朝まだ部屋が暖まらないうちから、パンツとTシャツだけを着て腹筋をやっているせいか、少し風邪を引いたかも知れない。
やはり体調を少しでも崩すと回数をこなすのが難しい。
終わる時はあっさり終わるのだけど、いつまで経っても終わらない感じの時もある。
腹の見た目はここ1ヶ月変化がない。
筋肉もそんなに増えていないと思う。
それでも止めると一気に太ると思う。
ああ、年をとればケアをするものが一つ一つ増えて行く。
ローマ帝国のように砦のメンテナンスが少しずつおろそかになり、ゲルマン民族的な老化がなだれ込もうとしている。
それは不幸ではないが、ただ寂しくはある。
少し自炊にも飽きて今日も外食。
さんぱちラーメンにミニチャーハン。
また来るのは1年後でもいいかな。
アートオブジェシリーズ4
エドガー・ドガ
「Waiting」
ネット調べたが、特に邦題はなく、待ち時間と言ったぐらいの題名だと思う。
それに立体にするにあたってドガの作品の中でも渋い所を選んだのだと分かった。
何故これなのかはおそらく顔が下を向いていて、隠された表情は想像で作らなければならず、商品の価値も上げれる意図があったかも知れない。
元絵はこれです。
黒の服を来た婦人が隣にいます。
何年か前に芸森でドガの制作過程を見る事ができた。
当時は写真と言う技術が出始めた頃で、ドガがその当時では高価なカメラを何とか手に入れ、すでに写真から絵をおこしていた。
つまり生身のモデルなしで描けると言う画期的な時代になりつつあった。
その分、様々な構図を試す回数が増えて、ドガの絵はとても緻密でいて面白いのも写真を利用したからだと思う。
色よりも構図で楽しめるというのは、見るこちら側が詰め将棋の様に考えて見る事ができるのでケータイのライブラリにドガを入れてヒマな時見ていても楽しいかも知れない。
余談だがアングルは写真が出てきたせいで、世の中から絵画が無くなってしまうと政府に真剣に訴えたそうだ。
確か結局そのアングル自体も写真を使って創作するようになったと言う様な話だったと思う。
で肝心の表情とは、、。
こんな感じでした。
無表情です。
決して悲しくはないのだけど、とびきりやる気がある様にも見えない。
この当時のダンサーである貧しい少女達は高級娼婦でもあったので、客席からいつも金持ちに値踏みされていたそうだ。
「待つ」と題されたこの絵、何を待っているのだろう?
ステージへの出番か、それとも身請け人か。
虎鉄での大量摂取はそんなに影響でなかったが、外食2連続のさんぱちはさすがにマズいかも知れない。
明日からまた自炊に戻ります。
腹筋128回。
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