先週は毎日夜になると微熱が出て辛かった。
夜中に目が覚めて汗だくのシャツを取り替えてから寝床に入るとなかなか寝られないので、仕事の同僚から1年以上借りたまんまの漫画ファイブスター物語を読み始めました。
この漫画、マニアのあいだでは超有名な漫画なのですが、とにかく独りよがりの漫画なので読み進めていっても勝手な設定が次から次へと説明されぬままどんどん進んでいきます。
とりあえず覚えたのははガンダムでいうところのロボット、モビルスーツはモーターヘッドと言い、必ずファティマという人造人間のかわいい女の子とパイロットがペアで乗り込みます。
一度ペアになると何百年間も一緒に戦い続けるける事になります。
話はとにかく壮大で、はじめっから大風呂敷を無制限に広げているので、設定を理解して後から回収するのにすごく疲れます。
漫画の描き方として一番やっちゃいけないはじめの設定を延々と文章で言うというのも平気でダラダラとやります。
そして僕が子供の頃にはやっていて嫌いだった70〜80年代特有の突拍子もなく新しいものを青田買いのように我先にやろうとする無茶な感じがすごく出ています。
ほとんどの作品が自分の能力以上の事をやろうとして失敗するのですが、この作者永野護はどうやら描き続けたようです。
なんでもやりきったら本物になるんです。
ただこの話、1巻で物語の最後を描いているので、終わりはわかっているのです。
それなのに未だに終わっていないとか、、。
ついていこうとする人だけ楽しめればいいという天然記念物みたいな作品です。
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