2016年3月15日火曜日

デッドヒート

日曜日にやっていたリオオリンピック女子マラソン最終選考をかねたレース、名古屋ウィメンマラソンをずっと見ていた。

最後は田中選手と小原選手の文字通り負ければ終わりのデッドヒート。
勝たなければリオには事実上出場できない。




マラソンで最後に短距離勝負になる事はマレだが、こんな日本全体が注目するレースでやってのけるのだから、両選手、いや全選手の凄まじい思いが伝わります。

先にゴールした田中選手が喜びの笑顔で立っているのに対し、後から1秒差で入って来た小原選手はゴールしてそのまま座り込んでしまった。
その勝者と敗者の絵は残酷なものだけど、内容から言っても田中選手の方が1位について行っての2位なのに対し、小原選手はあくまでも選考ルールである日本人トップを狙って、田中選手をターゲットにしていたからそこには差がある。
さらに最後ゴール前での勝ち切る執念と言い、完全に軍配は田中選手にあがったと思う。


だけどタイム的に今回はメダルは無理だと言われている。
それだったらなおさら選考基準は明確にしていいのではないかと思います。
正直言って、誰が出てもその日のコンディション次第と言うくらい実力は拮抗している。


話は変わって、後からスタート時の映像を見てビックリした。





こんな重要なレースなのに参加人数が桁違いに多い事だ。
しかも女子限定なのにも関わらず約2万人近い参加人数ってどうなのよ?

主要選手50人くらいでやった方がいいのではと思うが、せっかく公道を規制してやるのだから人が多くなければ採算があわないのかも知れない。

しかし、これだけの人が42km走れるのか〜。
この熱量を再生エネルギーに使えればいいのに、もったいない。



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