琴似にあるコジマ電気が完全閉店する。
建物自体にまだまだそんなに古い印象はなく、駅前の大きいスペースにあるので無くなる事自体そこを毎日通勤で見る人たちにとって、不景気の象徴として映るし、どちらかと言えば残念な風景だ。
陳列棚はスカスカの所も多く、すでに出遅れた感じ。
思わず普段欲しいと思った事がないものまで安いのでちょっと買ってしまうところだった。
たまにこれは通常価格よりかなり安くて、この機会に手が出そうになる物もあったが、その度にアマゾンで検索すると、閉店イコール死ししてこの覚悟という店側のMAXパワーとそんなに変わらない値段であったり、うっかりアマゾンの方が安かったりする。
今や電気店と言わず、どの業種もライバル店は常に世の中のトップレベルと競り合わなければならない。
もちろん人ごとではない。
エスカレーターの手すりにもう清掃の後は見られない。
だけど、こういう閉店の時に限ってくる人たちもあまり良く思えない。
屍にむらがるハゲタカのようで、そういう空間は個人的には運気が下がる気がする。
このただで飲めるミネラルウォーターのタンクが空になって、捨てられたコップの山がまさに物語っている。
と言っても大手量販店なので、そんなに悲壮感は漂っていない。
それに元々はこの大手が地方の小さな個人経営の電気屋を潰していったのだから。
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