2013年1月6日日曜日

巣立ち2013

長い正月休みは終わった。
今日みたいな移動日はすごい「やらなければならない感」が強くて自分の中で休みに入れていない。


この景色ともおさらば。
この家から見る冬の森の風景は何か好きなんです。
親父が生前よく飽きずに黙って見ていたが、この歳になってその良さがわかる。


今回は網走から札幌までのデッドロードを紹介したいと思います。
正確には呼人から出発です。
これは家の前のコカコーラ工場。
出来立てのコーラって市販のと全然味が違います。
あの濃い特有の甘さは本当にウマいです。
子供の頃、コカコーラで下に敷いてあるコンクリートが少し溶けているなんて聞いた事がある。
多分うそ。


女満別から美幌を経由しないで北見に行く道。
昔はこのバイパスが無かった。


女満別空港近く。


北見峠あたり。


北見から遠軽へ。


停車じゃありません。
思いっきり横の雪に突っ込んで出られなくなっている奴。


北見から遠軽までの無料高速道路。


でかいのが落ちてた。
この延々と続くデッドロードに根負けしたのだと思う。
僕もここら辺が一番眠たかったが、こいつのおかげでバッチリ目が醒めた。


紋別付近。


さわやかなデッドロード。


くそ長いトンネル。


お昼のLチキ。
タルタルソースつけますか?って言われたのでもらった。
さらにうまくなっている。


旭川デッド。


旭川デッド。


前から行きたかった滝川の美術自然史館に寄ってみた。

一木万寿三(いちき ますみ)と岩橋英遠(いわはし えいえん)を見たかっただけだが、入るなり「今、コンサートをやっているので是非見て下さい」と後でわかったがそこの館長に半ば強引に連れられて行った。

幻想的な会場に着くと客がおそらく身内だけであろう人達10人くらいが演奏者を少し囲むように座っていた。
ピアノ、フルート2人、オカリナで歌謡曲を演奏していた。

でも2人フルートを吹いている女性のうち、めがねをかけている方の尺八の様な音がハンパなくでかくて、ほとんどワンマンショーだった。

僕としてはいつまでやるのか時間が気になっていた。
ササっと絵を見て札幌に帰ろうと思っていただけにモジモジしたが、この観客数で立ち上がる事はちょっと可哀想で絶対できなかった。

やっと終わったかと思ったら、先ほど独奏状態だった女性が今度はサックスを持ってきて「サックスは今年の春に始めたばかりですの」と言い、ビリージョエルのオネスティを吹いた。
あれほど長いオネスティは初めてだった。

演奏も終わりやっと解放されたと思ったら


先に何か巨大恐竜の骨コーナーを通らねばならず、なかなか終わらなかった。
これはティラノサウルス。
アメリカのニューヨークにあるやつのレプリカだそうです。
もし実物に出会ったら逃げれる自信がない。


タキカワカイギュウ。
骨から想像して作ったのだろうが、もうちょっと夢のある形や色にしたところで誰も文句言わないと思う。


絶対小学生にチンポ掴まれたであろう人達。
やはりチンポの所は少し色が落ちていた。
ちなみにチンポって言葉好きです。


やっと絵を見る事ができたが、点数が少なすぎる。
ここも有名な絵は全国に散らばったのだろう。
そして多分だけど、今日この2階に来たのは僕だけの様な気がする。

2人とも北海道を代表するすごい画家だが、僕はやっぱり北海道の風景は居串佳一だな。
今日から網走美術館も開館していたので寄ろうと思ったが、体力的に諦めた。


ロビーの奥では演奏していた人達が後片付けをしながら談笑していた。
きっと正月明けのこのコンサートへ向けて、いっぱい練習をしてきたのだろう。
たとえ観客は少なくとも、すごい緊張していたし、人前で演奏するってやっぱりすごいなあって思う。

でも演奏終わったあと、フルートの二人が「今度二人でデュオを組んでやりますんでお楽しみに!」と言った瞬間、オカリナを吹いていたおっさんが少し寂びそうな表情をしていたのが気になる。
気のせいだと思うけど。



美術館を出るとすっかり暗くなっていた。
この時は何でもなかったが途中ホワイトアウトしてしまうくらい吹雪いた。


アパートに着くと車から荷物を運ぶのに2往復した。
今回imacを持って行ったが、軽くてコンセント1つだし何の苦もなかった。
でもやっぱりMacBookAir欲しいなぁ。

10時くらいに実家を出て高速使わず、途中寄り道をしたけど6時30分には自宅に着いた。
そして気づいたらこのブログを更新しているいつもの夜。
ほんっとうに恐ろしいくらい正月休みは速く過ぎた。

もう宣言しておくかな、、今年もあっと言う間に終わるぞ。

腹筋158回。

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