すっかり男はつらいよにハマってしまってます。
だいたい週に2本のペースで見ていますが、とうとう8作まで見ました。
8作目にしてとうとうそれまで1時間30分だったのが2時間になりました。
そして、それまではどこなくテレビドラマの延長っぽかったのですが、この作品は完全に映画って感じになっています。
もう一度、このシリーズの設定をしっかり締め直そうとしており、キャラの立て直しが感じられます。
寅さんは結構ひどい感じになり、見てる側もちょっと嫌悪感を感じてしまうくらいヤクザものにリメイクされています。
おいちゃんとのケンカも本作は熱が入っており、ハラハラするくらいコメディタッチがないです。
でも確かにこれくらいどうしよもないって感じを見せてくれないと、ある意味見ている側にナメられてしまうので、今回は本気だなって思いました。
マドンナの池内淳子のちょっと疲れた感じがとても魅力的です。
昔の女優さんの笑顔は本当にやわらかくて、演技とはわかるんだけど、わかりつつすごく緊張感がない自然な振る舞いで癒されます。
今のところ今回のマドンナが一番よかったです。
興行収入も前回の奮闘編が2億5千万だったの対し、一気に今作で4億円になっています。
改めてこの8作目の寅次郎恋歌で不動の人気を得たのだと思います。
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