様々な本を読んで探ったが
結局は満足できるかどうかになる。
小説で言えば、森鴎外の高瀬川が
一番わかりやすく説明している。
短い話なので、
すぐ読み終える事ができ、
なおかつ無駄なく納得できる。
簡単に言うと、時は江戸時代
兄が止むを得ず弟を殺してしまう。
(ここに尊厳死のテーマも含まれている)
捕まって島流しの刑にり、
京都の高瀬川を小舟で下る時、
罪人とはいえ渡されたわずかな金に
満足している様子が描かれている。
際限のない欲を制し、
足る事を知る事が重要だと。
だけど、「ある」現状で
本当に「ない」を感じるのは無理がある。
だからギャンブルは魅力があるのかも。
一度、無理矢理「ない」を作って、
幸せの形「ある」を作る仕掛けだ。
「ない」からこそ「ある」
「ある」からこそ「ない」
何があろうとも、
手持ちのカードで遊ぶしかない。
ランニングコースにある赤い家
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