
前回の徒歩モラップでの反省から、今回は携帯型のウォーターキャリーと卵ケースを新たに購入して行きました。
やるたびにこれも必要、あれはいらないなど、道具の種類が洗練されていくのですが、基本的にもともとギリギリの道具を選んで持って行っているので、いらないと言うのはないのです。
だから、必要と言うより、あれば少し快適って程度で、少しずつ増えて行く傾向にあります。
これは、車で行く場合も同じで、キャンプ道具は少しずつ増えていき、最後は余計なものが収納ボックスに居座り続ける事になるのです。
でも、たとえそれが、10回やったうちの1回使用するか、しないか、のものであっても、結局のところ現地では「ある事」にこした事はないのです。
その持っていかない理由が特に見つからず、足りない、足りないと、あれもこれもといううちに、最終的には冷蔵庫からトイレまで、家を丸ごと運んでしまうキャンピングカーに行き着く人もいる。
僕は逆で、無駄に大きいものが嫌いで、その「無駄感」にストレスを感じる方です。
どちらかと言うと、あまり余裕は作らず、きっちり使い切るギリギリを狙いたい。
この「持っていかない」という事を強制的に考えさせてくれるのが、自転車であったり、徒歩のキャンプの魅力で、厳選されたものだけを持つという状態がすごく気持ちいいのです。
当然、小型、軽量化を考えるし、小分けにできるものは、できるだけ細かくする、などの工夫をする事で、かなりの種類を運べます。
だから、出発前日にザックへ必要なものを入れて行く時、ザックに収まっていく道具はまるで日本代表に選ばれたようで、実に誇らしい感じに見えます。
何か危険な感じがするので、、選手というより、僕の身を守る兵士と言った方がいいな。

ザックへの入れ方も小型のバックなどで、緊急時、食料系、すぐ使う物、などの種類に分けてわかりやすくすると、なお良い。
そうやって考え抜いて、シンプルにまとまったザックは実に美しい。
ある意味、徒歩キャンプの興味はここにあった訳で、この完璧なザック、言い換えれば、完璧な衣食住を作りたくて始めたようなもんだ。
そういう、軽さ、耐久度、道具の種類、見た目などを審査対象にしたキャンプ道具を競う大会があっても面白いと思う。
今回の反省点として、余分なペグを持ちすぎたと言うのが一つあります。
ペグは1本だと大したことないけど、10本以上固まると、それはもう、ただの鉄のかたまりになるのです。
今、僕が使用しているテントは10本あれば大丈夫で、今回余分に6本も多く持って行った。
このペグ自体も軽いものにすればいいのだが、僕の場合は人目のつかない、変なところに建てる事が多いから、少々重さがあっても、鉄のガッチリしたもので、小さい岩だったらくだいて突き刺さるものでないとダメなのです。
それとウォーターキャリーは一つでなく2つ必要だったかな。
今回は一つしか持っていかなくて、足りなそうだから、ジップロックにも水を入れていったけど、夜中テントの中で、いつのまにかかなりこぼして酷い目にあった。
今度のシーズン3となる徒歩キャンプは、さらにレベルをあげて、行く時の交通機関を使わない「行きだけ全部徒歩」とか、「料理をやたら凝ったもの」とか、「本格的に風景画を描く」などの計画をたてています。
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