札幌市民ギャラリーでやっていた北海道芸術デザイン専門学校、通称ビセンの卒業制作展に行ってきました。
雪まつりが開催していたので、そんなに人は来ていなかった様に思えたが、専門学校の卒業制作展はこのぐらいかも知れない。
もちろん無料です。
さすがに学生なので、言っても大した事ないだろうと思って行きましたが、そんな考えは入場してすぐに消し飛びました。
もう半分プロでやっている子もチラホラいました。
思うにこういう子達は元々学校に入る前から出来ていた子だと思います。
学校側から何か教えるっていうのはあまり昔も今も無い様に思えます。
ただ2年間なり3年間、才能のある子が創作する時間を持ち、本当に将来これでやっていくのか考える時間がほしいだけだと思います。
今はパソコンがあるので、こんな独自の本も簡単に作ってしまうようです。
いずれにしても、あまりふざけているような作品は無かったと思う。
どれもガチで持てる力を限界まで絞って出しているように見えた。
こういうの見るとすごい刺激になる。
素直に僕も頑張ろうって思えてしまう。
そして少し悲しくなる。
これから否が応でも直面する様々な現実に耐えれるのかと。
ほとんどの子は耐えられない。
粉々にユートピアは崩される。
もっと確かな手に取って感じれるものに絶えず心を揺すぶられる。
そういう茫漠とした将来の不安を見ずに、がむしゃらに頑張った作品群は儚さと希望がないまぜになっている。
また来年も見たいです。
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