2014年11月6日木曜日

そっちでいいです!

僕の床屋はもっぱら1000円カットです。
今は消費税が上がって1080円カットで支払いが少し面倒になった。
まあ、1000円でやっている店にとって、内税にするには80円は大きいかも知れません。

先週行った時にとなりで散髪している人が店員に色々と注文をつけていました。
1080円のスピードカットの店で注文は極力してはいけないのが暗黙のルールだと思います。
僕は大体1cmくらいきってくださいと前髪が目にかからない程度を毎回繰り返しています。
要求してもこんな風に2個までだと思います。


その時、隣の客は前髪が薄いのが気になるらしく、それをどうにかごまかせないか無理難題を言っているようでした。

僕は散髪中なので横を見るわけにもいかず、いったいどれほど気になっている薄毛なのかわかりませんでした。

とにかく店員いわくクセっ毛になっているので、こちら側からこう流すのは難しいと説明していました。
それでも何かいい案がないか、色々と客の方はアイデアを出すのですが、店員もハゲとか薄いとか言う表現は使わず、クセがあるだのうまく決まらないだのスルリスルリと言葉たくみにごまかしていました。

最終的にこっちにするかあっちにするかという二者択一の選択に客の方も追い込まれて、
「ああ、それじゃーそっちでいいです!」とちょっとキレ気味に答えてました。
一体そっちとはどういう事を言ったのか非常に気になります。

その客は終わってそそくさと店を出て行ったのですが、すぐ折り返してきて棚に置いてあった忘れ物の財布をサっとすばやく取って再び帰って行きました。

事情はよくわからずじまいでしたが、世の中、1080円では大半の事が解決できないと思います。



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