2014年8月5日火曜日

野塚キャンプ 後編

続きです。


テントの設営も終わり、日が沈んで行くなか食事の用意に取りかかります。
一応ガスバーナーも用意しましたが、いつもあまり使いません。
今回も結局全部ソロストーブで済ませました。


まずは先にご飯を炊きます。
上蓋を抑えて蒸気が逃げるの防ぐ。


去年もやったのですが、今回もカレーを作ります。
まず油をひいて豚肉を炒めて、


水を入れて沸騰してから人参、玉ねぎ、ジャガイモを切ってどんどん入れていきます。
このジャガイモ、来る前に寄った個人商店では置いて無くて、店員のおばさんに尋ねたら自分の家の冷蔵庫から持ってきて売ってくれた。


ある程度煮立ったらルー(辛口)を投入。



そしてさらに旨みのポイントでもある挽肉を入れます。


あとはビールを飲んで火を絶やさないようにアクなどをお玉で取りながらボーっとするだけ。
ラジコで日ハム対ソフトバンクを聴いていた。
延長12回でまさかの連打を浴びて敗戦。
日ハムの今年を象徴するような試合だった。


今回BOSEのスピーカーを持っていたのでずっと大音量で音楽を流していた。
すごい大きい音でも少し離れれば全く聞こえない。
それぐらい波の音も大きし、近くのキャンパーとも離れていた。


カレーは割と簡単に完成。
一度経験していると50%くらい作業がスムーズになる。


大人2人分をペロリと完食。
動いた後だし、家で作るより案外うまくいった。


夜はずっとウイスキーをチビリチビリやりながら、スルメなど適当に焼いて食べた。
キャンパーの花火がシュポっシュポっと各地で放たれてた。
海の遠くでは漁り火の明かりがチラホラ。
真上を見ると雲一つなく、都会の明かりも届かないのでこぼれた塩のように星がはっきり見えた。

猛暑とは言え海岸の夜は冷えてくる。
はじめテントに入って寝袋なしでもいいのかなと思ったら、足の方からじょじょに寒くなってきて、寝袋出して中に入った。
次に夜中に目を覚ました時、上半身も寒気を感じたので念のために持ってきたウインドブレーカーを着込んだ。
日中道路にユラユラと熱気で景色がゆれていた暑さだったのに、まさかこれを着るなんて思いもしなかった。







朝は昨晩寝るのが早かったので4時頃目を覚ました。
もちろんさすがに誰も起きてなかった。

早速、火をおこしてコーヒーの為に湯を沸かす。
コーヒーを飲み終えると、すぐ米を炊いて朝ご飯の用意。

ごはんが炊きあがると毎度おなじみのハムエッグをつくる。

 

昨日炊いたご飯が固かったので水の量を気持ち多めにする。
ゆっくり食べていると他のキャンパーもちらほら起きてきて、子供なんかはすぐ海に入りだした。
もちろん遊泳は許可されてないと思うがこの後の帰り道各所でみんな勝手に泳いでいた。
パトカーも何台かきていたが、その為に来たのかわからない。


その後も10時くらいまでウインナーを焼いたり、スケッチしたり日長のんびり過ごしたが、暑くなってきたので片付けに入った。

午前中で撤収したのは僕だけで、他のキャンパーは連泊なのかそれとも夕方まで泳いでいくのかわからない。
ただ、エアコンもない家の中よりここの方がいいに決まっている。

撤収時の荷物はまず水と氷が無くなったので大分軽かったし、全体的に量が減っていた。
ゴミは残らず全て持ち帰り、車まで何とか2往復して終わった。
全部荷物を積み終えて、さあ帰ろうと思ったらハエがけっこう車内に入ってしまって出すのに一苦労した。
もちろん窓を開けて出さなければならないのだが、1匹追い出しているうちに2匹入ってくると言う地獄のループ。
車内はまだエアコンが効いて無くサウナ状態。
それでも地道に頑張って全部ハエを出した。
今度こそ出発と思って助手席のカバンをよけるとでっかいハチが出てきた。
めちゃくちゃあわててドアをあけて外に飛びだしたが、あのまま助手席のカバンをよけないで運転していたら事故になるかもしれなかった。。
そしてその時ドアを開けたのでまたハエが入って行った。

帰り道で岬の湯に行こうと思ったが通り過ぎてしまい、そのまま家まで余市、小樽経由で帰った。

家に着くと、まず道具をガレージにおろし、部屋に入って洗濯をしながら風呂に湯を張った。
日焼けした腕がかなり痛かったが、何とか湯に入って汚れと疲れを落とした。
今回も面白かったが、やはり去年と比べると新鮮さはなくなっている。
それは仕方が無い。
何でも初めに旨みを味わったら最後、二度とそれを味わう事はできない。
だけど、今まで面倒がっていた家の片付けにしても料理にしても全てが大した事のないように思えてきた。

当たり前の事だけど、一人で行っているので誰も何もしてくれない。
僕が動けばその分だけ解決するし、動かなければ物は止まったままだった。

今度はお盆明けになりそうです。


終。



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