19作目の男はつらいよ 寅次郎と殿様を観ました。
今回のマドンナは真野響子というすごく印象にのこらないマドンナでした。
何故かと言うと一人の演技に惹かれていたからです。
名前は知っていたのですが、三木のり平と言う役者を見たのは初めてでした。
はじめはただの執事役だと気にも止めていなかったのですが、だんだんこの完璧な動きと台詞回しの抑揚など何度見ても飽きがこない動きや姿に感動しました。
あとで三木のり平だと知って、ああ、あれがそうなのかと嬉しくなりました。
今こんな役者はいないのではないかと思うくらい芸の域が極まっている。
一見オーバーなコメディタッチに見えるのですが、不思議と馴染んでくる麻薬的な要素があります。
一言まとめてしまえばリズムが気持ちいいと言えると思います。
渥美清もすごくリズムがいいのですが、もう一段階上の物を感じます。
そんな三木のり平の良さも今回のマドンナである真野響子がパっとしなかったから際立ったのかも知れません。
まるたけライン
吉永小百合
★★★★★★★★
星9
八千草薫
★★★★★★★★
星8
大原麗子
★★★★★★★☆
星7.5
池内淳子
★★★★★★★
星7
倍賞千恵子
★★★★★★
星6
まるたけの油そば
★★★★★
星5
竪山文枝
★★★★☆
星4.5
浅丘ルリ子
★★★★
星4
岸恵子
★★★
星3
十朱幸代
★★★
星3
真野響子
★★☆
星2.5
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