連休中天気も良くて母さんと何となく父さんの墓参りに行ってみようかとなりました。
いつもお盆にしか行かないのですが、思えば墓参りはいつ来てもいいのです。
着いたら父さんの墓の周りだけ黄色い花が点々と咲いていた。
他の墓の周りには何もなく、本当に不思議な光景で天国のようにも見えた。
母さんは感激して、来てみるもんだねと何度も言った。
きっと今年はかなり暖かったので黄色い花もこの時期にポンポンと咲いたのでしょう。
父さんは昔このこじんまりとした墓場の入り口を見ては、こんなわけわからん所に埋められたくないな〜って言っていたのに、結局ここに入ったと母さんはよく笑い話でいいます。
でも自分が一生懸命生きた土地で骨を埋められるのは幸せな事だと思った。
翌日、ネコを病院に連れて行った後、父さんが生前可愛がっていたネコと会わせてやろうともう一度行ってみた。
ネコは何の反応も示さない。
目の前の黒い石に母さんが何やらずっと語りかけている。
来年も来てみようと思った。
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