2015年4月10日金曜日

話が先か

男はつらいよ 葛飾立志編
16作目です。

もうこの映画のブログと化してきました。





はじめに女学生の桜田淳子が出てきます。
もちろん年齢が若すぎるのでマドンナではないというのがわかりますが、この年代にしてすでに何か色っぽい。
彼女はダウンタウンの昔の話題でいつも出てくる当時のアイドルという知識しかありません。
だから今の50代の人達くらいが懐かしいのだと思いますが、こういう旬の人を使うのがすでにこの映画の特徴になっていたと思います。

何と言っても1975年で興行収入11億円を突破していた松竹のドル箱映画だったのですから、オファーがあった時点でスター街道はある程度約束されたようなものだったのでしょう。
それにしても始めの方でさらっと出てくるだけなので、この桜田淳子をちょっとでもいいから使いたかったという意図がバレバレです。


で、今作のマドンナはこの竪山文枝。
実際の竪山文枝のお父さんはヘーゲルの研究者として有名で、役の礼子も頭のいい学者です。
先に設定があってマドンナを決めるのか、それとも女優さんを決めてからかわかりませんが、このように毎回ある程度マドンナ役の女優の特徴をいかした話になるように思えます。

まるたけライン

吉永小百合
★★★★★★★★
星9

八千草薫
★★★★★★★★
星8

大原麗子
★★★★★★★☆
星7.5

池内淳子
★★★★★★★
星7

倍賞千恵子
★★★★★★
星6

まるたけの油そば
★★★★★
星5

竪山文枝
★★★★☆
星4.5

浅丘ルリ子
★★★★
星4

岸恵子
★★★
星3

十朱幸代
★★★
星3

浅丘ルリ子よりはまだいいというラインです。



0 件のコメント:

コメントを投稿