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徒歩シャコ 8 徒歩シャコ考察
今回の徒歩キャンプで思った事を書きます。

前回の徒歩モラップでの反省から、今回は携帯型のウォーターキャリーと卵ケースを新たに購入して行きました。
やるたびにこれも必要、あれはいらないなど、道具の種類が洗練されていくのですが、基本的にもともとギリギリの道具を選んで持って行っているので、いらないと言うのはないのです。
だから、必要と言うより、あれば少し快適って程度で、少しずつ増えて行く傾向にあります。
これは、車で行く場合も同じで、キャンプ道具は少しずつ増えていき、最後は余計なものが収納ボックスに居座り続ける事になるのです。
でも、たとえそれが、10回やったうちの1回使用するか、しないか、のものであっても、結局のところ現地では「ある事」にこした事はないのです。
その持っていかない理由が特に見つからず、足りない、足りないと、あれもこれもといううちに、最終的には冷蔵庫からトイレまで、家を丸ごと運んでしまうキャンピングカーに行き着く人もいる。
僕は逆で、無駄に大きいものが嫌いで、その「無駄感」にストレスを感じる方です。
どちらかと言うと、あまり余裕は作らず、きっちり使い切るギリギリを狙いたい。
この「持っていかない」という事を強制的に考えさせてくれるのが、自転車であったり、徒歩のキャンプの魅力で、厳選されたものだけを持つという状態がすごく気持ちいいのです。
当然、小型、軽量化を考えるし、小分けにできるものは、できるだけ細かくする、などの工夫をする事で、かなりの種類を運べます。
何か危険な感じがするので、、選手というより、僕の身を守る兵士と言った方がいいな。

ザックへの入れ方も小型のバックなどで、緊急時、食料系、すぐ使う物、などの種類に分けてわかりやすくすると、なお良い。
そうやって考え抜いて、シンプルにまとまったザックは実に美しい。
ある意味、徒歩キャンプの興味はここにあった訳で、この完璧なザック、言い換えれば、完璧な衣食住を作りたくて始めたようなもんだ。
そういう、軽さ、耐久度、道具の種類、見た目などを審査対象にしたキャンプ道具を競う大会があっても面白いと思う。
今回の反省点として、余分なペグを持ちすぎたと言うのが一つあります。
ペグは1本だと大したことないけど、10本以上固まると、それはもう、ただの鉄のかたまりになるのです。
今、僕が使用しているテントは10本あれば大丈夫で、今回余分に6本も多く持って行った。
このペグ自体も軽いものにすればいいのだが、僕の場合は人目のつかない、変なところに建てる事が多いから、少々重さがあっても、鉄のガッチリしたもので、小さい岩だったらくだいて突き刺さるものでないとダメなのです。
それとウォーターキャリーは一つでなく2つ必要だったかな。
今回は一つしか持っていかなくて、足りなそうだから、ジップロックにも水を入れていったけど、夜中テントの中で、いつのまにかかなりこぼして酷い目にあった。
今度のシーズン3となる徒歩キャンプは、さらにレベルをあげて、行く時の交通機関を使わない「行きだけ全部徒歩」とか、「料理をやたら凝ったもの」とか、「本格的に風景画を描く」などの計画をたてています。

前回の徒歩モラップでの反省から、今回は携帯型のウォーターキャリーと卵ケースを新たに購入して行きました。
やるたびにこれも必要、あれはいらないなど、道具の種類が洗練されていくのですが、基本的にもともとギリギリの道具を選んで持って行っているので、いらないと言うのはないのです。
だから、必要と言うより、あれば少し快適って程度で、少しずつ増えて行く傾向にあります。
これは、車で行く場合も同じで、キャンプ道具は少しずつ増えていき、最後は余計なものが収納ボックスに居座り続ける事になるのです。
でも、たとえそれが、10回やったうちの1回使用するか、しないか、のものであっても、結局のところ現地では「ある事」にこした事はないのです。
その持っていかない理由が特に見つからず、足りない、足りないと、あれもこれもといううちに、最終的には冷蔵庫からトイレまで、家を丸ごと運んでしまうキャンピングカーに行き着く人もいる。
僕は逆で、無駄に大きいものが嫌いで、その「無駄感」にストレスを感じる方です。
どちらかと言うと、あまり余裕は作らず、きっちり使い切るギリギリを狙いたい。
この「持っていかない」という事を強制的に考えさせてくれるのが、自転車であったり、徒歩のキャンプの魅力で、厳選されたものだけを持つという状態がすごく気持ちいいのです。
当然、小型、軽量化を考えるし、小分けにできるものは、できるだけ細かくする、などの工夫をする事で、かなりの種類を運べます。
だから、出発前日にザックへ必要なものを入れて行く時、ザックに収まっていく道具はまるで日本代表に選ばれたようで、実に誇らしい感じに見えます。
何か危険な感じがするので、、選手というより、僕の身を守る兵士と言った方がいいな。

ザックへの入れ方も小型のバックなどで、緊急時、食料系、すぐ使う物、などの種類に分けてわかりやすくすると、なお良い。
そうやって考え抜いて、シンプルにまとまったザックは実に美しい。
ある意味、徒歩キャンプの興味はここにあった訳で、この完璧なザック、言い換えれば、完璧な衣食住を作りたくて始めたようなもんだ。
そういう、軽さ、耐久度、道具の種類、見た目などを審査対象にしたキャンプ道具を競う大会があっても面白いと思う。
今回の反省点として、余分なペグを持ちすぎたと言うのが一つあります。
ペグは1本だと大したことないけど、10本以上固まると、それはもう、ただの鉄のかたまりになるのです。
今、僕が使用しているテントは10本あれば大丈夫で、今回余分に6本も多く持って行った。
このペグ自体も軽いものにすればいいのだが、僕の場合は人目のつかない、変なところに建てる事が多いから、少々重さがあっても、鉄のガッチリしたもので、小さい岩だったらくだいて突き刺さるものでないとダメなのです。
それとウォーターキャリーは一つでなく2つ必要だったかな。
今回は一つしか持っていかなくて、足りなそうだから、ジップロックにも水を入れていったけど、夜中テントの中で、いつのまにかかなりこぼして酷い目にあった。
今度のシーズン3となる徒歩キャンプは、さらにレベルをあげて、行く時の交通機関を使わない「行きだけ全部徒歩」とか、「料理をやたら凝ったもの」とか、「本格的に風景画を描く」などの計画をたてています。
2016年6月21日火曜日
徒歩シャコ 7
昨日歩いた海岸沿いを歩く。
晴れているので、行きとは爽やかさが全然違う。
サーフボードを担いでいる人もいた。
ここだけ切り取ってみると、北海道の海という感じがしない。
ペットボトルに水を入れて、頭から水をかぶる。
タオルで顔や髪を拭き終わると、意識がハッキリした。
もう、夏って感じだ。

帰りは約3km離れたしゃこたん岬の湯に向かう。
今日は快晴で実に気持ちいい徒歩となった。

海を見ながら歩くというのが、こんなに気持ち良いものだと思わなかった。
やっぱり山より海や湖の方が好きだな。
途中、閉鎖されていた元キャンプ場の駐車場があった。
確かに現在の野塚野営場より平地も多く、見晴らしもいいのだが、多分、所有者の許可がおりないまま、ぶん投げになってしまったのだろう。
原因はこれだ。
たっか〜、、。
めちゃくちゃな値段設定だ、、。
基準がわからん。
良い場所なのに、もったいないな〜。
でも、もしかして最盛期にはこれで運営するのかもしれない。
小さな商店を右に曲がったら、ずっと登り道だ。
バス停の名前にも色々あり、目立つものがなく苦心の末についている名前をよく見るが、この「農道口」はもう、あきらめるしかなかったのだろう。
農道口という言葉すら存在が怪しいものだ。
ひたすら坂道。
ここで思った。
昨日、モラップに比べて、全然疲れなかったと言ったが、あれは平地ばかりを歩いていたからだ。
確かに前回は2リットルの水の重さもあるが、水を持っていないこの時でも、少しの傾斜が膝と腰にかかる負荷は半端じゃない。。

そして登ったら次のくだりが楽かと言えば、そうでもない。
くだりはくだりで、平地に比べて、重いもの背負っていると、前への踏ん張りが必要で、余計に筋肉を使うような気がする。
着いた。
しゃこたん岬の湯。
12時くらいだったと思う。
けっこう疲れた。
ザックはロッカーに入らなかったので、脇に置いた。
カウンターに預けても良かったが、まあ、これをゴソゴソやる度胸があるやつはいないだろう。
それに堂々と置いたら、それはいかにも価値がないもののように見えた。
それでも、一応ソロストーブだけ取り出して、ロッカーに入れた。
今思えば、使い込んで真っ黒になったあれを盗む奴は、世界有数の油こびりつき鉄マニアだ。
それにこれが8,000円もする高価なものだと絶対判断つくはずがない。
そして、ザックに入っているもの全部だって、最悪盗まれたら盗まれたでいいやくらいに思った。
どれもこれも使い古しとは言え、十分に使えるものだが、汗だくで疲れていて、もうとにかく風呂に入りたかった。
ここの風呂は地味に一番いい風呂なんじゃないかと思うくらい、最高だ。
露天風呂は積丹の海を一望できる。
これこそ本当に「露天」という感じがして、外はもう海しかないので開放的だ。
しばらく風呂に入ってから、ベンチで30分くらい気持ちよくなって寝てしまった。
キャンプの後の風呂って本当に気持ち良い。
風呂から上がって、ロッカー脇に置いたザックを見ると、この清潔な空間の中では汚物にしか見えなかった。
バスがくるまでまだ時間があったので、ビールを飲む。
柿ピーも一緒に買うと、カイジの地下強制労働のシーンを思い出した。
家だったら気持ちよくなって、このまま倒れこんでしまうだろう。
ここは自由に使って良い休憩所で、とても広くて、本当に言う事なしだ。
そして600円もかなり安い。
入り口近くにプレコ専門のガチャガチャがあった。
もう、こんな生き物がシリーズとなるのであれば、昨今の狙いすぎてスベりまくっているガチャガチャも迷走しすぎている。
積丹町のファイターズの応援大使は鍵谷と中村だった。
ダルビッシュ2世と言われた中村、鍵谷より小さく扱われるとは。。
しかも申し訳ないが、積丹町に割り振られただけでも、そんなに嬉しくないのに、2番手だからな。
5分前にはバス停の前にいた。
これを逃したら次はない。
坂道を大きく迂回して、バスが来た。
重いザックをぶつけないように気をつけて乗り込むと、運転手がジロジロこっちを見ている。
若ハゲで目つきが悪く、0.5秒で不快になる才能が、本人の思っている以上に溢れ出ている。
この「ザ・キャンプ」の姿ですが、何か?
席を荷物の分も含めて2席とっていますが、いいじゃないですか。
せいいっぱい平静を保とうとしても、いつもと違う姿なので、百パーセント自信がない。
まだジ〜っとこっちを見ている。
きっと何かがおかしいのだ。
無視を決め込もうとしたが、やっぱりあまりにも見ているので
「何か?」
と尋ねた。
万引きGメンのような感じで、運転手は
「どちらに行かれます?」
と言った。
この時間からこの格好でどちらに行くはないだろう?
もちろん、帰るんだよ。
余市とか小樽じゃないぞ、大都会札幌にだ。
「え、、あの、、札幌、、」
「これは違いますよ、この後に来るのが札幌行きです」
よく見たら行き先に「積丹余別」と書いてあった。
余別!いやいや、ヨベツは勘弁してくれ、昨日のスタート地点ではないか。
「あ、そ、そうなんですか、、スミマセン、、」
と言ってそそくさとバスを降りた。
アブねー!
最後に大ポカやるところだった。
時刻表を見たら、違うラインで14:00発積丹余別行きというのがあった。
僕の乗る札幌行きは14:01分発だ。
ちょっとこれはひどい。
本数がほとんどないのに、なんでここが1分置きで逆方向のバスがかぶっているのか。
と、怒りをあらわにする前にすぐ札幌行きのバスが来た。
今度こそ札幌行きだ。
ふたたび乗り込み、一番前の2席を陣取る。
きっと、過去にも僕と同じ間違いをしたやつがいるはずだ。
そしてまたあの不快な運転手は、ジロジロと品定めをしたにちがいない。
いやいや、もう10分、いや、せめて5分遅らせて時間を組めよ、そうしたら奴だってジロジロ業務の項目が減るのに。
ここから3時間強、ひたすらバスに揺られ続ける。
高速バスなので、途中小樽から高速に乗る。
確かめなかったが、トイレも一応後方についている。
途中、疲れから寝たり起きたりを繰り返した。
やっぱり積丹は遠いわ。。
札幌に着き、2100円くらい払ってバスから降りると、ようやっと自分の中で終了のベルがなった。
終わった。
ミッション2 徒歩シャコ クリア。
とりあえず、無事、終わった。
それが、なにより。
楽しさと辛さがギュっと凝縮された2日間。
今度はまたもう2メモリあげた徒歩キャンにしよう。
そのプランはアパートに着くまでの間にかなり出来上がっていた。
徒歩シャコ
終。
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