実家に帰って来ると、すぐ怠け癖が出てしまい、走らなくてもいいかと思ってしまうが、何か体がスキっと抜けた感じがしないのでいつでもリタイヤしそうなダラダラとした気持ちで外に出た。
昔、銅版画を習っていた先生が住む家の方面へ進路を決めた。
ずっと行けば天都山につながる勾配のキツイ坂道。
特に名所指定にはなっていないが、知る人ぞ知る見晴らしがいい場所がある。
そこは、人が何度も足を運ぶことによって草木が倒れてできたある意味自然のスペースになってる。
近くに住む元格闘家の須藤元気もきっとこの景観に惚れたのだと思う。

すこし近道をしてやろうと思い、砂利道を下ったのが間違いだった。
途中、雰囲気のいい家がちらほら出てきて、おとぎの国にいるような錯覚になった。
道を抜けたら、かなり家から距離のある網走湖の近くまで来てしまってびっくりした。
昔、ここの踏切で冬に生徒のスキーを運んでくれた友達のお父さんのトラックがハマってしまい、引率の先生がこの先のずっと向こうまで走って行き、大手を振って汽車を止めた事がある。
思えば昔は非常用のベルとかきっと無かったのだろう。
あの時の何とかトラックを動かそうとしてた運転席のおじさんの必死な形相が忘れられない。
小学生のあの頃はそんな大した出来事だとは思わなくて、むしろ汽車がくるのをワクワク楽しんで見てた。
全ての感じが怖い看板。
ヤクザと右翼、そして科学的な物が合体して手に負えない。
結局8km近くも走ってしまった。
慣れない道と途中、足の裏に入ったすごく小さい石が何故か取れなくて辛く、クタクタに疲れた。
その分、母さんの朝めしがうまくて、きっとこれは幸せを表現する一つの代表的な感覚だと思った。
夜、兄貴の家族が来た。
姉のミサキとニューフェイスのアヤノ。
前まで顔を合わせる事もできなかったのに、今回でかなり仲良くなれた。
姉は人見知りだが、妹の方は何か変にキモが座っている感じがする。
4歳と2歳だが、もうすでに肌の柔らかさが全然違う。
新品って何でもスゴイことなんだ。
走ったにも関わらず、80kgに到達。
母さんの料理の方が上回った。
今日は何とか重い腰を持ち上げ、走った。
カルガモ親子。
すっかり子供達は大きくなっていた。
仕事を少し早めに切り上げて、友達の家でモンハン。
途中、豪華なすしをごちそうになる。
ビールと高級寿司とモンハン。
好きな物全部集めたら、こうなりました。
自宅に帰ったのは午前2時。
何とか体重は70kg台に戻す。
また地道に頑張ります。
腹筋32回。
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