連休の話の続き。
以前、この回↓で
取り上げた無印が出した福缶の中の景品で、網走の工芸品からセワポロロがほしいと書いたが、それを売っている店が網走にあると知って行ってみた。
今回の帰省の目的の半分はこれにあったかも知れない。
国道沿いの網走駅近くにその店はある。
昔っからあるけど一度も入った事はなかった。
大体、地元にいてその土地の土産物屋に入る事は無い。
入るとおばあちゃんが出て来て、僕はセワポロロの名前がちょっと出てこず、何となく身振りで伝えようとするやいなや、すぐピンときて陳列している戸棚に案内してくれた。
あわてて撮ったため、ボケた画像しかないので申し訳ないんですが、本物を見れてすごく感動しました。
買う前に色々とかなり長い事話をしてしまった。
この店に無印良品から去年電話があり、この福缶の企画の為に50体作ってほしいと頼まれたそうだ。
だけど老夫婦二人で作っているために、とっても間に合わないと何度か言ったのだが、どうしてもとお願いされて大変だったみたい。
結局さらに追加でもう10体作ったそうです。
おばあさんとしばらく話していると、おじいさんが奥からヌっと出て来て、さらに話が進んだ。
このセワポロロ、アイヌとは関係無く、サハリンの先住民族のウイルタ族のものなんだそうで、少し声のトーンを落として、こう言った民族のもので儲けてはダメだと他方で非難も浴びたそうです。
まあ、それだけちょっと名が知れたって事だと思う。
大きいのと小さいのがあったけど2つ買いました。
大きい方2,000円、小さい方1,800円と意外に安い。
母さんに見せた所、欲しいと言い出して母さんも購入。
さらに兄貴の嫁さんも気に入ったみたいで、今日買ったとメールがありました。
今回、僕が買ったやつは3種類の木の素材の中から、オンコの実の木から作ったもので、すごく貴重なんだそうです。
オンコの実の木は中が空洞(使えない部分)でその回りの厚い部分からしか取れないそうです。
ちなみに首に巻いているのはアザラシの毛だそうです。
そこの素材はキツネだったり、テンやミンクだったりと色々変わるそうです。
さらにこんなオリジナルのもの売っていました。
でも、どうしてだろう?かわいくしようと作為的になればなるほど遠ざかってしまう感じがした。
セワポロロの愛嬌には勝てない。

守り神の効果があるので、地元の氏神にこれから守ってもらおうと思います。
とは言っても札幌に住んでいる時間の方が長くなってますが。
久々にグっとくるものを手に入れた感じ。
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