2013年1月29日火曜日

チェット・ベイカー

久しぶりにCDを買った。


このちょっと気持ち悪い感じのジャケットではあるが、ジャズの場合、超ダっサダサのジャケットが名盤だったりする。

チェット・ベイカーは「Chet Baker Sings」と言う、全曲ヴォーカルのアルバムが一番有名で、あの気だるい歌い回しがすごくリラックスできるので、休みの日は朝から晩まで1日リピートでかけた事が何度かある。

その中の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はこの世の音楽全ての中で唯一無二の奇跡的な音源だと思う。
あの世界観を見せれる背景にはアメリカの土壌からくる独特の喪失したモノがある。
多くを得たり、勝利したりした代償と言うべきか。

このアルバムはその神秘的な声は聴けなく、本業であるトランペットでのリーダーアルバムです。
ビル・エヴァンスとの競演と言う貴重なモノで、繊細な者同士が作るとそれは当たり前の様におとなしくなる。
ゆっくりと静かに邪魔をせず、良いと思うのだが、ライナーノーツでは物足りない的な批判が書いてある。

ジャズの昔のライナーノーツは結構批判的な感じモノも多く、文体もすごくクセがあって文学的だ。
大概、読みづらいが、たまにグっとしびれる言い回しがあったりする。
そしてほとんどが現代のライターによるライナーも付いている。

このアルバムも出た当時の辛口ライナーノーツを現代のライターがかなりフォローしている。
決して悪く無いよと。

実際そうだし。


夕食食べたけど今から枝豆食べます。
だから明日はまた増えます。

腹筋181回。


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