2013年5月20日月曜日

金ちゃん経由 美術館巡り 1

先々週の事ですが、長い距離で美術館巡りしてきました。

とりあえず、前々から行こうと思っていたが、そこそこ疲れる距離の為、行くのを見送っていた岩内町の木田金次郎美術館を目指す。
行ってみて疲れたら他のは寄らないで帰ろうと思い、出発。

天気が悪く、横殴りの雨が乱暴にワイパーと戦っていたが目的は絵なので、特に気にならなかった。


昼は小樽駅にあるバーガーキングへ。
以前、白石店に行ったが、その時のウマさが忘れられず今度はこっちへ。




フレッシュアボカドワッパー。
中に入っているクリームがたっぷり肉と絡み合って、クリーミーだけど重たくないさっぱりした感じでした。

両手に掴まないと食べれないこの大きさこそハンバーガーのイメージ。
だけどこの量でセットのポテト食べれなかった。




札幌から大体2時間くらいで岩内町に到着。
港に近い所に木田金次郎美術館はあった。
かなり立派な作りで、泊原発の恩恵が伺える。

有島武郎との出会いにより画家に目覚めた金ちゃん。
のちに有馬武郎が金ちゃんを主人公にした「生まれ出ずる悩み」と言う小説を発表。
そのモデルの画家として有名になり、漁師を続けながら絵を描いたらしい。

金ちゃんの絵は何年も前から色んな所でチラホラお目にかかっていたが、正直あまり好きになれなかった。
でも今回若い時の作品とか見れて、、、、やっぱり、その考えは特に変化しなかった。

やっぱり僕はだらしない性格にも関わらず、カチっとしたものが好きなのかも知れない。
でも漁港で船が色とりどりに何艘も並ぶ風景画とか、激しい色が混沌の一歩手前で立ち止まっている緊張感は理解できた様な気がする。

画家以前に人としての魅力的だったり、政治的な力もあった人だったと思う。
頑健な肉体と芯の通った精神、そんな人物像が思い浮かぶ。


館内でご当地キャラクター「たら丸」の展示会もやっていた。
たら丸の着ぐるみや構想時の絵などもあった。
ここには割と人が多く居て、町を盛り上げたゆるキャラの影響が見られた。


とにかく、町はこのたら丸にどれほど頼ったのだろう。
夕張のメロン熊といい、会議に会議を重ねてまじめにふざけるのってちょっと違和感を感じる。


町はどんより雨雲で覆われていて、ただ強い風の音だけが鳴っている。
こういった重い港の風景って好きだ。
とにかく遠くに来たと言う感じにしてくれる。


グッズショップのテレビでは、テレビチャンピオンでたら丸が活躍している動画を延々ループしていた。

今度各地で忘れ去られたり、あるいは全く注目もされず、色の褪せたゆるキャラを写真で集めてみようかな。

おそらくやっている人がそろそろいそうだけど。

続きます。





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