2016年8月22日月曜日

シン・ゴジラ

今、上映しているシン・ゴジラを見てきた。
はじめっから未完成のゴジラが東京に上陸してきて、食い入る様に引き込まれるのだが、そこから総理大臣やら政府高官の会議、会議、そして場面が変わってはまた会議と、そんなに人の話ばっかり聞いてられんくて、途中で少し寝てしまった。



そしてまた進化して完全形態になったゴジラが上陸してくると、自衛隊やらアメリカの空爆などが出てきて、テンションMAXになってかなり面白かった。
モンハンのイビルジョーみたいに口を開いた時、皮膚が耐えきれず裂けてしまっているアホっぽいところも狂っているようでカッコ良い。

だけど、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督だけあって、本当の東京をめちゃくちゃにしたり、絶望ともいえるゴジラの攻撃シーンなどの魅せる場面はちょこっとで、先ほども書いたようにほとんどが人と人の会話で終始する。

特に石原さとみなどの女性はいらないなって思ってしまう。
いろいろリアリティを求めても、結局あんな若いネーちゃんが重大な権限を持つはずないから、違和感を感じてしまう。
もっと若者なしのジジイ達が困っていた方よかったのではないか。
そして全体的にジジイが軽い。
威厳のある山本五十六のようなカッコイイジジイが見たかった。

もし、ゴジラがリアルで来たら?日本はどう対応するのか?ゴジラは敵ではないから駆除という形をとり、警察の管轄になる、など、、いや、それはわかったからと、そういう現在の憲法ではうまくいかないと言うのが今回の目玉であるのはわかるが、もう少しコンパクトに出来ただろうって、本当だったらいろいろと難しんだねーって思わせてくれるだけでいいんだから、ごにょごにょ専門的に疑問の思うやつはネットを駆けめぐればいいのだし、僕はゴジラ見るの初めてだから、そんなのはいいのです。

もっと自衛隊の悲壮感やら、家族なども大きく取り上げて、派手にずっとドンパチだけやってくれたら良かった。
あと一般市民が残酷に死んでもよかったのだが、福島のこともあるし、津波などのシーンは完全にアウトなんだろう。
だから海上保安庁やイージス艦もでてこない。
そして「ゴジラは悪いやつではない」というのにしたいんだろうけど、あんなの実際来たら冗談じゃない、殺すしかないだろう。

え?、ええ、ゴジラ初めてですけど、ええ、。










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