2015年3月23日月曜日

キャプテン・フィリップス

キャプテン・フィリップスを観ました。
トムハンクス主演の海賊に襲われた貨物船の実話です。




とにかく今まで観てきた映画の中でこんなに怖い思いした映画はなかったです。
もし僕が銃を向けられたら思考停止になり、一言も言葉は出せないと思う。
せいぜい言えて「助けてく下さい」でしょう。




海賊にシージャックされるっていうのはわかっているんだけど、実際ハシゴをかけられ船内に入られたと認識した瞬間の恐怖と言ったら絶望しかなかったです。
これは本当に終わったって血の気が引くとはこのことだと思いました。

ソマリア周辺の国際状況、アメリカの視点からみた一方的な世界観などいろいろと意見があるようですがそんな理屈は命あっての話です。

最終的にはアメリカ軍最高特殊部隊シールズが出動するまでの騒ぎになるのですが、この映画で出てくるシールズは本物だそうで冷徹な落ち着きに迫力があります。



そこでちょっと気になったのですが、アメリカ軍って世界にどれだけ配備されているのだろうとウィキで調べたら

日本と韓国で各約3万人。
これはわかります。
韓国は北朝鮮があるだろうし、日本は安保があるので。
他、イギリスとかちょこちょことあるのですがそんなに多く配備されているわけではありません。

もちろん中国、ロシアなどにはないです。

あとはイタリアに1万人。
フランスにはないです。

で、もっとも多いのがドイツ。
約7万人のアメリカ兵がいます。
え?なんで?って最初思ってしまいました。

でもこれをみればわかる通り、第二次世界大戦の悪役日独伊の三国はずっと信用されていないのです。
とくにドイツ軍はNATOが実権をもっていて政府には発動命令すらないのです。
ドイツは戦後70年たっても恐れられ、見張られていると言う事です。

話はそれたけど、軍隊の解釈も色々あろうと思いますが、この映画を見て助けてくれって声をあげた時に助けてくれる人がいるっていうのは大きな愛だと思います。





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