2014年9月10日水曜日

サヒナキャンプ 3

続き。

夜はけっこう寒かったです。
夏期用と冬期用の2種類シュラフを持っているのですが、最近の残暑から夏用のしか持って行きませんでした。
夏用どころか暑くて中に入らなくてもいいのではと考えていたくらいです。


でも夜中の3時くらいに寒くて目が醒めてしまいました。
なめていたので上着も長袖の薄いジャンパーしか持ってきていません。
このジャンパーにしても念のためにと「念」を入れてたモノですからどうしようもない。

夜中、フッ!フッ!と多分犬だと思いますが僕らのエリアに入ってきました。
疲れもあるし、何よりテントを出るというのはよほどの事が無い限り面倒なので出たくないのです。
もっと言えば何が来ているかわわからないので怖かったです。
椅子をガタン!と倒したので、テントを思いっきりパンチしたら“ボン”とテントが揺れて、犬らしきものはいなくなりました。

それから何となく寝たり起きたりして朝の6時にテントを出ました。
しばらく、ぼぉ〜っと小鳥のさえずりでも聴いていると朝日がのぼってきており、慌ててベストビューポイントまで行きました。
思えば密かにこれを見に来たのです。

 

朝日は一番いい時に見れたと思います。
羊蹄山はいつもキレイで堂々としている。
裾野の広がり方も美しい。
これを見れただけでも来た価値があるってもんです。



テントに戻って朝飯の用意です。
いつものハムエッグですが、米は炭火の上で炊きました。
これで十分と言う事がわかったのでソロストーブは本当にソロキャンプの時だけにしようと思います。

奥に石のサークルがありますが、ここで地面の上で直接たき火ができます。
今回僕らは面倒になってやらなかったけど、直火でできるキャンプ場はすごく珍しいので貴重です。
禁止にしている所が多いのは直火でやると土の微生物が死んでしまうからだそうです。




朝飯を済ませると出発までまだ時間の余裕があったので、30分くらいスケッチしました。
前回積丹で何気にやったのがけっこう面白くて、少しハマりそうです。
見たままのものをあまり考えずに淡々と描いてくのは精神的に落ち着きます。
隣で朝露で濡れたテントを乾かしている人もいた。


ここサヒナはリピーターが多いと聞きます。
その理由はおそらく行き届いた清潔感だと思います。
トイレなどすぐ清掃が入り、いつも清潔でした。
冬期キャンプはレベル高いけど電源ひいてストーブとか持ち込んだりしたら楽しそうです。
またいつか。

終。




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