2014年12月16日火曜日

ばんえい競馬

帯広のばんえい競馬を見に行きました。




わざわざこの為に札幌から来た訳でなくて、帯広美術館のトーベ・ヤンソン展のついでにせっかくだから寄ったのです。

生で見るばんえい馬はとにかくデカいです。
北斗の拳でラオウがまたがっていた黒王号は特にデフォルメされたものではないと思いました。
そして、漫画でもあったけど本当に人間の頭を踏みつぶしたら、割れてしまいそうです。
だけど父さんが馬は絶対人を踏まないやさしい動物だと言っていたのを思い出します。

とにかく寒くて、馬券を買わずにレースを見に行きました。
結構間近で見れて、迫力十分。
やはり少し興奮してしまいました。

レースも生で見れたし、記念に場内の食堂でメシでも食べて帰ろうとしましたが、やっぱりもう来る機会もめったにないのだから馬券を買ってもう1レースやっていこうと言う事にしました。

殺風景な食堂で豚丼を食べていると僕たちの前におじさんが座って何か食べ始めた。
しばらくすると、また違うおじさんが近寄ってきて無言で出走票の3番にマルをして食事をしているおじさんに見せた。
見せられたおじさんはチラっと一瞥しただけで、なんのリアクションもない。
本当に眼球が少し動いただけ。



まあ、そのおじさんがマルをしなくても3番がガチガチの1番人気で、最終の単勝オッズは1.6倍くらいまで落ちてた。

実際のレースも3番が圧倒的に序盤からリードして、最後少し追いつかれたものの、圧巻の勝利で終わった。

ただ、僕は人ってあんなに反応なくやり取りができるんだな〜っと思った。
帯広競馬場、ここに通い詰めれば、きっと色々なネタに尽きないと思う。





競馬と違う所はばんえい競馬の場合、馬は必ずどこかで止まると言う事です。
大体2回くらい息切れして止まります。

その時のジョッキーのムチったらかなりえげつなかったです。
「とまってんじゃねーよー!!!」とか「な〜にをやってんだー!!!」てな具合に怒声が飛び交ってました。

「止まる」のも毎回当たり前の事だろうし、「何やってんだ」もあんたらがやらせているんだろうと少し思いました。

きっと色々と奥が深いんだろうから帯広の人が羨ましいです。
もし住んでいる所の近くにあったらかなり通い詰めるかもしれない。








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