今年最初のキャンプをしてきました。
本当は去年のシーズンが終わった時点で来年は5月から行こうと思っていたのですが、漫画を描いていたので全部ぶっとびました。
朝6時くらいからソワソワして目が覚めて、普段ほとんど動かないのに用意も楽しくってどんどん荷物を車に積みこんでいった。
冬の間ほっておいた道具達は去年終えたままの姿で残っていたし、ケースの蓋を開けたらすぐに出かけられる感じだった。
初めニセコサヒナキャンプ場に行こうと思ったのだけど、着いて受付の人に予約客でいっぱいだと告げられた。
フリーテントサイトも予約でいっぱいになるのかと驚きました。と言うか、コテージならわかるがフリーテントサイトの予約って、、。
「そっか、、夏休みか…」
去年はお盆過ぎて少し経ってからキャンプを毎週のようにしていたが、フリーサイトが埋まるなんて一度もなかった。
仕方がないのでそこから1時間半かかる「盃野営場」なる場所を目指した。
ここは無料のキャンプ場で特に景色もいいわけでなく、ライダー達がただ単に寝泊まりできるだけ的な言って見れば人気のない所だと認識していた。
ですがそこも着いてみるとギッシリ隙間なくテントが張られて一杯でした。
「えっ? マジか、、」
一応、荷物を降ろして手ぶらでサイト内に入って見たのですが、トイレの前くらいしか空いてません。
ここが埋まっているいるとするならば、はっきり言って有料のキャンプ場はどこも埋まっているはず。。一応、荷物を降ろして手ぶらでサイト内に入って見たのですが、トイレの前くらいしか空いてません。
それにここに来た人達でさへ、競争から脱落したキャンパーだと思う。
このまま諦めたのでは、色々と用意をした食材やらクーラーボックスにどでかい氷とビールがキンキン冷えているのが無駄になるし、ここまで来るのにガソリン代だって馬鹿にならない。
何としてもキャンプして帰ろうと思った。
そこで最終手段、去年もソロキャンプで利用した野塚野営場に向った。
盃野営場からさらに1時間。
盃野営場からさらに1時間。
あそこならまずは無料だし、炊事場からは絶望的に離れるけど、延々に続く海岸沿いが埋まる事もないだろうと考えていたが、、それも甘かったもちろん満杯。
駐車場はもちろん満車。
停めきれずに色々な場所に危ない角度で違法駐車の乱立。。
だけど去年も行ったロープで張られた入っちゃ行けない場所なら大丈夫かなと思いきや、そこもロープなんぞあっさり人の手で取られて何台か車が止まっていた。
「ああ、ここがダメだったらもう終わりだ…」
と思ってしばらく道なりに走っていたらまたテントが立ち並ぶ海岸沿いがあった。
だけどそこは「1泊2,200円」となんと金を取っていた!
金をとるにしても食事なし、屋根なしで2,200円ってたけー!
それでも受付のおばさんの所には人が押し寄せて、どにか車を止めれないか交渉している人もいた。
そっか、、なるほど、、。
この時期は予約しないとどんなへぼいフリーサイトも埋まるんだと学んだ。
家族旅行にしても多分この暑さもあるし、海でキャンプは安上がりでいい選択だと思う。
もう一度見て諦めようと思ったが、よく見ると僕の軽自動車が止めれそうなスペースはあった。
だから少し強引に入って停めた。
やった!
やった!
車が停めれればあとは体力勝負。
少なくとも何とか権利だけは得られた。
キャンプ道具を目一杯抱え込み、整備されてない草が生い茂る崩れた下り坂をヨタヨタと降りる。
去年だったら降りた辺りで荷物を降ろしたが、すでにテントが4張りくらいあったので、そこからさらに50mほどを歩いた丘に荷物を降ろした。
今日一番の最果てキャンパーという感じ。
荷物も3往復して全部降ろし終えた。
荷物を運ぶたびに色々なテントの前を通り、一人でキャンプをしているのが恥ずかしかったが、これもそのうちにどうでもよくなると経験済みなので気にしなかった。

砂の上はいやだったので、何とか丘に上がった。
このちょっとした丘だけど砂なので登りづらくて結構キツかった。
そしてすごく暑かった。
全身汗まみれ。
だけど最後の荷物を置いて振り返ってみると景色が良かったので全部救われた。
宿泊地に決めた丘にはこんな危ない植物が無数に生えていた。
棘があり、この上からテントを張ろうものなら穴があきそう。
だからまずはテントが張れるだけのスペースを確保するため、1本1本手で抜いていった。そんな棘があるくらいここは未開の地だったのかも知れない。
いずれにせよここで中止してこの荷物をまた車に運ぶ体力はなかった。
去年かっておいたナイフ兼ナタで太いものもどんどん取り払った。
ペグが足りなかったり、組み立て方を忘れていたりと少し手間取ったが、日が沈む前に設営終了。
ここまでし終えるとあとはただ飲んで食べるだけなので、ワクワクしていた。
改めて来て良かったと思った。
クーラーボックスから冷えたビールを取り出し、とりあえずのどを潤す。
遠くで子供達や若いカップルがどんどん海に飛び込んでいる。僕も入りたかったが、こんな所に来ているのに汚れたりするは極力避けたかった。
缶ビールはゴクゴクと2本ほどすぐに飲みきってしまった。
続く
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