2016年11月4日金曜日

アマゾンプライム

年会費3,900円のアマゾンプライムなどというものに入っていて、アマゾンが提供する映画や動画が見放題だとは知らなかった。

それ以前にアマゾンプライムに加入しているのを忘れていた。
今月になってカードの明細書に書いてあったのをたまたま見て気づいた。

定期的に送ってもらっているアミノバイタルが少し安くなっているだけの恩恵しか受けていたなかったし、この定期便だけで3,900円も回収できているはずがないので、かなり損そしていた事になる。

そこで最近は今までの損を取り返そうと動画を片っ端から見ているのですが、当然のことながら興味のある映画や動画でさえとてもじゃないが全部見ることはできない。
YOUTUBEにだって気になる動画は常にアップされているのだ。
ラーメン食べた後に別の味のラーメンを食べれない。
この膨大な見る事ができるコンテンツは大型台風のように残り少ない人生の時間を根こそぎ奪っていく。
そんなイメージがうっすらつきまとうので、この「000万本見放題!」というキャッチコピーは言いようのない恐怖を感じる。
























ネットの世の中にはタダ同然で楽しめる事が無数にある。
特に小説などは著作権が切れて読める名作なども多い。
だから値段が高いから良質のものを享受できるという事ではないから、昔と比べて少し価値観がグラついているような気がする。
小学生の頃、正月に5,000円で買ったファミコンソフト「カラテカ」だって年一回だけ自由に使えるお金を投じたからこそ価値があった。
だから何だかタダで手に入れたものには愛着がない。
そこには自分から身銭を削って行動した覚悟がない。

そんな面倒なおじさんは結局、アマゾンプライムの有料で観れるもの中から400円くらい出して見てしまう始末。
やっぱりタダのものは、所詮タダのものという場合が多い。


そもそも僕たちはパソコンに向かってほとんどの時間が過ぎていく生活を余儀なくされている。
人間とは面倒な生き物で、便利になったらなったで、飽きた、つまらないなどとブーブー不満をもらす。
だけど与えられたものをもう手放す事は怖くてできない。

何をしてても時間は過ぎて行くが、このように動画をずっと見ていると何かを取りこぼしているようで、いささか不安になる。
与えられ過ぎてもいけないし、なさすぎてもいけない。
自分で調整しても何だか意味がない。
だからそこそこ貧乏くらいが丁度良いのではないか。

やっぱり最低限の物しか持っていけない徒歩キャンプを多くの人がやるべきだと思います。
来週には雪が降ります。
















0 件のコメント:

コメントを投稿