の作品にはまだ足の長い象とか融けた時計とかは出てこないのだが、その片鱗はあって異形な人物像がほとんど。
グロテスクながらも美しい、それは確かな描写力が裏付けされてるこそだと感じた。
多方面の才能をみせて、科学的に不老不死を本気で考えていたり、奇抜なオブジェ、文章や後年には映画など、その才能はジャンルを軽々と越えてダリになっている。
ただ多才だっただけに、どれも突き詰めれていないのは印象にある。
そしてやっぱり申し訳ないが、そんなに好きにはなれなかった。
でもかなり見方は変わった。
とんでもない大傑出した人物である事はしっかりわかった。
夏休みもあってか人が多くて、かなり窮屈な思いした。
一組のカップルが傘を会場内に持ち込んでしまって、係員に注意されるとかなり不機嫌になっていた。
千原ジュニアがガムを噛んでいる事を注意されて驚いたという事を話していたけど、地方の美術館が扱うには大きすぎるビッグネームの時は神経質にならざる負えないと思う。
帰って母さんが作ってくれたオードブルの様な弁当を食べる。
僕が雨の中でBBQで焼いた肉も入っていた。
これを少しずつ小分けで食べて3日間はしのげた。
久しぶりの出社、そして以前紹介したおたんこなすに芽が出ていたんですが、その後枯れて抜けてしまい、今日にはとうとう諦めて土を捨てました。
また気が向いたら買ってこようと思います。
このお盆休暇シリーズがまさか11回もなるとは思わなかった。
まあ、それだけ妙に充実してた様な気がする。
あれから2週間が過ぎて、今となってはすっかり遠い過去のもとなりましたが。
そしてやっぱりお盆を過ぎると少し秋の気配が漂ってます。
まだもう少し暑さも続くと思うので、たくさん外で遊びたいと思っています。
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