プリキュアと娘 2 からのつづきです。
なにかを買ってあげてここまでテンションがあがる娘もはじめてで、
ひみつのアッコちゃんのコンパクトから延々と続く
変身グッズの威力、思い知らされたものです。
しかし、ふと見るとなんか黙って静かになっていました。
もう1時間以上も遊んでいるんで飽きたのだろうと思い、
「もう終わりにしてごはん食べるよ…」
と言いかけたとき、
「ぜんっぜん、プリキュアになれない!!」
と大絶叫!
突風のような叫びに夫婦二人で顔を見合わせて、驚いたのですが、
申し訳ないけど、しばらく大笑い。
うん、そこまで本気になってくれたのなら、
せつなさとかわいさのホッコリポイントが我々に入ったので
5,300円の価値は十分にありました。
そのあとは「もう少しオネーチャンにならないとダメなのかもね」と
半分ウソとわかるような事を言ってごまかしました。
そして僕は3〜4歳くらいの時、
自分がウルトラマン・レオになろうとしたのを思い出した。
でもウルトラマンの場合、あんな巨大な生き物がいると思ってなかったし、
なってもあんな赤くブルンブルンな化け物になっても困るので、
ビビリながらただこぶしを空につきあげて「レオ〜!」って言っていた。
思いっきり純和風な顔の娘がどう逆立ちしたって、
あんなアニメのような女の子になれるわけないのだが、
一周まわって僕も思うのです。
思い込んでいい気持ちでいられるのなら、
それはそれで短い人生、いいんではないかと。
この歳でもなにかそこまで信じ込んでみれるようになりたいと思った。
結局なにかの物語を借り物でもいいから
自分で作らないと我々は生きていけないのです。
彼女の思いもそっと、壊さないように見守っていきたいと思います。
完
プリュキュアはガラスペンみたいでキラキラしててキレイですよね!
返信削除あ・・・私はプリキュア世代かどうかはナイショですヨ(〃⊃ω⊂〃)
コメントありがとうございます。
返信削除そうです。ガラスペンのようにキラキラしていて、
今のアニメの美しさに驚いています。
もし僕がプリキュア世代だったとしても
別の表現を使いたいです。