スチャダラパーもようやっと帰ってくれて小休止で会場が明るくなると、近くにいた女の子がイヤホンをしていたのに気づいた。
まさか、、聴いていなかったのか、、。
1時間あんなにスチャダラパーのおっさん達が動きまくって頑張ったのに、これが最近の子なのか、、、。
そんな切ないなんとも言えない気持ちでいた15分くらいの小休止のあと、待望のチャットモンチーの二人が出てきました。
別の意味になってしまうかも知れないけど、これが初の生チャット。
2階からは顔の表情まで見えなかったのですがすごく興奮した。

ドラムとギターという二人編成から新しくドラムとキーボードにそれぞれ男女二人ずつ入れての6人編成バンドという形になったようです。
チャットモンチーの売りはふざけた女の子バンドと思わせて、詩や曲、技術面においても全て本格的な物を見せてくれるギャップだと思います。
スチャダラパーのおかげで、1階スタンディングの客は大分開放的になっていました。
一曲目から盛り上がる盛り上がる。
チャットモンチーは徳島県から女の子3人で出来たバンドなんですが、ドラムの高橋久美子が何年か前に脱退して、残りの二人になってから抜けた彼女が書いた詩の曲はやっていなかったのです。
でも今回のライブでは彼女が書いた詩のシャングリラをやってくれたのはすごく嬉しかった。
これが一番売れたんだし、やっぱりやらないと損だと思う。
後日確認したら3人で写った最近の画像もあったので、どうやら少し和解していたようです。
と言ってもその一曲だけで後はほとんど二人のどちらかが書いた詩の曲と最新の曲だった。
今のチャットモンチーは生まれ変わって別の音を出していました。
明らかにまだ成長してる感じだったし、改めてリーダーの橋本絵莉子は底なしにすごいなぁって感じました。
座っていても結構な長丁場でかなり疲れた。
もうライブは立って見るなんて絶対無理だと思います。
最後はスチャダラパーと一緒にアンコールに応えて、ファンサービスがものすごかったです。
色んな仕掛けがあったし、しっかりエンターテイメントしてくれた。
これで5,000円は安いと思います。
と同時に1万3,000円したボブディランのおっさんにまたフツフツと怒りがこみ上げてきたのです。
ライブ後はグッズ売場が驚くほど激混みになっていました。
ボブディランの時のZEPP札幌とは比べ物にならない。
グッズはどれも可愛くてカッコイイ感じなんで飛ぶ様に次から次へと金がスタッフの手元に吸い込まれて行きます。
これはきっとツアー全体で億単位の売上げがあると思います。
僕ももう恥ずかしさなど全くなく、Tシャツとキャップ、あとタオルも欲しくなって長蛇の列に並びました。
1万円以内だったらいいかとフンフンと鼻息を荒くしていた。
後ろのカップルの男の方が「欲しいの全部買ったらバイト代が消えちゃうな〜、、」とぼやいてました。
横にいた明らかに今回つき合わされて来た彼女が呆れた声で「だったら買わなきゃいいのに、、」ってぼやいてた。
タオルだけやめました。
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