2014年2月6日木曜日

ブッラクジャックによろしく

今更なんですが、ブラックジャックによろしくにハマってます。


これは全巻ネットで見れるのでありがたいのですが、この問題をよく起こす作者は物語の斉藤医師の様にすごい事をしていると思います。



話は大体1〜2巻くらいで斉藤先生が他の科に移動されて新しいジャンルの病気と戦うのです。
延命治療、心臓病、産婦人科、そして末期ガン。
特にガンを扱うところは8年前に父親をガンで亡くしているので、忘れていた気持ちを思い出しました。
色々考えて、自分にできる事は何かをずっと考える毎日だったのを思い出します。
漫画でこんなに泣くのは初めてというくらい泣きました。

すごい漫画だと思います。
ここで終わるだろうと予想するのですが、さらに奥へと連れてってくれます。
医療とこの作者はビタっとハマった感じがします。
そしてどこまで行っても、生きている側が語った言葉です。
答えはこの漫画でも言われている様に、当事者でないと出せないし、そもそも答えがあるとかないとかの話でもないのです。

恐怖から目をそらしたり、決して無視する事ができない。
これは人間の深層心理です。
売れている話の大半はこの恐怖をうまくコントロールしていると思います。






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