2013年5月15日水曜日

2013GW 帰省 7

自分でもこの連休について、いつ終える事ができるのかわからなかったが、とうとう撮りためた画像が無くなったので、これで最後です。


帰る日は去年も寄った網走市立美術館へ。
だけど毎年この時期に世界中の子ども達の絵を集めて展示しているのだが、休館していた。。

ホームページで今日は休みでない事を確認して、わざわざ開館の10時まで待って来たのにヒドい。
でもおそらく問題なぞないんだろう。
だって、ほとんど来る人いないんだから。


美術館の前に先月芸森で見た佐藤忠良のブロンズ像があった。
銅像なんてどれも見分けがつかないと思っていたが、資料を色々読んだせいか、何となくわかる様になった。
作家により顔の表情、上半身の動きや腰の角度などで結構違いがある。
たまにすごく欲しくなるモノに出会うことあって、もし立体にハマったら多分抜け出せない様な気がして怖い。

今回、居串佳一の絵が見れなくて残念だ。



家のゴミ捨てを手伝ったお礼にと、こんなかわいいポターブルレコードプレイヤーをもらった。
お礼と言っても、実は兄貴の嫁さんが捨てようとして持ってきたのだが、兄貴が慌てて止めて僕に見せてくれた。
嫁さんはいつもこれを捨てようとするらしく、そのたびに止めるらしい。

調べるとピチカートファイブが流行っていた頃に、渋谷の東急ハンズまで行って買ってきたそうだ。
捨てようとしたクセにまだ独身で若かった頃を懐かしい感じで話してくれた。
まあ、子どもが二人も居て毎日追われていたら、こんなものどうでもよくなるかも。

実家で元々僕の部屋だったカーテンレールの上に、ずっと置き去りにしていたキングクリムゾンのレコードをセットしたら見事に動いた。

しょっぱな1曲目、「21世紀の精神異常者たち」がガーンと流れて、久しぶりに音楽に興奮した。
なんてカッコいいんだ!と。

明らかにCDやiPodで聴くのとは違った。
何でなんだろうかわからない。

でも本当に違って聴こえた。
別次元に持っていってくれる様な、何か忘れてたモノがちょっと蘇った。

このレコード、前の前の会社で一緒に働いていた木彫り職人の人から譲り受けた。
とてもイイ人で、すぐに気が合った。
先に木彫りだけで行くと、そこの会社を辞めた後も一度だけ遊びに行った。
田舎に住みながらプログレが大好きでリアルタイムで聴いていた年代。
特にこれは大切にしていた物だったそうですが、友情の証しにとくれた。

だけどそんなに仲良かった人ももう連絡はとっていない。
何をしているのか、木彫りはウマくいっているのか。
そんな懐かしむ気持ちには、B面に入っているムーンチャイルドが合う。





箱もわざとレトロっぽく作っている。


乾電池でも動くので外にも持って行ける。


小さいレコードなら壁かけでも鳴らせるらしい。
兄貴の嫁さんはインテリアとして飾っていたらしい。


クリムゾンともう一つツェッペリンも譲り受けた。

In Through the Out Door

ジョンボーナムが存命中に出した実質最後のアルバム。
このアルバムをリリースしてすぐ死んでしまったそうだ。
ツェッペリンのアルバムの中でも一番評価低い作品だそうですが、何の偏見も無く聞く僕はそんな印象は全く受けなかった。
ちょっとスローテンポな曲と、当時流行りのシンセサイザーを使ったのがいけなかったのかわからない。
他の作品がどれもS級に良いものだから、比べるのがそもそも間違っているかも知れない。
それとも良く聞こえるのもレコードのおかげかな?






帰りも天気が悪く。
10日経った今でも北海道の天気はずっと悪いです。

連休の話、終わり。

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