2014年11月25日火曜日

母きた!

母が札幌に来た目的は高校時代の同級生に会うためでした。
母が来た次の日、平日なので僕は仕事に行かなければならない。
そしてその同級生が移動手段のない母に対して僕の部屋にくる事になったのです。




息子とは言え、昨日初めてきたばかりの主(あるじ)がいない部屋でおもてなしをする母。
同級生はなんと、旦那さんも連れてきたそうで、歳を取ったものだけが使えるスケールの大きさを感じます。



仕事も早めに切り上げて、夜は少し値段の張る寿司屋に行きました。
普段お世話になっている友達も来てくれて、美味しいお寿司とお酒でいい夜になりました。
寿司はコースで注文しました。
ゆっくり1貫ずつ目の前の皿に出てきて、どれも口に入れる度に息を飲むように絶句します。
ネタは生きのいいのをその場で捌いているので、何と言うか、基本的に全部口の中で溶けて行くような感覚です。
1貫1貫、けっこう時間をかけて出てくるので、食べる方も雑にならず、しっかり味わうようになる仕組みになっているのかと探ってしまいます。
と言うのも、こんなに美味しいって思うには、きっと素材だけでない店の雰囲気とかもろもろの要素があるに違いないと思います。

そんな疑いの感情が起こっても、結論としてこの世で本当に美味しいな〜って驚くものって「うまい寿司」なのではないか。

普段あまり好んで食べないくせに、最終的には肉のうまさより魚のうまさの方が上だとも思います。

その夜はもちろん母さんのおごりです。
ありがとう母さん。
きっといい思い出になります。





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