先日の続きですが、でっかい照明の箱をもってきたおばさんの後にドカドカとおじさん連中が入店してきた。
中国人のオーナーにでっかい声で
「おいっ! ビール冷えてっか?」
と言ってきた。
店主は「うん」とうなずきながら答えたが、店で冷えてないビールなんてないだろう。
それより店主に対して外国人だから特別扱いとかを全くしない態度、まさに団塊の世代ならでは。
でも常連っぽいから顔なじみなのだろうが、確かに親父達の世代ってこんな感じだったな。
決して悪気はなく、良くも悪くもはっきりとした立ち位置がすがすがしい。
この人達はどうやら予約していたらしく会話の感じからパークゴルフの打ち上げっぽかった。
先に席についていたおばさんは後ろに小上がりの席がいっぱい空いているのに何故か相席になった。
その前に予約席の余った席におばさんを通すオーナーの中国人もすごい。
でもその親父達と少し仲良くなり「人類みな兄弟!!」と化石のようなフレーズを吐かれて肉をごちそうにもなってた。
そのうち元気のいいリーダ格のおやじがおばさんの向かいの席に置いてあるでっかい照明のダンボールを見て
「これいくらしました?」
と聞いてきた。
おばさんははじめビックカメラに行って値段を比較したらヤマダ電機は8,000円と少し安かったと答えた。
団塊リーダーは「8,000円?、う〜ん、、まあ、安いか、、」と独り言のように言った。
その会話を聞いて僕はそんなでっかい照明の相場価格を知ってるのかって思った。
その後も会話は続き…。
「LED?」
「はい、LEDです」
「そっか〜、LEDなら普通の照明より10分の1の電気消費量だからな〜」
「でもね、ビックカメラの店員さんが言うにはLEDって結局ふつうの照明と比べてもそんなに寿命かわらないらしいですよ〜」
するとリーダーが声を荒げて
「そんなはずはない! 普通の照明と比べたら雲泥の差だ!」
ずいぶんそこに引っかかるんだなと思っていたら、向かいの違う団塊が
「わしら照明のプロなの」と
とうとうバラしちゃうけど的な感じでおばさんに言った。
正体がバレたところでおばさんも僕もイマイチ価値を見いだせない。
と言うかこんな人気のない中華料理屋ででっかい照明を持ったおばさんが来て、小うるさい照明関係の人達と何で出くわすのか。

この団塊たちがドカドカ入ってきた時点で何かが起こるとは思ってたけど。
餃子350円くらい
一口サイズで皮が厚く野菜が多めです。
僕はこのタイプのやつが好きです。
まるたけライン
★★★★★★★
星7です。
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