ゼイ・リブという映画を見ました。
ツタヤの名作100選とかいう棚にあったものです。
話はよくあるやつで、と言うか古い映画なのでこれが先駆者かもわかりませんが、実は地球は宇宙人に支配されていたというお話です。
主役の俳優は現役のプロレスラーの人で、とにかくマッチョです。
外人なので演技がうまいとかあんまりわかりません。
普通に本職の俳優だと思っていました。
有名な映画なので少しネタばらしな事を言うと、ある特種なサングラスをかけると地球人に成り済ましている宇宙人が見分けられるのです。
はじめなんの予備知識もなく見たので、いきなりSFタッチに変わったときはビックリしました。
うだつのあがらない肉体労働者が社会に対してどう対抗していくのかが焦点だと思っていました。
街に出かけるとほとんどの人が宇宙人なので普通の人なら絶望を感じて逃げると思いますが、そこは回りくどいのでしっかりと「俺がこいつらをやっつける」になります。
ベタな設定ではあるんですが、低予算ながらしっかり作り込んでいて普通に面白いです。
観ている側をいい意味で絶えず裏切り続けます。
そしてこのこの映画、謎のシーンがあってそれが意外と有名なようです。
主人公と同じ底辺で働く黒人を仲間にしようとサングラスをかけさせようとするのですが、いくら説得しても断られるので力づくでかけさせようとします。
このバトルが異常に長い。
普通はやってやられてを2回くらい繰り返したら疲れた相手にサングラスをかけさせて真実を見せるで終わりだと思うのですが、とにかく終わらない。
この長いシーンは他のレビューとか見ても必ず取り上げられてます。
「あれ?何か長いな、、」
「………」
「おいおい!もういいって…」
「なっげーーー!」
っていうくらい呆れ返るほど長いです。
なぜこんなにしつようにここの尺を使ったか見ている時はわかりませんでした。
途中からもう笑ってしまった。
最後はサイドスープレックスで終わるのですが、見終わったあとネットで調べて主演の俳優がプロレスラーである事を当時は売りに使いたいのだとわかりました。
いや、それはわかるけど、めっちゃ長い。
原作も小説であって話自体は面白いからグイグイ惹き付けられるのですが、何となくずっとあのバトルの長さはなんだったのだろうとモヤモヤして最後まで見てました。
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