2016年5月19日木曜日

キャテポンとカタモミ

女子バレーが面白い。
いつも日ハムの試合状況よりこっちが気になります。

韓国にやぶれ、昨日のタイ戦にもギリギリで勝ちましたが、このちょっと日本が弱いくらいの方が見ていて面白いです。
というか、タイとか韓国って、昨今こんなに強いって知らなかった。
昔はブラジルとか、イタリア、ロシア、中国以外には余裕で勝てたと言うイメージがあったんだけど。

そんな実力が五分となってきたタイ戦で信じられない事が起こった。





























タイのキャテポン監督の遅延行為で2点も日本に点数が入った事です。
しかも、本来なら25点制ところを、最終セットだから15点制という1点の重みがかなりあるところだったから、なお大きい。
今回からなのか、わからないけど、面倒くさいルールが増えていた。
野球や相撲と同じく、微妙な判定に対してビデオのスロー再生で判断できる「チャレンジ」というシステムだ。

これは1セットにつき、両監督が2回ずつ使える。
そして、スロー再生を見て、審判の判断が間違っていた場合、チャレンジ成功と言って、自分のチームに得点が入る。

ただし、やっぱり審判の判断が正しく、チャレンジ失敗の場合は、相手に得点がいく。
成功だと回数は減らないけど、失敗だと使える回数が減る。
だからもし、チャレンジ成功が続けば、何度も試合が止められる可能性がある。

ただ、このチャレンジシステムは試合がすごく止まってしまうので、ビデオ判定のあとのチャレンジ明けには試合の流れが変わってしまう場合がある。
というか、良い流れの場合は完全に調子が狂う。

あと、このシステムの悪いところは今のは怪しいなと思ったら、試合の最中、特に激しいラリーが行なわれている最中でも、ブザーを鳴らして試合を止めれるところです。
これは選手たちのリズムが一番狂うので、せめて選手の動きが終了して、得点し終わったあとにやってほしい。

それにしても、いくらキャテポン監督がレッドカードを受けたとしても、その罰則が得点というのは絶対ダメだと思う。
得点だけは競技の中でおこったものにしないと、バレー以外にもベンチの態度やあおりなど別の戦略が出てくる。
何と言っても、それで得点になる可能性があるのだから、純粋にバレーボールという球技でなくなる。

ただ、そうは言ってもこのキャテポン、この試合では、あまりにうるさいので、まず警告としてイエローカードをもらっているのだ。
どんなに理不尽な事があったとしても、試合を何度も止めてはいけない。
元々そんな事しなくても流れはタイにあったのだから。

真鍋監督は途中から気づいて、すごく静かになったのは、きっといろいろ日本語で情報が入ってきていたのかも知れない。

だが、僕はキャテポンなんてどうでもいい光景を見てしまった。

真鍋監督が作戦タイム中に、日本代表新セッターの若い宮下の肩を何度も揉みほぐしていたが、おっさんが若い子の体をあんなにさわっている絵は、なんか違和感があった。








ただ、監督からすれば、小さい頃から見ている選手だけに、自分の子供のような感覚なんだろうけど、はっきり言って、男の視聴者は完全にバレーボール以外の興味でも見ているのだ。
だから、この絵を見た世の男性は意識していないにしても、何か頭の中でつまづきを感じただろう。
僕なんかはつまづくどころか、完全に転倒してしまった。
オリンピックにいけるか、いけないかなんて、正直な話、僕にとってもはそんなに重大ではない、というのがこの絵で改めて認識できたのです。
ただ、スラッとしたデカイ女が飛び跳ねるを見たいだけだ。


だけど、「バレーの真鍋」と何度も頭の中で繰り返すたびに、うっすらと思い出してきた。
そうだ、川合俊一とかと一緒にプレーしていた日本代表のセッターだ。

昔はアイドル並みにカッコよくて、黄色い声援がキャーキャー飛んでいた、あの選手だ。
そうなると、宮下の肩ぐらい揉んでもいいか、となるのが不思議です。











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