2018年2月18日日曜日

初 冬キャン

お友達に去年から行こう行こうと計画されていた冬キャンプがとうとう実現した。
場所は苫小牧のアルテン。
ここは通年キャンプができる数少ないキャンプ場で有名なのです。
もちろん電源サイトを利用で冬季間は安く設定されています。



三人で二泊三日と初の冬キャンなのにハードルが少し高めで不安だったけど、振り返ってみれば特に何でもなかった。
お金は札幌から高速代やらガソリン代、食費、場所代など、もろもろぜんぶ合わせて一人1万円3千円くらいでした。
目一杯遊んだと思えば安いもんです。

天候にも恵まれていて、1日目は特に気温が高く、寒いは寒いのですが、起きているあいだは少し物足りなさを感じるくらいでした。
灯油ストーブ2台に電気カーペット、タワー型の電気ストーブ、ガス缶を使った小さいイワタニのストーブとガチガチの暖房装備だったので寒くないのは当たり前なんですが、と言ってもどこまで行ってもテントはテント。
友達のお値段も結構する最高のテントで過ごさせてもらったのですが、建物の壁とかではない所詮は布なので、温めても温めても外からの冷気に少しずつ侵食されているような感じでした。

夕方からはもう寒さで外には出ていられないので、ひたすらテントの中で鍋をほくほく食しつつ、浴びるように酒を飲むのです。
全ての感覚が普段のぬくぬくの生活より研ぎ澄まされているので、鍋もうまいし、酒もうまい。
特に灯油ストーブの上に鉄製のキャンプ専用コップをおいて沸かした熱燗は布一枚で隔てた白銀の世界では格別なものがありました。
おかげ次の日は二日酔いになってしまったが、冬キャンやるなら熱燗はマストだと思います。
歩いて3〜4分ほどの所にある風呂が600円払えば滞在中はいり放題なので、かなり重宝した。
1日目の朝と晩、2日目の朝と晩と計4回も入った。
後になるにつれて、サっとつかって、さっさっと終わらせる感じではいった。
おかげですごく清潔で、特に冬キャンは虫がいないし、汗もかかないので臭いというものに不快になることがなかった。

僕的にキャンプについてはソロキャンから徒歩キャンなど、細かく分類すればあらゆる事を試してきたが、冬キャンは最後の砦だった。

何でも始めのインパクトは強い。
大人になってからのキャンプもテントと寝袋だけで適当にやった初めてのキャンプが一番楽しかった。
冬キャンも二回目はきっと印象が弱まることだろう。
悲しいことにその濃密な遭遇を1回目はわかっていても、その貴重さをあまり気にしないで過ごしてしまう。



小学生の時に作ったかまくらを思い出した。
夕方になると寒くなってきて、暖を取ろうと中で何かを燃やしてえらい事になったのも思い出した。
そんなこっそりと秘密基地のような感じで、いくつになってもちょっと危険な事と楽しさは隣り合わせにあるものだ。

ざっくりいえばアウトドアとは大人の経済力でやる子供の遊びなのです。
余暇とお金、長いこと揃えてきた道具、当日の天気に精神と体の健康状態、これらがある程度安定したところまで達していないと味わえない実に贅沢な遊びです。

冬キャン、楽しいです。
ただし、ガチガチの暖房装備でやった場合に限ります。
暑さはある程度耐えれるけど、寒さは2秒で限界に達します。








4 件のコメント:

  1. ガラスペンはかせ2018年2月19日 13:22

    たのしそうですね〜、ぎゃくに子供の経済力で大人の遊びに手をだすのはきけんですね〜σ(^_^;)アセアセ...

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  2. そうですねー。
    大人の遊びはやるなら1点集中でお金をかけてやるほうが面白いですよね。
    キャンプは中でも経済的にすごく可愛いランクだと言えます。

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  3. ガラスペンはかせ2018年2月22日 16:01

    そうかもしれませんね〜、ガラスペンも良いですよ。

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  4. はかせには申し訳ないんですが、ガラスペンは母さんにあげてしまいました。
    全く使っている感じはないので、今度取り戻して来ます。

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