休みの日は運動がてら近代美術館へ。
道展90周年記念企画展なるものをやっております。
中には過去に見た作品もあったりしたけど、作家達が全身全霊を込めて作られた作品の周りを歩くと少しエネルギーを貰えるような気がします。
そして僕の場合、絵を見ると言うより美術館を静かに歩く方が目的かもしれない。
中には3人の子供連れのお母さんがいて、子供達が彫刻とかをペタペタと触っているのを叱っていました。
その叱っているスキをついて違う子供が油絵に触ってちょっと手でカリカリしてた。
さすがにそれはマズいと思い、僕も声を出そうと思ったが、お母さんが血相を変えて止めに入った。
まあ、こういう所になるべく子供はつれて来ない方がいいかも知れない。
来るのだったら事前によく言って聞かせないとね。
地下歩道で何か面白い展示をしていた。
これは使わなくなった電卓のソーラーパワーを右にある近未来的な被り物に集めるコンセプト。
使われなくなった物を新しいアイディアに変える象徴って事だったかな?忘れた。
でも何となく思うに、クールで無機質な電卓をカラフルに並べたかったのが発端のような気がします。
別にいいんだけど。
これもちょっと面白かった。
確か先に手前左の映像を撮って、右奥にあるアニメで再現するだっけかな?
声優の逆転。
多分、もっと深いテーマがあったはず。
忘れた。
申し訳ない、通りすがりが受け取るメッセージの量はすごく限られるのです。
いずれにしても「逆に〜!」のパターンか。
実際の声優さんらしいのだが、アニメの顔と全く似ていなかった。
でも全体的にわかりやすくて好きです。
これはいらなくなった物を色んな人からネットで集めて巨大オブジェを作ったそうです。
ほとんどがUFOキャッチャーの景品っぽいのだが、確かにどれもこれも「キングオブいらない」の様相を成している。
もっと言えばこの出来上がったオブジェが一番いらない。
でも道展90周年よりこの3点の方が面白かった。
やっぱりちょっとバカバカしい方が忘れられてしまう儚さがあっていい。
偉そうに言えば創造と崩壊が同時に起こっている。
こういうのはもっとやってほしい。
地下歩道って一般の人でも気楽にスペース借りて色々できるみたい。
高いところでも300㎡平日90,000円、土日祝は12,0000円だから、かなり優しい値段設定だ。
ただ、あそこは皆それぞれ目的に向い、ツカツカとスピードにのって歩かれるので、よほどのもので無い限り興味を示さない。
たまにすごい行列が出来ている場合があるけど、例外無く新商品の飲み物を無料で配っている。
195円。
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